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テレビの国会中継で驚くこと 森、鳩山、菅もまだ議員を辞めない
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2011/11/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
--衆院議員席の最後列に自民では森喜朗、安倍、福田、民主では羽田、鳩山、菅、藤井などなど化石のような役立たずの老人たちが政治家ヅラして居並んでいるが、一体彼らにいくらの税金が使われているのか
これじゃあ、政治不信も当たり前だ。
NHKの国会中継は、おぞましい光景を映し出す。日本は老人を大事にする国である。お達者クラブは結構なことだ。しかし、衆院本会議の最後列に、首相までやった爺さんがズラリと並ぶ姿を見ると、うんざりしてしまう。
国会はヒマな老人が遊びに来るところじゃない。国策を議論する場だ。われわれの暮らしや日本の将来について考え、結論を出さなければならない。
そんな真剣勝負の舞台にそぐわない人たちが、一番後ろに腕組みして座っている。それが許されるこの国の政治に、国民は、いったい何を期待すればいいのか。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「首相を辞めた人は、『自分には、まだ役割がある』とかいって国会議員を続けますが、害になるだけです。彼らは、もう終わった人。バトンタッチ後は議会に居場所などありません。首相OBの独自政策が、のちの政権に反映されることはないのです。例えば、前首相の菅さんは太陽光パネルを広めようと言っていますが、現首相の野田さんは原発にゴーサインを出そうとしている。エネルギー政策のスタンスは正反対。こうなると出番はない。本人も自覚しているでしょう。首相を目指していたころのような野心もないし、モチベーションも低下しているはず。常識的な感覚の持ち主なら辞めますよ。議員ポストには限りがある。次代のリーダー候補に席を譲るべきです。それが日本のためになる。どうしても政治に関わりたいというのなら、政党の顧問にでもなって、アドバイザーを務めればいいのです」
◆菅は被災地、鳩山は沖縄を行脚しろ
居座りを続ける連中の顔ぶれを見ると、いずれも在任期間が短かった。森元首相や鳩山元首相、菅前首相は不人気のために引きずり降ろされたし、安倍元首相と福田元首相は無責任にも自分から放り出した。麻生元首相は選挙で負けて、有無を言わさず政権を明け渡している。戦後2番目の短命だった羽田元首相は少数与党で、不信任案の提出を受けて総辞職だ。
本人たちからすると不完全燃焼で未練が残ったのだろうが、要するに、みんな首相失格だったのである。再登板のチャンスをうかがっているのかもしれないが、まずあり得ないし、あってはならない。スッパリと政治家を辞めて当然なのだ。
森のようにキングメーカーになって国政を振り回すのは老害でしかない。実際、そのせいで自民党政権は迷走し、崩壊した。福田や羽田のように、世襲のタイミングを計りながら議員を続けるのもおかしい。国会はバスの待合室ではないだろう。
首相経験者は、めったに開かれない懲罰委員会などに所属するのが慣例だ。国会にいる意味はない。議員バッジは必要ナシだ。
「菅さんは退陣後にお遍路に出かけましたが、自分の足で回るのなら被災地でしょう。大震災への対応が批判されたときの首相経験者がやるべきは、東北を歩き、住民の声に耳を傾けることです。普天間問題をグチャグチャにした鳩山さんも、なぜ沖縄を行脚しないのか。国会にいる必要はありません。そんな普通の感覚がないから、どれだけ国益を損ねたとしても、だれも政治家を辞めようとしないのです」(政治評論家・浅川博忠氏)
まったくいい加減にしてもらいたい。
◆国庫から1億円超せしめる税金ドロボー
まあ百歩譲って、無償でやるというのならカワイイものだが、連中は大事な税金をせしめているのだから許せない。しかも、その金額はベラボーだ。
まず、国会議員の本給ともいうべき「議員歳費」が月額129万円(年間約1560万円)支給されている。これに年間635万円のボーナスが加わり、給料だけで年収はざっと2200万円。
このほか、「文書通信交通滞在費」が年間1200万円、「立法事務費」として所属会派に議員1人当たり月65万円(年間780万円)が別途支給される。いずれも使途報告義務のない、利用実態が不透明な“つかみガネ”だ。
ここまでで、議員1人のフトコロに入るカネは約4200万円。ほかにも、JR無料パスや無料航空券、格安の豪華宿舎、公用車など“オマケ”がズラリ。政党交付金や公設秘書の給与も含めると、議員1人につき年間1億1000万円以上の税金が使われていることになる。財政に余裕がないときにアホかと言いたくなるが、デタラメはそれだけではない。
「国会議員の最大の特権といわれた議員年金は06年に廃止されましたが、それ以前に支払った掛け金については、年金給付が継続されます。そのため、完全に議員年金が廃止されるのは40〜50年先になるといわれている。しかも、高すぎるといわれた給付水準の85%が支給される相変わらずの厚遇ぶりです。在職40年を超える森喜朗クラスだと毎年500万円以上が入ってくる。彼らは死ぬまで国会議員を辞めないつもりでしょうが、もし辞めても税金をしゃぶり尽くすわけです」(政界事情通)
◆欧米トップは第二の人生歩む
それにしても、こんな国は欧米先進国を見渡しても日本だけじゃないか。議員の給料にしたって、イギリスの下院で約970万円、アメリカの議員でも年間約1700万円である。日本の国会議員の給料が世界一高いというのは常識だ。
何より、欧米のトップは退陣後、議員も辞めて“第二の人生”を歩み出すことがほとんどなのだ。英国のブレアは首相を退いたと同時に議員も辞職したし、アメリカのブッシュも今は大統領図書館やシンクタンクで活動している。それなのに、この国では、いまだに化石のような役立たずの老人たちが政治家ヅラして居並んでいるのである。つくづくうんざりだ。
「かつては、首相を務め上げたら一丁あがりが多かったが、ここ数年の首相は粗製乱造された揚げ句、1年足らずで退陣しながら、政治家として居座っている。日本は異常です。鳩山元首相のように『議員を辞める』とまで言いながら、しがみついているケースもある。そもそも、首相として失敗した人たちが最後列でふんぞり返っているのだから、国民には余計に無駄に思えるし、見ていて腹が立つのです」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
国会議員になったら死ぬまで国民の税金で食い続ける一方で、国民には「カネがない。増税やむなし」と迫る。この国はあまりにアンフェアだ。
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