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BBC “マルクスは資本主義については正しかった”  「Internet Zone::WordPressでBlog生活」
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投稿者 AAA+ 日時 2011 年 11 月 05 日 22:17:00: HRvoVvuTAqkVc
 


http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2011/11/05185219/#more-18629

Internet Zone::WordPressでBlog生活
マルクス経済学と科学的社会主義の勉強をしながら、コンサートや本、映画の感想などを書き込んでいます。

BBC “マルクスは資本主義については正しかった”
2011/11/05 18:52:19
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かなり古い話題ですが、イギリスのBBC放送が、9月3日、A Point of View: The revolution of capitalism(視点・資本主義の革命)という記事を載せています。「カール・マルクスは共産主義については間違っていたが、資本主義の大部分については正しかった」、資本主義は金融危機によって資本主義自身の社会的基盤である中産階級を破壊している、という話です。

BBC News – A Point of View: The revolution of capitalism


ヘッポコ訳を載せました。

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視点:資本主義の革命

[BBC 2011年9月3日]


 カール・マルクスは共産主義については間違っていたが、資本主義の大部分については正しかった、とジョン・グレイは書いている。
 金融危機の副作用として、ますます多くの人々がカール・マルクスは正しかったと考え始めている。19世紀の偉大なドイツ人哲学者、経済学者であり革命家は、資本主義は根本的に不安定であると信じた。
 資本主義には、より大きなブームと破滅を作り出す傾向がビルトインされており、長期的には自分自身を破壊するにちがいないというのだ。
 マルクスは、資本主義の自滅を歓迎した。彼は、大衆的な革命が起こり、より生産的ではるかに人間的な共産主義システムを実現すると確信していた。
 マルクスは、共産主義については間違っていた。彼が予言的に正しかったのは、資本主義の革命のとらえ方においてだった。彼は、資本主義固有の不安定性を理解しただけではない――もちろん、この点で彼は、当時の、また現在の大多数の経済学者よりも鋭かったのだが。
 もっと深くマルクスが理解したのは、どのようにして資本主義が自分自身の社会的基盤――中産階級 the middle-class の生活様式――を破壊するか、ということだった。ブルジョアジーとプロレタリアというマルクス主義者の用語は古い響きをもっている。
 しかし、資本主義は中産階級を当時の厳しく抑圧された労働者の不安定な存在に似た状態におとしいれるとマルクスが主張するとき、彼は、われわれの生活の変化を予測していた。それは、いまわれわれが立ち向かっているものだ。
 彼は、資本主義を、歴史上もっとも革命的な経済システムとして描き出した。資本主義がそれ以前の経済システムと根本的に違っていることは疑い得ない。
 狩猟・採取民は、何千年もその生活を守り続け、奴隷は長期にわたって耕し、封建社会は何世紀も続いた。反対に、資本主義は、それが触れるものすべてを変化させる。
 資本主義は、絶えず変化するだけではない。企業と産業は、革新の絶えざる流れのなかで創造され破壊され、その一方で、人間関係は解体され新しい形態で再現する。
 資本主義は、創造的破壊のプロセスとして描かれてきた。資本主義が驚くほど生産的であったことは誰も否定できない。実際、現在のイギリスに暮らす誰もが、資本主義が存在しなかった場合に受け取っていたであろう収入よりも多くの収入を得ている。


否定的な帰結

 問題は、プロセスの中で破壊されてきたさまざまなもののなかで、資本主義が過去において依拠した生活様式を破壊してきたことだ。
 資本主義の擁護者たちは、次のように主張する。資本主義はあらゆる人に利益を提供するが、それは、マルクスの時代にはブルジョアジー――資本を所有し、生活において適切な水準の安全と自由を享受した安定した中産階級――だけが享受したものだ、と。
 19世紀資本主義においては、大多数の人々は何も持たなかった。彼らは、自分の労働を売って生活した。市場が低迷すると、彼らは厳しい生活に直面した。しかし、資本主義が発展するにつれて、ますます多くの人々がそこから利益を手にすることができるようになるだろう――資本主義擁護者たちはそう言う。
 誇るべきキャリアは、もはや、少数の特権ではなくなるだろう。もはや人々は、毎月毎月、不安定な賃金で苦労して生活することはないだろう。貯蓄、自身が所有する家屋および相当な年金によって保護され、彼らは、懸念なしに生活設計することができるだろう。民主主義および富の拡張とともに、誰かがブルジョア的生活から締め出される必要はなくなる。誰もが中産階級になれるのだ。
 実際には、イギリスやアメリカ、その他の先進国では、過去2、30年間にわたって、反対のことが起こっている。仕事の安定は存在しない。過去の職業や専門は、ほとんど消えうせて、生涯にわたるキャリアというものはほとんど記憶でしかない。
 もし人々がなんらかの富をもっているとすれば、それは家の中にあるが、住宅価格はつねに上昇するわけではない。いまのように信用がタイトなときには、彼らは数年間にわたって停滞するだろう。快適に暮らすことのできる年金をあてにできる人はますます少数派になっており、多くは十分な貯蓄を持ってはいない。
 ますます多くの人々が、将来のことをほとんど考えることもなく、その日暮しをしている。中産階級の人々は、彼らの生活が秩序正しく展開すると考えたものだった。しかし、人生を、最後から一つずつ昇っていくステージの連続とみなすことは、もはや不可能だ。
 創造的破壊のプロセスのなかで、梯子は外されてしまい、ますます多くの人たちにとって、中産階級であることは、もはや人生の目標にさえならなくなっている。


