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三宅雪子議員(民主党。高崎の女豹)がツイッター
https://twitter.com/#!/miyake_yukiko35
で、TPPが導入された近未来の日本を描いたSF小説「未来のある日」を発表した。
↓
「未来のある日」 三宅雪子
注、この話はフィクションです。この小説はフィクションであり、作者の許諾なくマスコミに転載・引用することはご遠慮申し上げます。
Aさんは、ある日スーパーに夕食の買い物に行った。普段からAさんは、遺伝子組み換え食品を買わない主義。しかし、野菜売り場に行ってAさんは驚く。食品から遺伝子組み換えの表示が消えてしまっていたのだ。Aさんはネット(で)見つけた個人経営の農家から購入することにした。
Bさんは怪我で緊急入院をした。すぐに手術が決まったが、場合によっては輸血が必要とのことで同意の署名を求められた。しかし、輸入血液製剤に不安を感じていたBさんは、自己血での手術を希望。自己血は数日かけての採血が必要なため手術は延期となる。Bさんの怪我は悪化した
Cさんの会社は製造メーカー。最近経営状態がよくない。リストラで人員削減も決まった。しかし、その一方、多くの外国人が雇われ工場勤務となった。Cさんは憤慨するが、外国人を雇わないと「公平な雇用機会」を与えていないとして訴訟になる可能性があるとの会社の説明だった
喫煙者の吸う権利を阻害しているとTASPOは廃止となり、街中の自販機でまた自由にタバコが買えることになった。・・年度厚労省調べで未成年の喫煙率が大幅に上昇。一方、国内大手タバコメーカーは不当に販売スペースを独占しているとして外国政府(メーカー)に訴えられる。
日本の薬の承認の遅さ(ドラッグラグ)は問題になっていたが・・年から審査基準が緩和。海外からの薬の輸入が大幅に増加した。重い病気を患っていたDさんは当初朗報だと思ったが、海外の基準はパスをしているが国内での治験が十分でないことを知り、使用に踏み切るか悩んでいる
アメリカの牛肉の輸入緩和が決まった。BSEやそのほかの懸念が再び消費者の間に広がる。せっかく導入したトレーサビリティも意味がなくなるだろう。検疫も簡素化され、外国輸入品が日本に押し寄せた。当然、国内のメーカーにとっては大打撃。
日本においてすべての公文書を英語でも出すことが義務づけられた。霞ヶ関を含め、地方自治体も2倍の手間暇がかかりてんやわんや。政治家の会見にも通訳が入るようになった。
被災地の復興・復旧。地元の企業は復興需要を期待していたが、外国の企業も入札に参加したため、結局地元には当初の予想の半分も発注がされなかった。政府調達についても同じ状況。省庁、地方自治体も外国企業の参入を認めたため地元企業はますます厳しい状況とかなった。
大手自動車会社Tはアメリカで最高の技術を武器に売上を伸ばしていた。しかし、米韓国FTAの締結後は韓国の車と価格差がでたことで大変な苦戦を強いられることになった。Tは関税撤廃を強く政府に求めた。これを放置しておくと会社の存続に関わる大問題だからだ。
経済界の後押しもあり、貿易協定で関税撤廃が実現。Tは瞬く間に最高益を叩き出した。アメリカに軸足を移し次々と工場をつくり現地で何万人雇用を生み出した。一方、日本では逆に販売台数がダウン。雇用創出とはならなかった。
国内の競争は激しくなったものの、貿易協定に定められた人の移動で安い労働力を確保したTは、国内の生産量を結果的に伸ばすことに成功した。その一方、日本の厳しい環境規制は問題となり規準は大幅に下げられることになった。
Dさんは大手新聞社記者。いつものように霞ヶ関の記者クラブに出勤したらすっかり様相が変わっていた。外国の通信社からの訴えで全メディアに記者クラブを開放したとのこと。Dさんは、原稿を書くためプレスセンターの中で場所取りに追われるようになった。
アジアの小国JのN首相は大きな決断をしようとしていた。ある貿易協定への参加。その協定には恐ろしい落とし穴が沢山あったが、N首相にはそうした情報が入っていなかった。数年後、J国はA国の州の一つになり、N首相は州知事に就任していた。公用語は英語になった。
Fさんは急な腹痛で近くの病院に駆け込んだ。外国人らしき医師がでてきて診察をしてくれた。薬をもらい、病院を出たが、症状の説明が伝わったか不安を感じている。資格の相互承認ということで自国で医師免許があれば日本で診療ができることになったということだった。
《反響》
03. 2011年10月29日 19:26:50: rWmc8odQao
◆参考情報◆ こちらもフィクションですが…
小野昌弘氏
「米企業が全国医療ITシステムを受注したとする。そのとき何がおこるのか。想像でしかないが、幾つか書いてみる。
CSISの提言では「診療方法を病院のワークフローに確実に折り込む」。米国では、診療の仔細にわたり保険会社が介入し、投薬・検査などを制限できる。医療IT化により、全国データに基づき医療保険会社が医療を会社のために最適化できる手段になる可能性。
