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何をエラソーに 野田給与3割カットのインチキ
http://gendai.net/articles/view/syakai/133374
2011年10月27日 掲載 日刊ゲンダイ
前任者の菅より83万円も余分にもらってるゾ!
野田首相が唐突に自分の「給与3割カット」を打ち出した。総額11.2兆円に上る復興増税を国民に押しつける前に、自ら率先して身を削ったところを見せたいらしい。28日の所信表明演説でも、わざわざ給与カットを表明し、「身を切る野田」を猛アピールするハラだが、ちょっと待って欲しい。
東日本大震災後、野田も含めた全国会議員を対象に議員歳費(月額129万円)の50万円カットの特別措置が続いてきた。ところが、9月末に半年間の期限切れを迎え、国会で議論らしい議論もなく、あっさり終了となってしまったのだ。
今回の給与3割カットで、野田の給与の減り分は約60万円だ。議員歳費の満額復帰分と相殺すると、差し引きたったの10万円しか給与は減らないのである。
「先の臨時国会でみんなの党の渡辺代表が議員歳費の満額復帰に異を唱えると、野田首相は『議員自ら身を削る覚悟なくして国民負担は語れない』と優等生答弁をしました。当然、削減延長を覚悟しましたが、野田首相が歳費カットに言及したのはそれっきり。晴れて満額に復帰した10月分の支給明細書を見た時は、多くの議員が胸をなでおろしたものです」(ある民主党議員)
しかも野田は、前任者の菅が「原発事故の責任を取る」として歳費を除いて返納した“首相給与”を満額受け取っている。菅は給与返上期間を「原発事故が収束するまで」と豪語したものだが、野田はお構いなし。結果、3割カットしたところで、野田が受け取る給与は162万円。減額歳費の79万円だけだった菅より、83万円も余分に給与が支払われるのだ。
首相として年間12億円という官邸機密費を好き放題使える立場なのに、野田のシミったれた性根にはアキれてしまう。この程度の「身を削る覚悟」で、増税を押し付けられる国民が納得できるはずはない。
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