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大資本と癒着する悪徳民主党の本性 (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/257.html
投稿者 祈り 日時 2011 年 10 月 26 日 08:19:29: HSKePa2Cm.aPs
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-56b0.html
2011年10月26日 (水)
大資本と癒着する悪徳民主党の本性


 民主党の企業・団体献金全面禁止方針に関して、不自然な言い回しの報道がなされている。
 
 たとえば、時事通信社は次のように伝えている。
 
 
 企業献金、自粛を継続=年末まで暫定措置―民主

 
 民主党は25日の常任幹事会で、企業・団体献金の受け取り自粛を年末まで継続することを決めた。同党は2009年衆院選マニフェスト(政権公約)で企業献金禁止を掲げており、東日本大震災の本格復興のため新たな国民負担を求めながら、受け取りを再開するのは世論の理解を得られないと判断した。
 
 自粛を継続するのは全ての企業・団体献金。昨年10月、当時の岡田克也幹事長が公共事業受注契約額1億円未満の企業・団体に限って受け取りを解禁したが、「公約違反」などと党内外の批判を受け、今年に入り再び全面自粛していた。来年以降の対応は改めて協議する。 
 
 城島光力幹事長代理は常任幹事会後、記者団に「被災地の大変な状況を加味し、引き続き自粛する判断に至った」と説明した。(2011/10/25-20:48)


 民主党が重要問題として取り上げてきた「政治とカネ」の問題。
 
 小沢一郎氏に対しても、岡田克也氏などの一部の民主党議員は、激しい攻撃を示してきた。彼らは、小沢氏の主張に耳を貸すこともせず、基本的人権尊重の第一歩である、刑事訴訟手続きにおける、「適正手続きの厳正な運用」、「法の下の平等」、「罪刑法定主義」、「疑わしきは罰せず」、「推定無罪」などの根本原則を無視して、小沢一郎氏を攻撃し続けてきた。
 
 日本国憲法の規定をも踏まえぬ、人権意識のかけらもない民主党議員が多数存在している。
 
 
 このような状況のなかで、企業団体献金の全面禁止を明確に提案したのは、小沢一郎氏である。2009年3月に小沢一郎民主党元代表が、企業団体献金の全面禁止を、民主党の政権公約に盛り込むことを提案したのである。


 日本では、1970年の八幡製鐵献金事件での最高裁判決で、最高裁が企業献金に対して違憲の判決を示さなかったために、企業献金が大手を振って跳梁跋扈してきた。
 
 しかし、その後、最高裁元長官の岡原昌男氏は、国会での意見陳述で、1970年最高裁判決について、最高裁が政治に遠慮した判決であったとの趣旨の見解を示した。
 
 
 日本国憲法は、第15条に
 
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
 
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
 
 
という条文を置いている。


参政権は自然人である人間にのみ与えられている。
 そして、「普通選挙」とは、


「ある組織において選挙の際に年齢・性別以外で信条・財産等の制限を設けずに選挙権を行使できる選挙形式を指す。とりわけ、国政選挙において財産(納税額)等の制限を設けずに選挙権を行使できる選挙形式を指す場合が多い。」
 
とされるものである。
 
 つまり、参政権とは、貧富の格差なく、一人一票の重みで、政治に参画する権利を国民に付与するものなのである。
 
「普通選挙」の反対概念と位置付けられるのが「制限選挙」である。「制限選挙」とは、
 
「全ての人が選挙権を有する普通選挙とは反対に、選挙権の資格要件を設定して制限を設けた選挙制度を指す。」
 
というものである。


 日本でも、1925年の普通選挙法施行以前は、納税額に応じて参政権が付与されるなどの、制限選挙の制度が採用されていた。
 
 これに対して、現行の日本国憲法の下においては、参政権は、貧富の格差なく、一人一票の形で、すべての成人に対して、平等に付与されている。
 
 ところが、日本国憲法が普通選挙制度を採用しているのに、企業献金を認めることになれば、資金力で一般個人を圧倒する大資本が、強い政治力を発揮することになることは、明白である。
 
