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政界はぐれ鳥[自民]石破と[民主]前原で新政策集団!?
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2011/10/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
総勢100人…そんなに集まるのか
自民党の政調会長を外された石破茂(54)が、11月にも自ら主宰する政策勉強会を立ち上げる。だからなのか、最近はテレビ出演にも積極的で、全国を講演で飛び回っている。
「来年の総裁選出馬に向けた準備」というのが、自民党内の共通した見方だが、石破は先週BS番組に出演した際、意味深な発言をした。
「自民党だけにとどまってはいけない。民主党でもやろうという人がいればいい」
「民主党」というのがミソだ。超党派となれば、総裁選狙いにとどまらない。政界再編を視野に入れた発言なのは明らか。ラブコールの相手は、ズバリ、前原誠司政調会長(49)である。
石破と前原は政策的な一致点が多い。ともに「外交・安全保障のエキスパート」を自任。憲法改正や集団的自衛権の行使でも一致する。
民主党内は安保で一枚岩ではないだけに、前原は党内より、むしろ石破に親近感を持っているという。
政策以外でも共通項がある。この2人、党内では揃って“はぐれ鳥”なのだ。
「世論調査で『首相にふさわしいのは』と聞けば、石破は自民党で1位、前原は民主党で1位です。しかし2人とも、とにかく党内で人望がない。石破は若手の面倒見が悪く、側近といえるのは鴨下一郎と小坂憲次くらいです。一方の前原も『口だけ番長』で評判はガタガタ。グループの議員ですら『危なっかしくて付いていけない』と呆れている。もし、政界が大混乱になったら、似たもの同士の2人が手を組む可能性がある。ただ、そんな2人が新しい政策集団をつくったとして、どれだけの人数が集まるのやら。ま、自民も民主も低空飛行ですから、選挙が弱い中堅・若手は付いていくのかもしれませんが……」(ベテラン政治記者)
石破・前原連合なら総勢100人――なんて勇ましい掛け声も聞こえるが、タカ派2人じゃ、トンデモナイ新党になりそうだ。
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