全国医療IT受注企業の関連保険会社だけが、日本の各地域でのリアルタイムの疾病情報にアクセスできる可能性について。もし現実になれば、その会社は保険で最も重要なリスク計算において圧倒的優位に立ち、地域別・年代別の価格設定が容易になる。つまり保険会社は絶対に損をせずにかつ競争に勝てる」
https://twitter.com/#!/masahirono/status/129706661840568320
https://twitter.com/#!/masahirono/status/129707676593684480
https://twitter.com/#!/masahirono/status/129709565452369921
アメリカの保険会社が、われわれの「投薬・検査」に口をはさむようになるなんて、地獄のようだ。
それに日本の保険会社も競争でつぶされそうですね。くわばら、くわばら。
06. 2011年10月29日 20:32:25: FrpXTmA0eo
三宅雪子議員は本当に貴重なわたしたちのための議員です。
13. 2011年10月30日 11:39:24: TUukYQ9WXY
これをファンタジーだの何だの言っている人は知識不足(バカ)か
米国に催眠術に掛けられた考える力の弱い人(バカ)か想像力に欠ける
仕事ができない人(バカ)ですね。
立派な導入後のシミュレーションシナリオである。
《備考》
gaiaconsultant
https://twitter.com/#!/gaiaconsultant/status/130542576880201730
捕虜になった日本軍将校も、機密をぺらぺらと進んで明かして、米軍を驚かせたのだとか・・・
孫崎享
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/130450865579499522
占領期:日本が占領された時、真っ先に対米協力したのは当時のエスタブリッシュメント層。官房長官(相当)は女性を捜し、高級将校相手のパーティ。重光外務大臣(当時)のように公用語を英語、貨幣をドル、米裁判権を交渉で撤退させた人間は早々に辞職させる。残念ながら日本それ内蔵。今露骨に復活
孫崎享
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/130455376448589824
占領時代・読売新聞DNA:1945年11月12日付読売新聞:「漢字を廃止するとき、われわれの脳中に存在する封建意識の掃蕩が促進され、あのてきぱきしたアメリカ式能率にはじめて追随しうるのである。文化国家の建設も民主政治の確率も漢字の廃止と簡単な音標文字(ローマ字)の採用に
孫崎享
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/130455474494640128
占領時代・読売新聞DNA2:基づく国民知的水準の高揚によって促進されなければならない」目を疑うような記事です。漢字を止めて、ローマ字に移行すれば封建意識がなくなり、アメリカ式能率にはじめて「追随しうる」というのです。読売新聞の方、無関係と言われますか。同じDNA認めますか。
孫崎享
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/130455620980719616
占領時代・重光評価:「最上級幹部は頻々として“マ”(マッカーサー)詣でを行い、何れもその立場を安固にせんとするものの如く」 「昨今、朝日始め、新聞紙の阿諛追従、真に慨嘆に堪えたり」 「何れも、理性を喪ひたる占領軍に対する媚態となり、到底云ふに忍びざるものなり」
DJD
https://twitter.com/#!/kurikoro/status/130544711793520642
村上龍氏の小説に、日本語や敬語が崩壊する未来なんか出てきますが、TPP導入したら絶対そんな未来が来ると思う。
☆漢字廃止論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E5%AD%97%E5%BB%83%E6%AD%A2%E8%AB%96
国語改革による漢字廃止政策。
1946年(昭和21年)4月、志賀直哉は雑誌『改造』に「国語問題」を発表し、その中で「日本語を廃止して、世界中で一番うつくしい言語であるフランス語を採用せよ」と提案した。また11月12日、讀賣報知(いまの読売新聞)は「漢字を廃止せよ」との社説を掲載した。
同年3月、連合国軍最高司令官総司令部に招かれた第一次アメリカ教育使節団が3月31日に第一次アメリカ教育使節団報告書を提出し、学校教育の漢字の弊害とローマ字の利便性を指摘し、これが連合国軍の占領政策に採用されたため、漢字全廃の決定と、それまでの当面用いる簡略された漢字当用漢字と現代かなづかい、教育漢字が制定された。その後当用漢字は常用漢字に改められた。
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