 他方、企業が政治家に対して資金を提供するためには、その資金の企業からの外部流出について、企業経営者は合理的な説明を求められる。
 
 企業の利益に反する資金流出を企業経営者が行う場合、企業経営者が株主に損失を与えたとして、株主から訴えられる恐れが高いからである。
 
 つまり、企業が政治家に対して献金を行う場合、企業が当該政治家から何らかの形で利益の供与を受けることが前提に置かれなければならないことになり、この意味で、企業献金は、本来的に「賄賂」の性格を帯びることになるのである。

 
 ・・・・・

 

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コメント
 
01. 2011年10月26日 10:41:29: yeFYxWZ00E
賄賂公認の政治が、したい政治家と自分たちが美味しい思いをしたい官僚と経営者
たちが、小沢氏の抹殺を図っているが、国民も気がついた。
どっちが国民のためなのか?小沢氏を守ることは日本を守り、国民の生活を
守ることであり、子供たちの未来を守ることである。

02. 2011年10月26日 12:01:06: pZ4CHUghM2
タケシノ馬鹿が貧乏人に比較して大口納税者の自分がただの一票であることに苦言を呈していたが、イオンは献金せずに馬鹿の代議士を使って国政を壟断できれば得じゃないか。大企業の献金も、納税金も原資は消費者労働者の汗の結晶と思えば、国政を私することが如何に悪であるか分かる。

03. 2011年10月26日 12:46:28: rWmc8odQao
馬淵澄夫氏
「今まで、一切の企業・団体献金を受け取っていません。また企業団体献金の受け皿となる政治資金パーティーも行っていません。」
https://twitter.com/#!/mabuchi_sumio/status/128994779907366912

こういうかたも、いらっしゃるのですね。

「日本国憲法の規定をも踏まえぬ、人権意識のかけらもない民主党議員が多数存在している。」

もちろん同じ文脈で、自民党にも公明党にもみんなの党にも共産党にもいるのだろう。全員に対し、政治の、とりわけ憲法の勉強し直しを勧めます。
植草氏、がんばってください。応援しております。


04. 2011年10月26日 16:54:11: g6mzMH0PYQ
とにかく、早くマニフェストに明記されている企業団体禁止のための政治資金規正法改正案を国会に提出せよ。
公明党も共産党も社民党もみんなの党も賛成なんだから、通るだろ。>民主党

■暴力団系企業にパー券 副大臣時の自民・田中和徳氏側が販売
自民党の田中和徳(かずのり)元財務副大臣(62)の政治団体が、平成18年に開催した政治資金パーティーで、
指定暴力団稲川会系組長が取締役を務める企業にパーティー券を販売し、40万円を受領していたことが21日、
産経新聞の調べで分かった。
パー券販売は財務副大臣在任中で、暴力団側から政治家側への直接の資金提供が判明するのは極めて異例。
暴力団排除条例が全国の自治体で制定されるなど「暴排」の動きが加速する中、国会議員と暴力団側の関係が発覚した。
政治資金収支報告書や関係者によると、パー券を購入していたのは東京都品川区に本社を構える企業。
設立は昭和62年で、法人登記では「日用品雑貨の販売」「金銭貸付業」などとなっている。
捜査関係者によると、同社は暴力団のフロント企業として認定されているという。
稲川会系組長は、設立当初は代表取締役を務めていたが、平成4年からは取締役に就任。
同社が長年にわたって暴力団の影響下にあり、資金源となっていたことがうかがえる。
収支報告書によると、田中氏の関連政治団体「新都市構想懇話会」は18年12月、
東京都港区のホテルで開催したパーティーで、同社に対しパー券40万円分を販売。
このパーティーで20万円を超えるパー券を購入していた法人は、同社を含め2社だけだった。
田中氏は、川崎市議や神奈川県議などを経て、8年に衆院議員に初当選し現在5期目。
国土交通政務官、外務政務官などを歴任し、18年9月から19年8月まで財務副大臣を務めた。
田中氏をめぐっては18年、東京国税局から約1億2千万円の所得隠しを指摘された大手信用保証会社の役員から、
500万円の献金を受けていたことも発覚している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111022/crm11102208340001-n1.htm

