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小沢一郎氏の政治的DNAについて
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都内では例年より早く紅葉が始まった10月13日、世田谷の深川にある小沢邸で、午前10時から同11時半ごろまで、久しぶりに2人で、思い出話などを含め、わが国のあり方などについて、ざっくばらんに話をしてきた。
私が、明日(14日)宇都宮で時事通信社の内外情勢調査会があり、「政治家小沢一郎を語る」という題で話すことになっている。
と言うと、驚いた様子で、「宇都宮は父親が世話になった町だ。
昔話になるがよろしく伝えてくれよ」とのこと。そこでなんとなく、父親・小沢佐重喜の思い出話になった。
ほとんどの人は、小沢一郎という政治家を田中角栄元首相とリンクさせて、政治的DNAを結びつけ「金権政治」とイメージしている。
巨大メディアは意図的に拡大して報道して、小沢氏の「人格破壊」を行っているわけだ。
そこで良い機会だと思い、父親・佐重喜がどんな苦労を重ねて代議士となり、どんな活躍をした人物か。
その政治的DNAを小沢一郎が継続している様子を話すことにした。
以下、その要旨である。
自民党の最大派閥「経世会」が分裂して、「改革フォーラム21」という政策集団ができたのは、平成4年12月であった。
代表・羽田収、幹事長役・小沢一郎で、私は同年7月の参議院選挙で高知地方区から当選して、無所属であった。
その時、自民党に入党し「改革フォーラム21」に入った。
年が明けた早々、小沢幹事長役に呼ばれ、こう言われた。
「将来の自分の後継者は、船田元を考えている。
政治の厳しさや裏を知らないので、よく教えてやってくれ、人間力をつけてほしい。」
理由を聞くと、父親の佐重喜先生が宇都宮で曾祖父の船田兵吾さんにお世話になった恩を返したい、ということだった。
小沢佐重喜という政治家は、私にとって恩人の一人である。
衆院事務局に就職した際、いろいろ薫陶を受けたこともあり、宇都宮で何があったのか、調べてみた。
驚いたことに、明治43年、小学校5年で家出したことがわかった。
理由は学問をしたいためである。
家が貧しく、何度か親は奉公に出そうとしたことに反抗したのだ。
握り飯40箇をもって東京を目指したようだ。
多分、鉄道を歩いてのことのようだ。
宇都宮の公園で行き倒れのようになっているところを、馬に乗っていた陸軍軍人・中村少佐に助けられ、書生となる。
中村少佐の紹介で、下野中学校(現作新学院)の夜間に入学する。
その時、船田兵吾校長に大変世話になる。
2年ぐらいたって、東京の開成中学に転校、新聞配達をしながら、日大予科法学部に入り、大正12年に弁護士試験に合格して、弁護士となった。
その直後、東京市下谷区会議員に立候補したが、7票差で落選する。
その時の公約が「学問をしたい人間が、学校に行ける社会をつくりたい」というものであった。
その後東京市会議員となり、戦後の衆院総選挙で国政で活動するようになる。
吉田茂首相の側近として戦後復興に貢献した。
政治信条は、
(1)貧しくとも能力ある人間が、学校に行ける社会をつくりたい
(2)物質文明に禍せられ、富の偏在、貧富の差が甚だしく、良心と理性に基づく真の自由が生かされる社会は実現していない。
自由主義の欠陥を補い高度な社会政策を断行する(昭和21年4月、衆院選公約)
(3)民主政治の原点は、公正な選挙制度の整備と金のかからない選挙の実現である。
腐敗政治を廃し、国民のため徹底した審査と多数決原理による健全で公正な国会運営を確立すべきだ(吉田内閣時代国会運営の責任者として活躍、死の床で訴えたこと)
であった。
小沢一郎という政治家の行動の原点は、この父・佐重喜の政治DNAである。
特に「政治と金」は父親の教訓を守ってきた。
これは40年間の付き合いのある私が証明できる。
かつて、朝日新聞の早野透記者が「小沢一郎は田中角栄の内在的批判者だ」と書いたことがある。
その小沢一郎が、検察が不起訴にした政治資金規正法違反事件で、市民という名の集団リンチと、憲法違反をくり返す国家機関の手で、公判を受けている。
この現実を私は日本の民主主義は崩壊したと断じざるをえない。
歴史の進歩を信じる私は、日本を創った神々のためにも闘わなければならない。
>>
(私のコメント)
これが小沢さんの真相でしょう。今の日本はカルトによる暗黒支配が本番に入って来ていることを示しています。自分の周囲でもこれは完全犯罪ではないかと言うものを見聞きし、体験させられています。カルトの背後には外国勢力がいるだろうに真面目な末端信者は何も知らず必死に組織維持のために働かされています。これを目覚めさせ止めさせるのはプロでも難しいようです。証拠と意思と技術です。
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