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西岡武夫参議院議長死去
11月5日8時16分
西岡武夫参議院議長が、5日未明、東京都内の病院で、肺炎のため亡くなりました。75歳でした。
西岡氏は、昭和11年、衆議院議員などを務めた父親と、参議院議員を務めた母親との長男として長崎市で生まれました。昭和38年の衆議院選挙に無所属で立候補して27歳の若さで初当選し、その後、自民党に入りましたが、昭和51年には、ロッキード事件を受けて保守政治の刷新を目指し、田川元自治大臣や、河野前衆議院議長らとともに、「新自由クラブ」を結成しました。その後、再び、自民党に戻りますが、小沢一郎・民主党元代表らとともに新進党や自由党の結党に参加するなど、行動をともにしてきました。この間、衆議院議員を11期務め、自民党時代の昭和63年に、竹下改造内閣で文部大臣として初入閣したほか、党の総務会長などを歴任しました。平成13年には、自由党から比例代表で参議院議員に当選し、去年7月の臨時国会では、参議院議長に選出されました。西岡氏は、参議院議長の立場で、当時の菅総理大臣の政権運営を、「すべてが思いつきで国家に対する哲学すらない」などと批判するなど、歯に衣着せぬ物言いでも知られました。しかし、口の中に帯状ほうしんができるなどして体調を崩し、今の臨時国会冒頭から参議院本会議や開会式を欠席しており、5日未明、東京都内の病院で、肺炎のため亡くなりました。
民主党の輿石幹事長は、NHKの取材に対し、「ただただ、驚くばかりで、残念で悔しい。西岡氏は、常に今の政治のことを気にかけており、尊敬する先輩政治家だった」と述べました。社民党の福島党首は、NHKの取材に対し、「あまりに突然のことで驚いている。西岡議長は、参議院の選挙制度改革に熱心に取り組み、情熱を燃やしていた。志半ばで亡くなったのは、本人も心残りだろうし、残念だ」と述べました。
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