■【田中和徳氏側パー券販売】「政」「暴」変わらぬ関係 
田中和徳(かずのり)元財務副大臣(62)の政治団体が、
指定暴力団稲川会系組長が取締役を務める「フロント企業」にパーティー券を販売していたことが21日、明らかになった。
「政」と「暴」の関係はたびたび問題となってきたが、依然として暴力団側が侵食している様子が浮かぶ。
「黒い交際」を理由に島田紳助さんが芸能界を引退するなど、“暴排”の機運が高まる中での販売発覚に、
専門家からは「言語道断だ」と批判の声が上がっている。
■見返り意図?
暴力団と政治家の関係がクローズアップされたのは、昭和62年の自民党総裁選での皇民党事件。
総裁選に出馬した故竹下登氏への「ほめ殺し」を続ける右翼団体の街宣活動を中止させるため、
故金丸信副総裁が暴力団組長に中止を依頼したとされる。
平成4年に発覚し、竹下氏らが国会などで厳しく追及された。
15年には保守新党の松浪健四郎衆院議員(当時)が、暴力団組員が会長を務める建設会社に
私設秘書2人の給与計275万円を肩代わりしてもらっていたことが発覚するなど、
過去にも政治家と暴力団側の接点が浮かんでいた。
今回の田中氏の問題について、暴力団の実態に詳しいジャーナリストの溝口敦さんは
「暴力団側から直接の資金提供が判明したのは初めてでないか」とした上で、
「仕事に関する口利きなど、何らかの見返りを求める意図があったと考えるのが普通だ」と話す。
■今なら条例抵触?
暴力団との接触をめぐっては、社会的に“関係遮断”の流れが強まっている。
象徴的なのが島田さんのケースだ。友人を通じて暴力団関係者と携帯メールで連絡を取ったり、飲食店で食事をしたりするなど、
親密な交際があったとして8月に芸能界を引退。
所属していたよしもとクリエイティブ・エージェンシーは
「影響力の高いメディアに出演しているタレントとしては、その理由を問わず(交際は)許されない」と説明した。
さらに暴力団関係者への利益供与の禁止などを盛り込んだ暴力団排除条例が、
今月1日に東京都と沖縄県で導入されたことで、全都道府県で出そろった。
暴力団員との会食や、暴力団関連企業と商取引することも違反行為として禁じられる。
警察関係者は「フロント企業へのパー券販売は、今なら条例に抵触するだろう」と指摘する。
■「看過できない」
政治資金規正法には、暴力団や暴力団組員からの資金提供を禁じる規定はない。
田中氏がパーティーを開催したのは財務副大臣在任中だったが、
閣僚としての禁止事項などを定めた大臣規範にも暴力団の資金提供は盛り込まれていない。
政治評論家の屋山太郎さんは「規正法に禁じる規定はないが、暴力団排除は国民の義務だ。
政治家としての資質を疑問視せざるを得ない。
『暴力団の関係企業と知らなかった』では到底すまされず、公人として看過できるものではない」と指弾している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111022/crm11102208380002-n2.htm


05. 2011年10月26日 23:07:51: chf5K99T2w
大資本との癒着は自民が老舗。

多くの労働者が騙されて、その自民にせっせと投票してきた。

日本の赤狩りは自民の嫌がらせなのに、イデオロギーで偽装してたしね。

反原発デモなんか、共産主義とは全く関係無いことなど共産国家のソ連でチェルノブイリ事故が起きたことを考えればすぐ分かるのに、国民は洗脳され思考停止させられてきた。


06. 2011年10月29日 02:18:52: 7FqrdBIszA
馬鹿菅は韓国人からの献金、起訴されたが不起訴処分
何故なのでしょうか、私はこの件で菅が政界から永久追放され二度と菅の顔を見なくてすむと喜んでおりましたが、ガッカリです。
前原も献金問題で起訴され今捜査を進めているようですが、前原は893さんとの
繋がりは相当深いようですから菅のように不起訴とはなかなか難しいのではないでしょうか
有罪になれば公民権の剥奪、五年は政界復帰は出来ない、そして過去の人。
そうなれば二度とあの顔を見なくてすむ
もし菅と同じで不起訴処分であるなら本当に検察は腐っている
そんな検察はもう居らない。

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