リスクを負わされる人

 資本主義が発展するのにつれて、それは大多数の人々を、マルクスの言うプロレタリア階級の不安定な存在の新バージョンへと追い返した。現在の収入ははるかに高いし、ある程度は、戦後の福祉国家の名残によって衝撃から守られてもいる。
 しかし、われわれは自分の人生コースをほとんど効果的にコントロールしてはいない。われわれは不安定さのなかで生活しなければならず、その不安定さは、金融危機に対処するためにとられた政策によって悪化させられている。物価上昇のもとでのゼロ金利は、あなたのカネにマイナスの報酬をもたらし、やがてあなたの資産を腐らせるということだ。
 多くの若者の状況はもっと悪い。必要なスキルを身につけるためには、あなたは、借金を背負わなければならない。いくつかの点から、あなたは貯蓄に努めるように再訓練されなければならないだろう。しかし、もし出発点から借金を背負っていたら、貯蓄は、あなたにできる最後のことだ。何歳であれ、今日、大多数の人々が直面している可能性は、不安定な生活である。
 資本主義は、人々からブルジョア的生活の安全を奪い取るのと同時に、ブルジョア的生活を送ってきたようなタイプの人々を絶滅させてきた。1980年代には、ビクトリア朝的価値観のことがしきりに言われた。そして、自由市場の促進者たちは、それがわれわれを過去の健全な美徳に連れ戻すだろうと主張したものだった。
 多くの人々にとって、たとえば女性や貧困者にとって、これらビクトリア朝的価値観は、彼らの効果においてほとんど無意味なものになっただろう。しかし、より大きな事実は、自由市場がブルジョア的生活を支えた美徳を掘り崩す働きをすることだ。
 貯蓄が融けてなくなってゆくとき、質素倹約は、破滅への道になるかもしれない。たくさん借金をして、破産宣告することを恐れない人こそが生き残り、成功へむかうのだ。
 市場の力によって持続的に変化させられる社会では、伝統的価値観は上手く機能せず、それによって生活しようとする人は誰もがガラクタの山にたどり着く恐れがある。


