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小沢氏公判で石川議員、小沢氏の関与を強く否定
http://31634308.at.webry.info/201111/article_1.html
2011/11/01 22:40 かっちの言い分
今日、小沢氏の公判の証人として、石川議員が午前と午後2回出廷。指定弁護士と弁護団、裁判官からの質問が行われた。小沢氏の裁判であるが、あれだけ騒いでいた大手新聞社の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の扱いは非常に小さいと感じる。
この中で、産経新聞が公判に速記者を送り込んいるのか、詳細な記事が出ていて救われる。大手マスコミが、この記事を大きくとり上げなかったのは、最大の注目点の小沢氏の関与(指示)があったのかということに対して、石川氏が悉く否定したので、そのことをあからさまに大々的に知らせたくはないという意識が働いていたからと思われる。
石川氏の証言で重要な点は、水谷建設からの5000万円については完全に否認し続けたことで、これは自身の裁判にも活きる証言である。またもっとも重要な小沢氏が関与したとの検事調書にサインしたことに対しては、以下のように否定した(以下産経新聞WEBから)。
弁護人「(政治資金収支報告書の虚偽記載に)小沢さんの関与を認める調書が取られている。改めて、客観的に小沢さんへの報告・了承はあったんですか」
証人「いいえ」 《急に語気を強め、続ける》
証人「ありません」
弁護人「事実と異なることを分かっていて、調書に署名したんですね」
証人「はい」
弁護人「(裁判長らを見やり)裁判官も疑問を持つところです。なぜ署名したんですか」
証人「結論からいうと、自分の弱さです。私も大変苦しく、周囲の支援者、秘書、他の人にも苦しい思いを味わわせていました。ある程度は(検察側に)迎合しないと大変だ、と思いました」
《さらに、検察側の供述誘導について尋ねていく弁護側。「検察官から『これぐらい書いても小沢さんの起訴はない』と言われた」「上司が『もっと強い表現にしないと困る』と言っている。ここまでなら大丈夫」。石川被告は自身の公判などと同様、検察官の巧妙な説得があったと強調する》
弁護人「署名しても小沢さんには影響しない、否認すれば小沢さんに迷惑がかかる、と聞かされたんですね」
証人「はい。(小沢被告の)奥さんを(特捜部の聴取に)呼ばなければいけなくなる、と聞かされました」
弁護人「小沢さん自身も」
証人「当然考えられると思いました。やはり特捜部が考える調書にサインしなければ、と思いました」
この部分には、裁判長も疑問をもっていたことで、以下の質問をして石川議員が答えている(以下も産経新聞WEBから)
裁判長「検察調書には水谷建設の件と収支報告書の件があり、このうち水谷については否認。報告書に関しては、(小沢被告の)関与をうかがわすような記載がある」
証人「はい」
裁判長「小沢さんは秘書として仕えた人。不利益になる、事実と違うことを記載するということについては?」
証人「そういう認識はあったが、自分の周りの人々や自分の再逮捕など、いろんなことがあり、○○検事(法廷では実名;田代検事)から『(小沢被告の)起訴はない』と言われ、サインした」
裁判長「証拠になるという認識はあったのでは」
証人「確たる認識はなかった。この件で、小沢さんが起訴になるかならないかということだったので。○○検事(田代検事)に『(起訴は)ない』といわれていたので調書にサインした」
裁判長「調書の文言は、すべて検事が書いたのか」
証人「○○(田代)検事が書いたこと。決定的なことは○○(田代)検事が書いた」
裁判長「4億円が『表に出せない資金』という認識は?」
証人「(調書の中で)○○(田代)検事が、そういう文言にしたので。というか、(取り調べ中は)ずっと問答が続いていたんで。どうなんだ、と。検事が考えて書いた。訂正をお願いしたが、直してくれなかった」
石川議員は何故、小沢氏に不利になる調書にサインしたのか?これは、連日朝から夜の11時、12時まで責められ、いつまで続くかわからない状況下で、調書にサインしても小沢氏は起訴されないと検事から言われれば、人間楽な方を選んでしまう。
鈴木宗男氏が収賄の罪で収監された理由も、東京地検特捜部が鈴木氏にお金を出したという会社社長を責め立て、石川氏と同じような状況でサインさせた調書が証拠となった。この社長は過去の経理問題を特捜部に指摘され、検察は過去に遡って会社をどうにでもすることが出来ると言われ(脅され?)てサインした。この状況を後で上申書として裁判所に提出したが認めてくれなかった。こんな話を聞けば、郵政不正事件で、証拠を改ざんしたぐらいでは全く驚かない。
11月末には、石川議員の調書を取った検事が証人に立つ。どちらが証人申請したかわからないが、弁護側は石川議員の調書がどのように検事によって書かされたかを立証しなければならない。これからが本番である。
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