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小沢一郎政経フォーラム出席しました。小沢氏は元気でした
http://31634308.at.webry.info/201110/article_21.html
2011/10/21 21:52 かっちの言い分
今回は、初めて出席してから3回目の出席である。小沢氏を支援するために少しでも政治活動資金の足しにしてほしいという意味で出席している。
政経フォーラムは、ANAインターコンチネンタルホテル東京の地下1階の「プロミネンス」で毎回開催される。新幹線を使って東京駅を経由して会場に着いたころには、席はほぼ100%近くがいつも満杯である。今回も座りきない人が出たので席を増設していた。正確には数えたことはないが、700人は下らないように思える。3回も行くと、見慣れた顔の人がいることがわかる。
フォーラムは2部に分かれていて、1部は勉強会。今回は青山学院大教授 榊原英資氏が「世界恐慌の足音が聞こえる」と題して熱弁を振るった。2部は小沢氏が出席の懇親会となる。
第一部の榊原氏は、現在、ギリシャの財政破たんが発生し、EU内でギリシャの緊縮財政と増税を条件に大量の融資を行うことが決まったが、今度はスペイン、イタリアも芳しくないことを述べた。以下に要点をまとめた。
今の経済状態は、金融、財政の2つの両輪のどちらも、これ以上無いほど行き詰って深刻な状態であるという。また、EUばかりでなく米国自身もかなり悪化して来て、オバマ大統領も共和党の中の保守であるTeaパーティの進出で、再選も危ない。
戦後、米国、ヨーロッパが世界の経済を引っ張ってきたが、これからは中国、インドが先導する。中国、インドはGDPでも台頭し、米国を追い抜く時がくる。更に、インドは中国を超すだろうと述べた。特にインドは、日本がインパール戦争でイギリスを負かした効果で知日派が多く、インドとの関係を大切にすべきと述べた。
今後、世界の経済の中心は中国、インドを中心とする東アジア地域となり、日本は米国だけではなくアジアにを大事にしなければならない。そのアジアの将来性に乗り遅れないための危機感から、米国、オーストラリアが急にTPPと言い出している。TPPはアングロサクソンの論理で戦略である。このTPPによって日本固有の良いシステムも変えざるをえなくなる。例えば、国民健康保険は世界に誇る制度で、これから高齢社会になる中、TPPが導入されれば米国のような自由診療制度を押しつられる可能性が高い、ということが述べられた。榊原氏は、TPPは急ぐべきではないとの意見であった。
これは小沢氏も以下の見出しのように同じ考えである。
小沢氏「TPP交渉参加は早計」 民主党の小沢一郎元代表は20日、フリー記者らを対象にした記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)について、「自由貿易には賛成だが、弱い産業部門は突然、『関税撤廃だ、自由競争だ』となったら成り立たなくなる。国民生活を守る対策が取られないうちにやるのは早計だ」と述べ、交渉参加は慎重に判断すべきだとの考えを示した。 第2部の懇親会での小沢氏の挨拶は、丁度国会が開会され天皇陛下をお出迎えするため時間がなく、早々と退席しなければならず、皆さんの期待に応えられない、、との話と胆石の話だけで、政治の話は一切なかった。また恒例の出席者との記念写真を撮る時間もなかった。今回は、何か政治むきの話を聞けると思っていたが、皆さんに何も伝えられず残念であった。しかし、小沢氏は元気であった。昨日のバカな読売新聞の記者の件もあり、小沢氏も大変である。 帰りは、新幹線ホームの売店で日刊ゲンダイを買って読んで帰るのが恒例であるが、1面に、昨日このブログで書いた内容と同じ趣旨の記事が書かれていた。見出しを読めば言いたいことがわかる。 『小沢の国会での説明全く無用』、『しつこく狙われる小沢一郎』 『こんなちいさな個人の事件より解決すべき重大な政治課題はいくらでもあるのに、小沢一郎問題にどれほどの意味があるのか誰も説明できない』 『世論調査の「国会で説明の必要性ある」60%は捏造でないなら主体性なき国民性を証明している』 大手マスコミが腐っている中、やはり日刊ゲンダイだけが正論を述べるマスコミである。大手マスコミが正論を述べなく、国民を恣意的な方向に誘導することは、日本の大いなる不幸である。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111020-OYT1T01068.htm
確かに、TPPの話は菅前政権のとき突如と出てきたもので、工業製品の輸出は関税がゼロになるのでい良いが、農業製品は現在の高い関税でも、米国、オーストラリアに負けている中、壊滅的なダメージを受けて食品の自給は壊滅し、国民の食糧のネックを押さえつけられるだろう。
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