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ヘルペスで苦しんだ西岡参院議長が漏らした“遺言”
http://gendai.net/articles/view/syakai/133553
2011年11月7日 掲載 日刊ゲンダイ
「野田は持たない」
今月5日、肺炎のため亡くなった西岡武夫・参院議長(享年75)。その死になによりも驚いているのは遺族だ。西岡氏とは長い付き合いで、訃報とともに議長公邸に駆けつけた政治解説者の篠原文也氏がこう言う。
「虎の門病院に入院したのが1週間前。でも、亡くなる前日まで、危篤とか、そんな状況ではなかったんです。それがいきなり。遺族は大変なショックでした」
西岡議長の直接の死因は肺炎だ。高齢だけに急に悪化したと思われるが、間接の死因は別だ。9月になってから口内のヘルペスに苦しみ、食事も喉を通らなかった。痛みで眠れない状態が続き、9月30日の参院本会議ではよろめいた。その後、「口内の帯状疱疹が十分回復せず、発声が聞き取りづらい状態」との理由で、10月の臨時国会開会冒頭から参院本会議を欠席した。口内帯状疱疹が西岡氏の体力を急速に奪ったのである。医学博士の米山公啓氏に聞いた。
「普通の口内炎とヘルペスによる帯状疱疹は違います。顔の感覚を脳に伝える三叉神経にヘルペスウイルスが感染し口内に帯状疱疹ができた場合、食事が喉を通らない、痛みで眠れないことはあります。適切な治療を受ければ、1カ月もかからず治りますが、西岡さんが肺炎を併発したのは、年齢的なこともあり、免疫力が低下していたのかもしれません。帯状疱疹のキッカケは、一般的にストレスといわれますが、それだけが原因ではありません。水疱瘡にかかったことのある人は、感染の可能性があります」
ところで、西岡氏は野田政権の行く末について“遺言”のようなセリフを残していた。10月に電話で見舞った篠原氏が野田政権の今後を聞くと、かすれた声でこんな答えが返ってきたという。
「代表選の演説が若い人の心を掴んだという人もいるが、ああいうのは一国のリーダーがスピーチに盛り込むべきものではない。この政権は早ければ年内までに行き詰まる。遅くても来春までにはどうにもならなくなる」
年内にはTPPや増税問題で大揺れになるし、来春の通常国会では消費増税法案に加えて、予算関連法(特例公債法)という難関が待ちかまえているからだ。西岡氏の“遺言”は当たりそうだ。
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