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お子ちゃま政治で日本はどこに行く?小沢氏の再登場しかない!
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2011/11/05 22:20 かっちの言い分
野田首相がG20で、11日までにTPP交渉参加を表明すると各紙で報道されている。所信演説では党内の意見をよく聞いてと述べ、ひたすらドジョウの如く土に潜って自分の考えを述べなかったが、外国に行くと急に本音を話し出す。日本の大臣としては超軽量級である安住大臣も、外国の会議で増税をすることを公言した。
野田首相もこの首脳会議で、2010年代半ばまでに消費税率を段階的に10%に引き上げると表明した。政府・民主党は社会保障と税の一体改革に伴う消費税増税を決めており、これを国際公約とした。この公約とは裏腹に、民主党の中では全く意思統一されていない。
しかし、国内で与野党がまだ消費税増税の議論も全然出来ていないのに、何故外国の首脳会議で増税を表明するのか。これは確信犯の行為で、国際公約することにより、もう国際公約したのだからやらざるを得ないのだと、国会を乗り越えよう考えている。姑息なやり方である。こういう悪知恵だけは働く。
田中真紀子氏は「TPPに飛び込んで入水自殺するのか。野田佳彦首相は国論を二分している実情では『今は入りません』と言うべきだ」と述べた。しかし、それも言えない。鳩山政権から菅政権になり、400人の民主党議員の内、自分を支持したグループ約200人の議員の中から選んだ議員だけを重用してから、急に主要な閣僚が小粒になり、野田内閣になってからさらに小粒になり、まるで大学生か社会人の新人が政治をやるようになった。これでは、米国に対して対等に意見を言えるはずがない。一昨年の夏に民主党に投票した有権者は、こんな民主党になるとは誰が想像しただろうか。
今の政権は、毎日の政治を最低限こなすのに精一杯という感じで、何か後世に残すような改革をしようなどということは夢のまた夢。ただ米国の言うがまま、ただ何の知恵もない増税という金のなる小槌を持ちたいというだけとなった。
小沢一郎氏のように、黙っていれば最年少の首相にもなれた地位を投げ打ち、日本の政治を変えたいと新党を立ち上げた政治理念は、野田首相には全く感じられない。このままだと日本はどこに連れて行かれるかわからない。今の野田首相は、日々官僚が書いた答弁書から目も離さず読むことで精一杯である。こんな政治情勢では、小沢氏に登場願うしかない。小沢氏は、政治の経験や命を掛けると言った。野田首相とは信念が違う。
小沢氏は自身の公判で完全に足かせを嵌められ、身動きが出来ない。来春に判決が出るが、検察権力と共同歩調の今の裁判所に対しては、正直言って不信の塊になっている。したがって、全く楽観視していない。弘中弁護団の頑張りで、裁判官に無罪の心証を与えないと厳しいと考えている。なぜなら、今の裁判官は最高裁事務局が何らかの意図をもって小沢裁判に選んだ人物だからである。
TPP参加が決まれば、民主党の山田前農相は有志と離党すると述べている。武士に二言はないが如く、政治家には二言はないと願いたい。今の民主党にいても総選挙では大負けして芽はない。民主党を壊すしかない。
小沢氏もオリジナル民主党のお子ちゃま政治家と決別して、政界再編の芽となり、もう一度「生活第一」の日本の政治を立ち上げてほしい。
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