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【憂国美女対談】民主は“詐欺師集団”…シワ寄せは国民に!
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111029/plt1110291531002-n1.htm
2011.10.29 夕刊フジ
★稲田朋美×三原じゅん子(4)
−−今回は「民主党とは何か」を聞きたい
自民党の稲田朋美衆院議員 私は、民主党は政党の体をなしてないと思います。野田佳彦首相を筆頭に、ただ、「自民党に政権を渡したくない」という議員の集団にすぎません。
同党の三原じゅん子参院議員 民主党には綱領がありません。政党の基本的立場や目標、根本方針を明らかにする綱領がないのですから、政党としての芯もないのです。
稲田氏 民主党がやっていることは詐欺みたいなものです。前回の衆院選マニフェストで、太文字で書かれた「国の総予算207兆円を全面取り換え」「天下り根絶」「年金一元化」など、何一つ実現していません。
三原氏 月額2万6000円支給といっていた「子ども手当」もそうです。一方、やるとは言わなかった「消費税増税」だけはやる気です。
稲田氏 まるで「無銭飲食」ですね(苦笑)。「おカネ(財源)はある、おカネはある」と言って政権に食いついて、実際には財源を見つけられなかったんですから。
−−事業仕分けも、蓮舫氏の立ち襟だけは目立ちましたが、結局はパフォーマンスでした
三原氏 民主党には決断力も結束力もない。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)でも、前原誠司政調会長や山田正彦元農水相らが「交渉参加だけだ」「撤退もあり得る」「断固反対」「離党も辞さず」などと、勝手放題。いつもの党内抗争を繰り返している。
稲田氏 自民党はある程度議論すれば「会長一任」などの決め方がある。民主党はそういう結論の出し方を知らない。
三原氏 どうも、結論を出すより、議論や批判をすることに存在意義を感じているフシがある。それでも民主党は「政治主導だ」と主張する。
稲田氏 政治主導の中身は何でしょうか。政権交代以来、彼らは霞が関をガタガタにした。衆院選で「官僚が悪い」と責め立てた末、政治と行政の信頼関係をズタズタに壊したのです。
−−それでは国家は動きません
稲田氏 実際のところ、民主党の被災地復興策は後手後手です。例えば、第2次補正予算ですが、自民党は17兆円を主張しました。早急に大規模な予算を付ければ、復興も景気回復も早いのに、実際に通った予算は2兆円。「政治主導」と言いながら、財務省にやられているのです。
三原氏 民主党には「1から作る」という発想も意思もない気がします。だから、批判とか引きずり下ろすということしかできない。
稲田氏 私は、6月2日の内閣不信任騒動から、菅直人前首相が辞任した9月上旬まで、日本の政治は機能していなかったと思っています。辞めるべき首相が地位に居座り、与党も辞めるべき首相を信任して、政治的リーダーシップが発揮できるでしょうか。
−−そのしわ寄せは国民が被ったわけですね
三原氏 だから1日も早く解散して、国民の信を問うべきなのです。=つづく
(取材・構成 ジャーナリスト・安積明子)
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