http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/774.html
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産経新聞が見た今回の「小沢公判」の軍配の見方。弘中弁護団は善戦している。
http://31634308.at.webry.info/201111/article_6.html
2011/11/06 22:18 かっちの言い分
11月1日の小沢裁判においては、石川議員が証人として臨み、自身の裁判でも述べなかった新事実を述べた。自身の裁判では、トンデモ登石裁判長の判決を無罪とするようなものではなかった。つまり、トンデモ登石裁判長が、西松建設から石川議員が5000万円をもらったとする認識を、石川議員が明確に翻す説明が出来なかったということである。もっとも、きちんと説明してもトンデモ登石裁判長の裁判前からもっていた刷り込み認識は、覆らないと思えるが。
いずれにしても、石川議員としても、自身の公判で述べたような話では、説得性がないと思ったのであろう。もっと本当のことを言わないと、小沢氏の裁判は勿論だが、自らの裁判もこのままではまずいと思ったと考えられる。だから、小沢事務所に4億円を取り行って台車で運んだこと、登記を翌年にずらしたのは樋高氏のアドバイスだなどの新事実を述べた。これらの公判発言は、百戦錬磨の弘中弁護団のアドバイスや証言の仕方などの指導があったのであろう。
今回の公判内容は、産経新聞が速記者を入れて、裁判官、証人、検事役、弁護団がどんなやり取りをしたかを詳細に報道した。他のマスコミは自社の勝手な思い込みで報道するので、そのまま内容を信じることは危険である。産経新聞は今まで小沢氏関係の記事は批判的であり、今回の小沢氏公判を以下のようなタイトルで報道しているのを見ると、検事役vs.弁護団の攻防がわかる。
敵意むき出しの大演説から入院、復活… 「小沢公判」攻防第1幕の軍配は?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/topics/affairs-14731-t1.htm
この記事のまとめとして、軍配役として、これまでの全公判を傍聴しているノンフィクションライターの森功氏の話を紹介している。その意見は「秘書の公判の時は、序盤で検察側が押しまくっていた印象だが、今回はそれほど優劣はついていないと思う」と話す。その上で、「指定弁護士の論理は組み立てがしっかりしていて、予定通り尋問を進められたのではないか」と、指定弁護士がやや有利と見る。
小沢氏を批判したい産経新聞が記事を依頼した森氏の話から判断すると、指定弁護士が「やや有利と見る」が「今回はそれほど優劣はついていないと思う」と書かれている。マスコミが小沢記事を報道するときは、辛く見る傾向から判断すると、今回の公判は弁護団が善戦したことがわかる。
今月の30日には、証人として大久保元秘書、池田元秘書、またFDを改竄し、大久保元秘書の検事調書を取った前田元検事も出廷する。いよいよ全容が明らかになってくる。弘中弁護団が加わってきて、明らかに公判の状況は変わってきた。
小沢氏判決の勝敗は弘中弁護団の肩にかかっている。
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