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TPPに参加、不参加が論議されている。参加すれば、アメリカの、遺伝子組み換え穀物、BSE牛肉、カリフォルニア米が入ってくるだろう。
TPP=農業という流れで、TPP参加に反対する人たちは、ただ農業を守れと言っているように聞こえる。だが、今の農業を守るだけではなく、これからの農業をどう再構築するのかが課題だ。他の産業・分野も同じだ。
品質と価格は、バランスである。高ければ良い、安ければ悪いという価値基準ではなく、品物は適正価格で売り買いされるべきである。関税がなくなっても、為替が円高では競争力は維持できない。関税や為替を通して国内産業や消費を下支えする政策が必要だ。
TPP論議の本質的な問題はどこにあるのだろう。世界の動向を見て、アメリカが置かれている状況と、日本が置かれている状況を考えたい。アジアとアメリカ、普天間も、尖閣も、竹島も、択捉も視野に入れたい。TPPで論議が必要なのは、参加するか参加しないかではなく、これから日本がどこに向かうのか、ではないのか。
そこでは、自由貿易というよりは国々が自立し共生できる、補完互恵貿易を考えたい。相手国べったりではなく、お互い新しい道を切り開くために協力すると言うことだ。アメリカと無理心中することだけは避けたい。そうならないために、日本の先行きを見据えた決断が必要である。
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