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2011年10月22日 14:07
「原発も、TPPも、本質に日米安保がある」 「赤旗」竹下記者
在日米軍基地や、原発、TPPなどを通じて、日米関係の問題について学ぼうと、「しんぶん赤旗」政治部記者・竹下岳さんを招いた講演会が21日、京都市左京区で開かれ、60人が集まりました。安保破棄京都実行委員会が主催。
竹下さんは、日本の原発の導入がアメリカの核兵器開発戦略の一環として行われたと指摘し、「日米安保条約を日本が破棄すれば原発の原料・濃縮ウランの供給を止めると脅されている。そのため東電社長は政府の防衛大綱有識者会議座長も務めている」と告発しました。
またTPP問題について、「米軍普天間基地問題が進展していないので、政府がアメリカの要望に少しでも応えたいと進められている。本質は日米同盟の問題だ」と指摘。
米議会で軍事予算の削減の動きがあることから、普天間基地移設が進展しなければ米軍再編計画がとん挫する可能性があると強調し、「冷戦後、軍事同盟の存在意義がなくなっている。日本でも日米同盟は不要。平和的に外交で解決する憲法9条でこそ安全保障は実現できる」と訴えました。
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