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社内での言動癖が出るんだろうが、失礼ながら、米倉氏がとても礼節を弁えた人とは言えないような発言だ。
重要な国策について、“かくかくしかじかだからこうして欲しい”というのはわかるが、たんなる大企業経営者の寄り合いクラブの会長の「ノーだと言うのはあり得ない」といった傲岸なもの言いには驚くばかりだ。
国会議員のTPP反対の動きに関する「次の選挙で(農家などの)票を押さえたい人たちが中心」という発言も非礼極まるものだ。
TPPに慎重な姿勢を広言している365名もの国会議員が当選できるほどの農家人口は日本に存在していない。
兼業も含めても250万戸と言われている農家の票はせいぜい750万票程度だろうから、国民の多数派がTPP参加に賛成なら、逆に、慎重派のなかの多くの議員は票を失う破目になる。
このような厚顔無恥をさらす人を平気で会長に選んでいるくらいだから、日本経団連の素性がしれようというもんだ。
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「ノー」の結論あり得ない 経団連会長
経団連の米倉弘昌会長は7日の記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について「ノーだと言うのはあり得ない」と改めて強調した。与野党内に根強い反対意見については「次の選挙で(農家などの)票を押さえたい人たちが中心」と評した。農業問題は「TPPとは関係なく重要」と指摘。「経済界も(農業関係者らとの)連携プレーで未来の日本の農業を構築していきたい」と語った。
経団連は9日、全国農業協同組合中央会幹部らと懇談し、TPPや農業改革について意見交換する。
[日経新聞11月8日朝刊P.5]
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