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大阪ダブル選挙 郷原弁護士出馬でも難攻不落な橋下王国
http://gendai.net/articles/view/syakai/133280
2011年10月22日 掲載 日刊ゲンダイ
エリートよりも愛嬌の土地柄
予定通り、大阪府の橋下徹知事が22日未明の府議会で辞職を表明した。これで来月27日の大阪府知事と大阪市長のダブル選挙が決定。候補者擁立がラストスパートに入る。「橋下王国」を壊す大物候補者は現れるのか?
ここへきて民主党がヤメ検弁護士の郷原信郎氏(56)に出馬要請したことが明らかになった。本人も、「知事の仕事に以前から関心があったことは確かだ」とまんざらでもない様子。この週末にも最終決断するという。
郷原氏は九州電力の「やらせメール」問題で第三者委員会の委員長を務め、いまや時の人。九電が委員会の調査結果を無視して報告書を提出したことで、「九電の隠蔽体質にメスを入れる正義の人」と、メディアでも喝采を浴びている。
「郷原氏に出馬要請したのは、民主党大阪府連の平野博文代表です。平野さんは、市長選同様、知事選も自民、公明と共闘できる3党統一候補が望ましいという考え。知名度のある郷原さんを民自公の統一候補にすれば、橋下氏の“維新の会”が擁立するとみられる松井府議を破ることができるのではないか、というわけです」(民主党関係者)
だが、既成政党の相乗りには、いぜん有権者の嫌悪感が強い。そのうえ、“お笑い銘柄”が大好きな「大阪」という土地柄で、地元出身ではない郷原氏がウケるのか? 関西テレビのニュース番組でコメンテーターを務めている政治評論家の森田実氏がこう言う。
「これまでに挙がっている知事候補は知名度が低い人ばかりなので、相対的に郷原氏ならいい戦いになると思います。ただ、郷原氏のような東京的なエリートで真面目な人物は、大阪には合わない。大阪の人は、たとえ知事候補でも、愛嬌や面白さを求めるのです」
地元記者もこう言う。
「郷原氏は全国的には知名度があるのでしょうが、大阪の人はほとんど知らないと思いますよ。一方で、維新の会の松井府議は全国的には無名ですが、大阪では、地元出身の『維新の会』の候補というだけで、投票してしまう人が少なくありません」
地元メディアの市長選の世論調査では、橋下氏と現職・平松市長との差がジワジワ詰まってきているというから、まだまだわからないが、「橋下王国」が難攻不落なのは間違いない。
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