莫大な富

 市場が人生のすべての曲がり角に浸透した未来を展望して、マルクスは、「共産党宣言」で、「すべての固定したものは消え去る」と書いた。ビクトリア朝初期――「宣言」は1848年に出版された――のイングランドに生活する者にとっては、これは、驚くほど遠くまで見通した観察だった。
 当時、マルクスが生活した社会の周縁部以上に固定的に見えたものはなかった。一世紀半ののち、われわれは、われわれ自身が、彼が予告した世界にいることを発見する。そこは、あらゆる人の生活が暫定的で一時的であり、いつでも突然の破滅が起こりうる世界だ。
 ごくわずかな人々だけが莫大な富を蓄積してきたが、それははかない、たいていは幽霊のような性質をもっている。ビクトリア朝時代には、とてつもない富者は、自分たちのおカネをどう投資するかという点で保守的でありたければ、くつろいでそうすることもできた。ディケンズの小説の主人公たちは、最終的には、遺産を手に入れ、その後は永久に何もしない。
 今日、安息地はどこにも存在しない。市場の急激な変動は、わずか数年後であれ、何が価値を持っているか知ることができないほどだ。
 このような永久に休息することのない状態は、資本主義の永続革命であり、資本主義は、現実的に考えられる限りのどんな未来にわれわれを連れてゆこうとしているのかと考える。
 通貨と政府は、われわれがずっと安全だと思ってきた金融システムのさまざまな部分と一緒に、ほとんど破滅しかかっている。たった3年前に世界経済を凍りつかせる恐れのあったリスクは、手つかずのままだ。リスクは国家にしわ寄せされただけだ。
 政治家たちが、赤字を抑制する必要について何を言っても、負債は返済できないほどのスケールで膨れ上がっている。 それらが膨れ上がるプロセスは、多くの人々にとって痛みをともない、多くの人々が貧しくなるプロセスと結びついている。
 結果は、非常に大きなスケールで激動が起こるという以上のものでしかありえない。しかし、 それは世界の終わりではないだろう。あるいは資本主義の終わりでさえないだろう。何が起ころうと、われわれは、依然として、市場がときはなってきた マーキュリー(商業の神様)のエネルギーとともに 生きてゆくしかないだろう。
 資本主義は、革命に導いてきたが、それはマルクスが期待したような革命ではない。燃えるようなドイツ人思想家はブルジョア的生活を嫌い、共産主義がそれを破壊することを期待した。そして、彼が予測したとおり、ブルジョア的世界は破壊された。
 しかし、共産主義に席を譲ったのではない。資本主義がブルジョアジーを殺してしまったのだ。


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A Point of View: The revolution of capitalismComments

[BBC News:3 September 2011 Last updated at 23:27 GMT]

Karl Marx may have been wrong about communism but he was right about much of capitalism, John Gray writes.

As a side-effect of the financial crisis, more and more people are starting to think Karl Marx was right. The great 19th Century German philosopher, economist and revolutionary believed that capitalism was radically unstable.

It had a built-in tendency to produce ever larger booms and busts, and over the longer term it was bound to destroy itself.

Marx welcomed capitalism’s self-destruction. He was confident that a popular revolution would occur and bring a communist system into being that would be more productive and far more humane.

Marx was wrong about communism. Where he was prophetically right was in his grasp of the revolution of capitalism. It’s not just capitalism’s endemic instability that he understood, though in this regard he was far more perceptive than most economists in his day and ours.

More profoundly, Marx understood how capitalism destroys its own social base – the middle-class way of life. The Marxist terminology of bourgeois and proletarian has an archaic ring.

But when he argued that capitalism would plunge the middle classes into something like the precarious existence of the hard-pressed workers of his time, Marx anticipated a change in the way we live that we’re only now struggling to cope with.

He viewed capitalism as the most revolutionary economic system in history, and there can be no doubt that it differs radically from those of previous times.

Hunter-gatherers persisted in their way of life for thousands of years, slave cultures for almost as long and feudal societies for many centuries. In contrast, capitalism transforms everything it touches.

It’s not just brands that are constantly changing. Companies and industries are created and destroyed in an incessant stream of innovation, while human relationships are dissolved and reinvented in novel forms.

Capitalism has been described as a process of creative destruction, and no-one can deny that it has been prodigiously productive. Practically anyone who is alive in Britain today has a higher real income than they would have had if capitalism had never existed.

Negative return

The trouble is that among the things that have been destroyed in the process is the way of life on which capitalism in the past depended.

Defenders of capitalism argue that it offers to everyone the benefits that in Marx’s time were enjoyed only by the bourgeoisie, the settled middle class that owned capital and had a reasonable level of security and freedom in their lives.

In 19th Century capitalism most people had nothing. They lived by selling their labour and when markets turned down they faced hard times. But as capitalism evolves, its defenders say, an increasing number of people will be able to benefit from it.

Fulfilling careers will no longer be the prerogative of a few. No more will people struggle from month to month to live on an insecure wage. Protected by savings, a house they own and a decent pension, they will be able to plan their lives without fear. With the growth of democracy and the spread of wealth, no-one need be shut out from the bourgeois life. Everybody can be middle class.

In fact, in Britain, the US and many other developed countries over the past 20 or 30 years, the opposite has been happening. Job security doesn’t exist, the trades and professions of the past have largely gone and life-long careers are barely memories.

If people have any wealth it’s in their houses, but house prices don’t always increase. When credit is tight as it is now, they can be stagnant for years. A dwindling minority can count on a pension on which they could comfortably live, and not many have significant savings.

More and more people live from day to day, with little idea of what the future may bring. Middle-class people used to think their lives unfolded in an orderly progression. But it’s no longer possible to look at life as a succession of stages in which each is a step up from the last.

