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小沢元代表公判:28日、石川議員へ注目の尋問始まる
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111027k0000m040100000c.html
毎日新聞 2011年10月26日 22時15分(最終更新 10月26日 22時38分)
資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判は28日、元秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴=への尋問が始まる。元代表の関与の有無を測る公判前半の山場だ。ただ、無罪獲得に向け激しい主張を繰り返す弁護側に対し、検察官役の指定弁護士は「有罪、無罪にこだわりすぎないよう自戒している」と語り「公正さ」にこだわる。弁護士同士が対峙(たいじ)する異例の刑事裁判は、「全面対決」とはやや違う、双方の思惑のずれものぞく。【和田武士】
元代表の主任弁護人、弘中惇一郎弁護士は6日の東京地裁での初公判で、指定弁護士の冒頭陳述を厳しく批判した。「証拠に基づかない意見を織り交ぜるのは不適切だ」
批判の対象となったのは、陸山会の土地購入に充てられた元代表提供の4億円の出所を巡る主張。元代表は東京地検の聴取に事件への関与を否定しつつ4億円の由来の説明は変遷したとされ、指定弁護士は「出所に関する説明は一貫性も合理性も欠く」と冒頭陳述で指摘した。ところが、説明変遷を示す元代表の供述調書について指定弁護士は「否認調書でしかない」として初公判前に証拠請求を撤回していた。このため弁護側は証拠に基づかない主張だとして、冒頭陳述からこの部分を削除するよう求めた。
郵便不正事件で無罪となった厚生労働省元局長の主任弁護人も務めた弘中弁護士。弁護側の冒頭陳述では「事件は『小沢つぶし』を画策した検察の謀略」と指摘し、初公判後の会見でも「問題にならないことを問題にしてマンガみたいな事件」と強調。「手を緩めるつもりはない。無罪を取るのは当然」と対決姿勢を鮮明にする。
これに対し、市民でつくる検察審査会による議決を受けた初の公判での検察官役という役目を背負う指定弁護士側の姿勢はやや異なる。大室俊三弁護士は9月に無罪が確定した旧日債銀粉飾決算事件を担当するなど、自身が検察と闘ってきた。それだけに「公正さ」にこだわり、「検察官としてあるべき行動をしたい。公益の代表者(検察官)として誠実に職責を果たす」と述べ、淡々と立証を図る。
14日の第2回公判でも、石川議員による任意聴取の「隠し録音」の再生を巡り、指定弁護士側は恣意(しい)的にならないよう「冒頭10分間」に絞って請求。弁護側にも再生部分を選択させるなど配慮した。
石川議員が元代表の関与を認めたとされる捜査中の供述調書や、自身の公判で否定した調書はいずれも地裁が採用を留保。地裁は「重要証人であり、まっさらの状態で話を聞きたい」とし、28日の公判での石川議員の説明が注目される。
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