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得意技は自画自賛と記者イビリ 輿石幹事長は「情の政治家」か?
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/111103.html
週刊文春 2011年11月3日号
「党内一の実力者」「情の政治家」。こんな“賛辞”を奉られて、ご満悦なのが民主党の輿石東幹事長だ。参院議員ながら党全体の幹事長に就任して約二カ月、高めの内閣支持率と、遅れる復興対策を気にして対決姿勢を鮮明にしない野党のおかげで、とりあえず大きな失点はない。
だが、評判は早くも下落する一方だ。その理由は、「歯の浮くようなお世辞」を好み、本人もしばしば「どうだ、俺の言った通りだろう」などと自画自賛する“卑しさ”だ。
自分の力を誇示する集会が好きなのも、その表れ。十月十六日には地元、山梨県昭和町で開いたパーティーに横内正明知事ら六百人を集めて「日本を元気にするため頑張りたい」と演説。翌々日は福島県二本松市で参院民主党の研修会を開き、その夜には韓国へ出発しなければならない野田佳彦首相を駆けつけさせて「平素から輿石会長を中心に、参議院の皆様にはしっかり支えていただいている」と挨拶させて満足顔だった。
近頃では、党内の意見が割れる環太平洋経済連携協定(TPP)参加交渉についても積極論を唱え始めた。
「TPPは米国の最大の関心事。これを実現しなければ大変なことになる、と聞いた輿石氏が『ここで旗を振ればアメリカも俺を大物とみるだろう』とばかりに、張り切ったのです」(民主党関係者)
日教組出身、山梨で衆院議員に二回当選しながら落選、その後参院に転身した輿石氏にとって、憧れの存在は同郷の金丸信元自民党副総裁と、かつての“参院のドン”自民党の青木幹雄元参院議員会長だ。外交に疎かった二人も「米国の意向」にはからきし弱く、「米国コンプレックス」の持ち主という点では、輿石氏と同じだ。
だが「輿石氏と比べたら、金丸さんがかわいそう」との声も地元には強い。懐の深かった金丸氏に比べ、輿石氏は報道にいちいち難癖をつけ、担当記者を呼びつけて「お前らが勝手に書いているだけだ」とイビることも珍しくない。
最近の口癖は、
「青木さんも村上(正邦・元自民党参院議員会長)も、幹事長にはなれなかったのに、俺はなった」
だが、いつも居場所は居心地のいい参院議員会長室で、幹事長室には滅多に顔を出さない。調整は衆院幹部に丸投げで、野党幹部からも「やっぱり参院議員の幹事長は困る」との苦情が出始めている。
驕れる者久しからず。
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