61. 2011年11月12日 12:27:05: n93KEP0Ii2
43>>47さん、59さんの言うとおりだよ、 最近の新聞みても、たとえば、毎日の記事だけれど >野田佳彦首相は11日夜、キッシンジャー元米国務長官と首相官邸で会談し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に向けて協議を開始する方針を伝えた。キッシンジャー氏は「米国は日本の交渉参加を求めていたから、喜ばしいことだ」と評価した。【中島和哉】43>>47さん、そんな認識で、TPPに賛成なのですか、 そうであれば、アメリカの思惑も認識せずに交渉に参加するなんて いいようにてだまにとられてしまいますよ。 日本の規制緩和は、年次改革要望書以来のアメリカの念願ということに 気がついてほしいものです。 オバマさんのねらいは、アメリカの輸出増、雇用創出、投資拡大などです。 アメリカの政治家なら当然の主張です。 そして、日本に対しては輸出抑制をせまってくるのもアメリカの 大統領ですから当然なのです。 毎日新聞に アメリカがなぜ日本の参加を希望するか、でていましたよ その第一は、なんとオバマ大統領の人気回復だそうですよ、 日本が参加すれば、アメリカの輸出が伸び、アメリカ人の雇用が拡大し、 規制緩和で日本への投資機会が増える、よいことばかりだから 大統領は、よく日本にアメリカの利益を守るためのTPPに 参加を表明させたということになるのですよ 外国の大統領の政治生命を守るために、我が国民の生命を危険にさらす TPPに参加するって、いったい、どこの首相でしょうかね、 60さんの交渉の考え方も一理あるのです。 しかし、今回のTPPでは、1対9で我が国に要求される内容ばかりです。 とくに農産物・畜産物はどの国も我が国への輸出をねらっています。 アメリカだけでなく、オーストラリアは100ha規模の農家です。 我が国の農業の大規模化で対抗し競争力をつけるという賛成派がいますが すでに農業基本法や土地改良法などを改正して ほ場整備事業など大規模化は進めてきているのですが 平地の少ない森林国日本ではどんなに大規模化しても1戸あたり2Haです。 農産物などは、土地の大小は決定的な差になりますから また大量生産もできるわけではないので アメリカやオーストラリアの大規模農業に対抗できるはずがないのです。 畜産も同様なのです。 そして日本の農業の衰退は、地域社会崩壊や環境破壊にもつながっていくのです。 国民健康保険の問題についても たとえば賛成派の福山某は、医療保険は交渉項目に入っていない だから、反対する山田先生、あなたはおかしいと NHKの公開討論会で、堂々と批判していましたね。 ところが、反対派が外務省に資料を請求したら、すでに 医療保険改革についての要望も来ているではないですか。 福山某は、それを知っていて、山田氏を批判したなら、とんでもないうそつきだし 知らないで、賛成しているなら、こんな男に 我が国民の利益になる交渉ができるはずもないことはわかるでしょう。 産経などが社説で「攻めの交渉で国益を守れ」なんていって TPPに賛成していることが、いかに間抜けな主張か気がつくでしょう。 交渉する中身を知らずして、どういう要求をしてくるかも知らずに また要求すべきものはなにかも持たずに、参加するって 言っているのですよ。間抜けというか、アホのきわみですね。 アメリカの要求は何か、 それに対して日本はこういうことをきちんと要求していく そのために参加するというのならわかるのです。 しかしながら ただただTPPバスに乗り遅れるな、 アメリカ大統領におぼえをよくしておきたい 具体策をもたずに国益を守るというだけの いまの野田政府は アメリカの利益のために日本の関税自主権と治外法権という国家主権を譲り渡す、 悪い言葉でいえば売国奴といっても過言ではありません。 自由貿易立国とTPPはイコールの関係ではないのです。 むしろ阻害要因にもなるのです。 TPPには、日本の最大の貿易相手国中国は入っていないのです。 またカナダもTPPから離れました。 結局、環太平洋といっても、 TPPはアメリカ配下のブロック経済協定といってもよいでしょう。 アメリカと韓国が結んだFTAの中身をみると アメリカは最恵国待遇も求めています。 TPPに参加して、アメリカに最恵国待遇を認めることになったら 日本が能動的に中国と独自に有利な協定を結ぼうと努力しても アメリカにも同様な利益を与えることになるから、 中国は日本と独自の貿易協定を結べなくなります。 つまり中国を中心としたアジアの成長力に期待することの 阻害要因にすらなるのです。 TPPは、我が国の独自性を滅ぼす麻薬です。 60さん、交渉はやってよい交渉とそうでないのとがあるのです。 日常的に日米貿易交渉は行われており、TPPにはいらなくても できているのです。 自由貿易もTPPに入らなくてもできているのです。 日本の関税率は先進諸国でもっとも低いレベルにまでなっているのです。 自由貿易賛成とTPP賛成はまったく意味するのもが違うのです。
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