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TPPに関する日本の実情 民主党のhttp://www.yamabiko2000.com山田正彦衆議院議員の反TPPの姿勢は本物だ。2010年の宮崎口蹄疫を現地で経験し、県や国、そしてマスコミも含めた関係者の二枚舌、問題点を知っていながら放置をし、国の資金にたかり、動物の命を犠牲にする動きに苦い思いをされてたはずだ。多分、そのこともあって今回かなりきちんと対処をされようとしているのだと思う。 自民党のかなりの議員がTPP反対を言っている。http://www.katokoichi.org/加藤紘一氏も自らのホームページのトップに「http://www.katokoichi.org/office/office-018.html自民党総合農政・貿易調査会 反TPPの決議を採択」という記事を載せ、その中で農業の大切さや食料自給率のことを述べた後「関税撤廃の他にも国民・消費者に大きな影響を与える食品安全基準の緩和や医療・公共調達・郵政・労働への算入など我が国社会の在り様に深く関わっている。それ故、国民に開かれた議論がさらに必要であり、11月ハワイAPECまでの短期間に拙速に結論を出すべきではない」と述べられている。 民主党参議院議員のhttp://www.e-uematsu.jp/植松恵美子氏は活動日記「http://blog.livedoor.jp/emikouematsu/TPPは日本のためにならない。」で「私は、日本の国益を守るために働くことが日本の政治家であると考えます。」と反TPPの記事の最後を締めくくっている。 しかし、JAのhttp://www.jacom.or.jp/column/assets_c/2011/10/colunou1110270701-8262.phpTPP交渉参加反対に関する国会請願の紹介議員に名前を連ねている民主党の元農相http://www.akamatsu-hirotaka.jp/赤松広隆氏のホームページにはTPPに関する何の言及もない。そればかりか、発生時に自らが農相であった2010年宮崎口蹄疫についても一切触れられていない。 同様に紹介議員に名を連ねているhttp://hatoyamakunio.org/ 鳩山邦夫氏も一切TPP反対の理由をホームページに載せていない。 赤松広隆氏も鳩山邦夫氏もたまたまホームページの更新が出来ていないだけなのかもしれない。ただ、本気で反対ならホームページ上でも訴えようとするはずだ。つまり、このお二人は必ずしも本気で反対しているわけでもないのだろう。356人の国会議員が紹介議員となってい、それは実質全国会議員の半分以上になるのに、ほとんど世論の盛り上がりがないのはなぜだろうか。これらの議員の方が街頭演説を数日でもTPPの実情を訴えればかなり世論も盛り上がると思うのだがあまり多くの方がそういった活動をされている様子ではない。 中野剛志京都大学大学院工学研究科准教授は明確に反TPPの立場を取られているが、原発に関しては少なくとも現状維持の立場を取られている様子だ。例えばhttp://diamond.jp/articles/-/12445 発送電分離はありえないというコラムで「我が国特有の国土事情と深く関係している。日本は南北に細長い島国であり、山がちで平野が少ない」と発送電分離はよくないと主張されている。しかし少し考えれば、例えば東と西の接続面は数百キロの長さがあり、その中にはある程度の都市部や平野部もあるのだから接続は十分に可能だ。更に、今後日本で起こるはずの地震のことや使用済み核燃料を考えれば反原発の立場をとるのが普通のはずだ。 現代社会は地球規模でいろいろな力が働き合う。だから、ある意味見かけ以上に実態は複雑だ。色々な方が様々な背景を背負って発言をし行動をされる。こういった状況を支えているのがいわゆる新自由主義という個人主義だ。しかし、この新個人主義、単に今現在の権力者が自分勝手に振舞うための理屈でしかないのではないだろうか?TPPはそう言った新自由主義の権化であるアメリカ政府が日本を餌食にするための合法性という衣ではないだろうか。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<806>>
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