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[年金減額シミュレーショ] 70歳支給 夫婦で1620万円パーだけで済むのか
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2011/11/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
タンス預金並みの給付倍率だが…
厚生年金の支給開始年齢引き上げ。国民の怒り爆発に小宮山厚労相はいったん引っ込めたが、厚労役人はヤル気満々だ。実現されたら大損し、悲惨な老後が待っている。
現行の65歳支給開始が68〜70歳に先延ばしされると、どれくらいのカネを取り損ねるのか。ファイナンシャル・プランナーの八ツ井慶子氏(家計の見直し相談センター)に、具体的に試算してもらった。
モデルケースは、サラリーマンの夫(45)と専業主婦の妻(42)。保険料を40年間満額納め、夫は男性の平均寿命の79歳、妻も女性の平均寿命の86歳まで生きる設定だ。妻は30歳で専業主婦になるまで平均月収25万円を稼いでいたとしている。ここでいう平均月収は、サラリーマン時代の平均年収の12分の1の額。大卒であれば37歳、高卒は47歳時の収入が目安になる。
「支給開始年齢が一気に70歳まで引き上げられれば、夫婦の総受給額は3割もカットされてしまいます。平均月収60万円のサラリーマン家庭では、1620万円も減額になる。ヒドい話です」(八ツ井氏)
厚労省による財政検証の平均モデルを見ると、現在70歳の厚生年金受給者の場合、保険料の支払総額は1800万円(労使合計)。60歳時点の平均余命までに総額5500万円を支給され、年金給付倍率は3・05倍と悪くない。
それが55歳になると、3400万円の支払いに対し、受給額は5600万円で、1・64倍に落ち込む。45歳では保険料5400万円で、受給額は7100万円になり、1・31倍。70歳に先送りされたら、定期預金に毛が生えた程度にしかならない。 そもそも、大ナタをふるわなければ維持できないボロ制度だ。信用ならない政府だ。いずれ「破綻しました」とバンザイし、給付そのものがストップなんてウソみたいな話も起こるんじゃないか。
そうしたら、サラリーマン人生をかけて支払ったウン千万円の保険料がすべてパー。そんな気さえしてくる。
【平均月収40万円】
現行の65歳支給開始の場合、夫婦の総受給額は4505万円
支給開始
夫の総受給額
夫の削減額(率)
妻の総受給額
妻の削減額(率)
夫婦の削減額(率)
65歳
2504万円
2001万円
68歳
1967万円
▲536万円(21%)
1715万円
▲285万円(14%)
▲ 822万円(18%)
69歳
1788万円
▲715万円(28%)
1620万円
▲381万円(19%)
▲1096万円(24%)
70歳
1609万円
▲894万円(35%)
1525万円
▲476万円(23%)
▲1370万円(30%)
【平均月収50万円】
現行の65歳支給開始の場合、夫婦の総受給額は4855万円
支給開始
夫の総受給額
夫の削減額(率)
妻の総受給額
妻の削減額(率)
夫婦の削減額(率)
65歳
2854万円
2001万円
68歳
2242万円
▲611万円(21%)
1715万円
▲285万円(14%)
▲ 897万円(18%)
69歳
2038万円
▲815万円(28%)
1620万円
▲381万円(19%)
▲1196万円(24%)
70歳
1834万円
▲1019万円(35%)
1525万円
▲476万円(23%)
▲1495万円(30%)
【平均月収60万円】
現行の65歳支給開始の場合、夫婦の総受給額は5205万円
支給開始
夫の総受給額
夫の削減額(率)
妻の総受給額
妻の削減額(率)
夫婦の削減額(率)
65歳
3203万円
2001万円
68歳
2517万円
▲686万円(21%)
1715万円
▲285万円(14%)
▲ 972万円(18%)
69歳
2288万円
▲915万円(28%)
1620万円
▲381万円(19%)
▲1296万円(24%)
70歳
2059万円
▲1144万円(35%)
1525万円
▲476万円(23%)
▲1620万円(31%)
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