In the process of creative destruction the ladder has been kicked away and for increasing numbers of people a middle-class existence is no longer even an aspiration.


Risk takers

As capitalism has advanced it has returned most people to a new version of the precarious existence of Marx’s proles. Our incomes are far higher and in some degree we’re cushioned against shocks by what remains of the post-war welfare state.

But we have very little effective control over the course of our lives, and the uncertainty in which we must live is being worsened by policies devised to deal with the financial crisis. Zero interest rates alongside rising prices means you’re getting a negative return on your money and over time your capital is being eroded.

The situation of many younger people is even worse. In order to acquire the skills you need, you’ll have to go into debt. Since at some point you’ll have to retrain you should try to save, but if you’re indebted from the start that’s the last thing you’ll be able to do. Whatever their age, the prospect facing most people today is a lifetime of insecurity.

At the same time as it has stripped people of the security of bourgeois life, capitalism has made the type of person that lived the bourgeois life obsolete. In the 1980s there was much talk of Victorian values, and promoters of the free market used to argue that it would bring us back to the wholesome virtues of the past.

For many, women and the poor for example, these Victorian values could be pretty stultifying in their effects. But the larger fact is that the free market works to undermine the virtues that maintain the bourgeois life.

When savings are melting away being thrifty can be the road to ruin. It’s the person who borrows heavily and isn’t afraid to declare bankruptcy that survives and goes on to prosper.

When the labour market is highly mobile it’s not those who stick dutifully to their task that succeed, it’s people who are always ready to try something new that looks more promising.

In a society that is being continuously transformed by market forces, traditional values are dysfunctional and anyone who tries to live by them risks ending up on the scrapheap.

Vast wealth

Looking to a future in which the market permeates every corner of life, Marx wrote in The Communist Manifesto: “Everything that is solid melts into air”. For someone living in early Victorian England – the Manifesto was published in 1848 – it was an astonishingly far-seeing observation.

At the time nothing seemed more solid than the society on the margins of which Marx lived. A century and a half later we find ourselves in the world he anticipated, where everyone’s life is experimental and provisional, and sudden ruin can happen at any time.

A tiny few have accumulated vast wealth but even that has an evanescent, almost ghostly quality. In Victorian times the seriously rich could afford to relax provided they were conservative in how they invested their money. When the heroes of Dickens’ novels finally come into their inheritance, they do nothing forever after.

Today there is no haven of security. The gyrations of the market are such that no-one can know what will have value even a few years ahead.

This state of perpetual unrest is the permanent revolution of capitalism and I think it’s going to be with us in any future that’s realistically imaginable. We’re only part of the way through a financial crisis that will turn many more things upside down.

Currencies and governments are likely to go under, along with parts of the financial system we believed had been made safe. The risks that threatened to freeze the world economy only three years ago haven’t been dealt with. They’ve simply been shifted to states.

Whatever politicians may tell us about the need to curb the deficit, debts on the scale that have been run up can’t be repaid. Almost certainly they will be inflated away – a process that is bound to be painful and impoverishing for many.

The result can only be further upheaval, on an even bigger scale. But it won’t be the end of the world, or even of capitalism. Whatever happens, we’re still going to have to learn to live with the mercurial energy that the market has released.

Capitalism has led to a revolution but not the one that Marx expected. The fiery German thinker hated the bourgeois life and looked to communism to destroy it. And just as he predicted, the bourgeois world has been destroyed.

But it wasn’t communism that did the deed. It’s capitalism that has killed off the bourgeoisie.


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この手の話でよく言われることですが、マルクスは共産主義については正しくなかったというのは、マルクスをまったく読んでいない意見です。マルクス自身は、社会主義・共産主義の社会はこんなふうにすればうまくいく、と言った未来社会の青写真づくりを意識的にやらなかったからです。未来社会がどんな社会になるかは未来が決めること。だからマルクスは、未来社会については、生産手段を社会の手に移すこと、そのもとで生産力を高め労働時間を抜本的に短縮し、個々人の能力、可能性を存分にのばせる社会をつくること。そういう基本的な見通しを明らかにしているだけです。

最後に、毎度のくり返しですが、ヘッポコ訳ですので、転載・紹介される場合には、ご自分で英文にあたって訳文をお確かめください。訳文が間違っていても、私は責任を持ちません。なお、とんでもない勘違いをしている場合は、ぜひこっそりとご教授ください。m(_’_)m


 

