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「コピー用紙の裏も使え」は「お金にうるさい」と違うんです [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2011/10/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
衆議院へのサイバー攻撃が発覚し、大きな問題になっています。
日本の在外公館も不正侵入を受けていたようですが、検察庁や裁判所もしっかりチェックした方がいいと思いますね。捜査情報や裁判資料が盗み見されている可能性があります。
というのも、実は昨年、検察に押収された私のパソコンがウイルスに感染していたのです。
陸山会事件で、昨年1月に私の議員会館の事務所が強制捜査を受け、衆院事務局から貸与されているパソコンが押収されました。パソコンは3月に返却されたのですが、その際に衆院の技術スタッフが調べたところ、ウイルスに感染していた。エクセルで管理していた会計関係のファイルがすべて文字化けしてしまい、使い物にならない。これには焦りましたね。
東京地検に文句を言いたかったですが、それでますます敵視されたらたまらないですし、とにかく3月中に1年分の会計処理を終えなければならない。領収書の類いをイチから打ち直すことになり、秘書は大変だったと思います。
私の場合もそうですが、収支報告書に関しては、ほとんどの議員が秘書任せにしているというのが実態です。
政治家って、政治資金の「入り」は気にしても、「支出」に関してはあまり見ていないものなんです。もちろん、小沢事務所も例外ではありませんでした。このご時世、そういうドンブリ勘定が許されるわけもなく、外部の監査を入れるようになりましたが、いま問題になっている陸山会の会計は、監査を入れるようになる前の話。小沢氏も秘書任せで、細かくは見ていませんでしたね。
小沢氏が強制起訴された検察審査会の議決では、「小沢氏はコピー用紙には裏紙を使えと指示するほどケチで、お金にうるさいのだから、4億円について了承を得ないはずがない」という論理が展開されましたが、飛躍しすぎですよ。
こういう経営者っていますよね。「電源は細かく切れ」とか「電気はこまめに消せ」とか、一種のこだわりです。たまたまムダに資源を使っているように感じたから小言を言うだけで、だからといって経理を細かく見ているわけではないでしょう?
このコピー用紙の話、検察審では「お金にうるさい」という根拠にされましたが、小沢氏本人の裁判では冒頭陳述で「秘書が指示に反して行動することを許さなかった」というエピソードに使われました。ご都合主義だし、あまりに針小棒大で、異様な感じがしますね。
私はきょう(28日)と11月1日の公判に、証人として出廷します。小沢氏と至近距離で接するのは久しぶりで緊張しています。
◇いしかわ・ともひろ 1973年生まれ。早稲田大学卒業後、小沢一郎氏の秘書を経て、07年から衆議院議員。陸山会事件で起訴され、民主党を離党。今年7月に出版した「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)は5万部のベストセラーになっている。メルマガも好評配信中。
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