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黄昏民主を象徴!? 西岡参院議長後任に「北沢前防衛相有力」の不毛
http://gendai.net/articles/view/syakai/133574
2011年11月8日 掲載 日刊ゲンダイ
対抗 直嶋元経産相は受ける気ナシ
国会議員在職42年、スッカラ菅批判など歯に衣着せぬ発言で知られた西岡武夫参院議長が5日亡くなり、民主党は後任選びにおおわらわだ。
最有力候補なのが北沢俊美前防衛相(73)と直嶋正行元経産相(66)。ともに当選4回のベテランで今は党の副代表だ。数日中に輿石東幹事長が結論を出すようだが、果たしてどちらを選ぶのか。
「『オレは菅の家庭教師』と言うほど菅首相ベッタリで、小沢批判をしていた北沢さんと輿石さんは犬猿の仲。内心は直嶋さんを議長にしたいでしょう。ただ、直嶋さんは年齢的にまだ若いし、政調会長を務めたように政策が大好き。大臣再登板に意欲を持っている。『上がりポスト』の議長を務めると普通は大臣をやれないので難色を示しているようです。仕方なく最後は北沢さんを選ばざるを得ないのではないかと党内でみられています」(参院中堅議員)
さらにこんな情報も漏れ伝わってくる。
「直嶋さんはトヨタ労組出身で自動車総連の組織内候補。円高対策やTPP参加に向けて動かなければいけない時に、公正中立な立場に就くことに総連が反対しているようです。議長の残りの任期は1年8カ月もある。直嶋さんは受けないでしょう」(党ベテラン職員)
どうやら消去法で北沢となりそうな気配だが、防衛相時代は官僚の言いなりでアメリカにベッタリ。スッカラ菅政権では、とことん延命に力を貸した男だ。
議長の仕事は本会議の進行、与野党の調整、宮中行事や政府式典への出席、外国議会との親善友好、ノーベル賞受賞者を国会に招いての祝意表明など幅広い。本来は誰もが「あの人なら」と納得する政治家が就くべきポストのはずだ。それなのに北沢が有力視されるのだから、民主党の人材難はどうしようもない。本当に腕を振るうことになるのか。
「北沢さんはもともと自民党の県議出身。国会初当選も自民党でした。その後、羽田元首相と行動を共にした政治家です。98年に民主党に移り、森喜朗首相や麻生太郎首相に問責決議案を出したとき、議場で賛成討論に立ち2人をボロクソにこき下ろした。いまだに自民党は根に持っていて“北沢議長案”には猛反対するでしょう。参議院はねじれており、野党の意向は聞かないといけない。野田首相も『公正中立な方に』と述べている。直嶋氏や他の議員への“差し替え”も十分あるでしょう」(政治ジャーナリスト・小谷洋之氏)
新議長の選出は14日だが、なんとも不毛な人選である。
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