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コメント
 
01. 2011年11月05日 22:47:38: FdKUqg62O2

 *** 愛の愛は愛の マルクスの資本論 と 消費税 ***

 
 人類の経済活動は 「善意」で動く    by  愛

 ===

 消費税の基本は 「善意」 である   強制的に徴収される「善意」である

 5%の消費税なら

 100円の商品価値 + 5円の消費税 = 100円の商品価値 + 5円のダダ働き

 = 100円の商品価値 + 5円の善意   となる

 ===

 北欧の 消費税が高い国々では  100円の商品価値 + 50円の善意 となり

 北欧では 善意のあふれた  善意に満ちた 国々となっている

 

 マルクスの資本論では  資本家は 労働者から 搾取すると言う

 トヨタの工場では  労働者が車を作っている 

 労働者は 時給 1000円で働くが  出来上がった車は 時給 2000円として

 販売される

 商品価値 2000円 = 労働者の賃金 1000円 + 搾取された賃金 1000円

 = 労働者の賃金 1000円 + タダ働きの 1000円   となる

 = 労働者の賃金 1000円 + 善意 1000円 なのだ

 ===

 資本主義は 共産主義よりも 労働者に 強制的な 善意の労働をさせて

 その 善意という 富を搾取する

 ===

 マルクスが 説いているのは 生産現場で 富(善意)が作られるということで

 それ以外の 金融 保険 流通などは 富を 食いつぶす とされている

 ===
 
 現在の 新資本主義経済では まさに 金融が 人々の作った 善意を 食い散らかす

 ===

 

 

 政治の役割は 富の配分であるのだから 政治は 人々の善意を 人々に配る

 役割を演じなければならない

 ===

 消費税 と マルクスの資本論で 大いに 集められた 大量の善意が

 国中に まんべんなく 善意を欲する 人々に届けられる仕組みが

 良い政治の 基本だ
 


02. 2011年11月05日 22:47:48: d07iybJkXA
太田出版から赤本(赤い装丁の本)の共産主義者宣言(共産党宣言を党でなく人間個人の集まりパーティーとして読み込む意として)が出たのはソ連解体後もはや共産主義が地に堕ちた後のことだった。
時代はバブルがはじけた90年初期だったか。柄谷行人があとがきで解説を書いていてずいぶん刺激的な本だった。
今だからこそ読む価値があると思う。
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%AE%A3%E8%A8%80-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4872331397

03. 2011年11月05日 23:07:16: FdKUqg62O2

 *** 愛の愛は愛の 消費税 ***


 消費税とは いかなるものなのだろうか??

 いま ここに 100円の価値のものがあるとする 仮に 消費税 50円だとすると

 それを買おうとするならば 150円 払わなければならないわけで

 150円払うには 150円 働かなければならないのだ 

 これが 日本のように 消費税 5円なら  100円のものを買うのに

 105円働けばよいことになる 

 ===

 50円 と 5円 の差が 北欧と日本の差 なのだ

 北欧の人たちは 日本人よりも 45円 多く働かされる

 ===

 そこで ちょっと 考えてほしい 

 働ける人と 働けない人が いるわけだ 働けない人を 弱者という

 弱者とは   子供 老人 妊婦 病人 などだ

 健康な人は 働ける人 なのだが  消費税が高ければ 

 働ける人は 一生懸命 働かされるのである

 ===

 古来から 日本人は

 1. 親に孝行しろ

 2. 子供を立派に育てろ

 3. 妊婦には 優しく

 って 言わなかったのだろうか???

 ===

 私には 消費税 が 道徳 とおなじみ見える
  


04. 2011年11月05日 23:11:37: OIxNYWfJog
マルクスは遠い昔に忘れちゃった。

生産手段を国家が保有し、国家が雇用する形では、上手く行かないのは証明された事実ですよね。

資本を国家が保有し、民間に貸し出し、会社民主主義(会社を民主主義で運営する)みたいな体制が理想的だと思うんだけど、民主主義で上手く運営されるとも限らない。
まあ、理想というのは遠い彼方にあるものですね。

ところでマルクスは市場経済が持つ、本源的な不公正についてはどう考えていたのでしょう???


