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どうも民主党内には、現住所は日本だが本籍はアメリカという議員が数十人いるようだ。前原氏、野田氏、仙谷氏、岡田氏、安住氏、玄葉氏、長島氏、吉良氏など日本を「アメリカの統治領」程度にしか思っていない議員がいる。官僚やマスコミ、学者の中にもそれらしき人が沢山いるようだ。この人たちを一般的には「国賊」とか「スパイ」と呼ぶ。
アメリカのお伺いをたてないと何もできない、これらの人たちのことを一般的には「アメリカのポチ」と呼ぶ。いやはや、日本の政治の中枢が「アメリカのポチ」に占領されたかのような様相を呈してきた。この人たちの口から「日米同盟の強化」や「対等な日米関係」という言葉がよく聞かれるがチャンチャラ可笑しい。
この人たちは「日本が独立国」だとは思っていない。何が「対等な日米関係」だ。(怒)”臍が茶を沸かす。”とは、このようなことを言うのだろう。彼らの考えや行動は時代遅れと言わざるを得ない。中東の独裁国家の政治指導者と変わらない思考の持ち主だ。「アラブの春」に代表される世界の民主化の流れが何故、沸き起こっているのかを理解していない。
彼らの議論の進め方は中東の独裁国家や軍事政権の国と変わらないような印象さえ感じられる。「情報を出さない。」「最初に結論ありき」「議論をさせないようにする」「多数決に持ち込まない」などなど。「民主党」という政党に所属しているにもかかわらず「民主」という言葉の意味を理解していないようだ。
TPPに関するいくつかの発言から検証してみよう。
前原氏:「不満を持つ人に配慮したら政策は前に進まない」・不満を言う奴らの言うことを聞く必要はない。
仙谷氏:「信念か宗教的関心か知らないが、言い募って、党内合意を形成させないことを自己目的化して動いている」・・オレらの言うことを聞かない奴らは反逆者だ。
実に不遜な発言だ。山田元農水大臣たちが怒るのは最もだ。要するに彼らは「党内での民主的な議論」は必要ないと言っているのだ。まさに独裁政権下の指導者の発想だ。彼らに問いたい。「アラブの春」に代表される民主化運動は何故、起きたのか。アメリカ発の「格差是正を求めるデモ」は何故、起きたのか。
その根底にあるのは「一部の指導者や既得権益者に対する不満」であり、「独裁的な物事の進め方」や「利益の独占」に対する不満であり、「情報の隠蔽」などに対する批判などである。TPPに対する反対運動がこれほどまでに広がり党派を超えた動きになっていることを、どう説明するのか。1100万人を超えるJAのTPP反対署名を、どう説明するのか。
彼らが一政党や団体の枠を超え、TPPの問題点を広く国民に訴えたことによる結果だと捉えるべきではないのか。「アラブの春」が宗教や政党の枠を超えた運動であったように、TPPに対する反対運動も今や業界や政党の枠を超えた運動になりつつある。政府は、これらの声を真摯に受け止めなければならない。今、日本が「真の民主国家」であるかどうかが問われようとしている。
http://haru55.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
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