05. 2011年11月06日 07:17:38: FdKUqg62O2

 *** 愛の愛は愛の 資本主義 + 政治 ***


 人々の好むものを生産することが 企業の役目で 企業は利潤追求だから

 マルクスの資本論により 労働者は搾取される 

 これだと マルクスの資本論に書いてあるとうりの 社会が破壊されて

 弱者が出てくる

 これに対して 政治は 資本家から 金を税金で徴収して 弱者にばらまく

 ===

 資本主義によって  ↑向きの金の流れができて  政治によって ↓向きの

 金の流れができれば バランスするわけです
 
 ===

 消費税にしても 資本論にしても   労働(生産)が大事であることを

 教えています

 労働 = 善意   

 労働なき善意は 似善である    by 愛
 


06. 2011年11月06日 07:39:19: SZlt5FnUp2
かつて、自民党が与党であったころ、反動的要因からか義務と権利などといっていたが、金銭的な意味では単式簿記の発想ではそうなっていないのではないか。

07. 2011年11月06日 09:45:11: v9I0GzB2Vc
資本の論理だけで経済を運営し資本側が暴走することにより資本が利益を求めて活動しても生産手段を持たない労働者、土地を持たない人々にとっては生活は困窮するばかり。

この部分は当然ながら正しい。冷静終結により社会主義のアンチテーゼがなくなったことにより市場原理主義の暴走が始まった。

ただ社会主義、共産主義が解決策でないことはいうまでもない。


08. 2011年11月06日 10:11:50: bQDsJffDvU
、マルクスをまったく読んでいないと「マルクスは共産主義については正しくなかった」と、思うそうだ。

マルクスを間違って解釈すると「一般党員の貧困を見ぬ振りして、どこぞの豪華山荘で料理人、お手伝いさんつきで過ごすことに何の罪悪感も感じなくなる」

マルクスを間違って解釈すると「選挙で連敗を重ねても、すべて下級党員のせいにして、幹部の地位に執着することに何の罪悪感も感じなくなる」

マルクスを間違って解釈すると「面白くもなんともない機関紙を下級党員の尻を叩いて拡張販売させることに何の罪悪感も感じなくなる」

以下は参考記事:http://kinpy.livedoor.biz/archives/51975859.html#comments

2011年11月05日20:28 カテゴリ10月党拡大、日刊紙微減、日曜版微増ということで党活動実績が発表された

赤旗拡大は
日刊紙45部減、日曜版408部増。日刊紙に注力して日曜版拡大の手抜きを中央から怒られた党組織が日曜版にも力を割き始めたからこうなったのだろう。

それと11月中に四中総がある。この四中総で部数を減らした都道県委員長は針のむしろに座ることになるので、懸命に数字を作ったとの説もある。

しかし850人も入党決意者があるのに日刊紙減紙とは・・・入党決意者は原則日刊紙はとっているはずなんだけどねぇ・・・

%%%%%


09. 天橋立の愚痴人間 2011年11月06日 12:55:17: l4kCIkFZHQm9g : M1dRyg1AKE
人間の生活にとって経済は大きな分野を占める。
だが、経済を論じるだけでは人間の人生を語れない。

それは各人がその人生のなかで体験しているもの。
その人間の性(サガ)は、古代から呪術、宗教、哲学という精神史を創ってきた。
科学技術の発達も人間の行動を語る要素でなければならない。

なるほど、マルクスが指摘している資本主義の矛盾は、全く的を得ていると思うが、それは決して経済の仕組みのみからの結論ではない。

総合された人間の営みから判断されたものである。
それに比べて、資本論に基づく共産主義の有り様については、資本主義社会が持つ負の要素への反論より述べることなく、共産主義社会が抱合する負の要素に触れることを避けている。

ソビエト、東欧の共産主義国家が70年にして崩壊したのは、まさに、この理由である。
大概のマスクス礼賛者は、マルクスの文献の検証で評価したいようだが、そのこと自体が間違っている。

マルクスに深く入るならば、それ以前に、宗教、哲学、心理学、文化人類学、科学を十分に検証し、マルクス共産主義に身を委ねることが可能か、否かを判断した上で研究することである。


10. 2011年11月06日 16:37:20: Lx0nrnmLY2
共産主義も資本主義もどちらもダメ

運営する人間の質で成否が決まる共産主義と資本主義

傲慢が人間が運営に参加すればどちらも崩れる。

共産主義と資本主義が並立していた、1950〜1980年の30年は社会主義が底辺を救っていた。
共産主義が資本主義の軍略に破れるとたちまち混乱が始まり
資本主義は底辺の民を増加させ購買力を低下させ、資本主義の悪が蔓延った。

人間を地球から大量消滅させて、アフリカ、ブラジルの原始人に地球を返せ。

地球のヒト族を厭う動植物代表より


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