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キーマン鹿野農相「毒まんじゅう」食らったのか
http://news.livedoor.com/article/detail/5951845/
2011年10月17日掲載 日刊ゲンダイ
<“隠れ推進派”でギリギリで賛成に回る>
野田政権が、TPP参加表明に前のめりになっている。
先週末、TPP参加の是非を議論する「経済連携プロジェクトチーム(PT)」の第1回総会が開かれた。17日は第2回、3回の総会を立て続けに開く予定だ。
「すでに結論は決まっている。野田首相は11月のAPECでTPPへの参加を表明します。議論はそのためのセレモニー。事務方は、参加表明の準備に入っています」(経産省関係者)
輿石幹事長も16日の記者会見で、TPPについて、「精力的に議論して、APEC首脳会議に野田首相がひとつの考えを持って行く」と明言。“米国のポチ”こと前原政調会長、枝野経産相、玄葉外相らもTPP推進派だし、PT座長の鉢呂前経産相も参加に意欲的だ。
とはいえ、TPP参加は国の形を大きく変える。慎重に判断すべき問題だ。山田正彦前農相をはじめ、与党内にもTPP反対派は200人近くいる。わずか1カ月で結論が出るとは思えないし、もっと時間をかけて国民的な議論をすべきだ。
だが、何がなんでもAPECまでに参加を決めたい野田は、短期決着に向けて“隠し玉”も用意しているという。野田に近い民主党中堅議員がこう解説する。
「TPP参加に慎重といわれている鹿野農相が、ギリギリになって賛成に回るシナリオです。鹿野氏は昨年の国会で、農家への戸別所得補償制度に関連し、作付面積の多い農家を優遇する『規模加算』の導入に強い意欲を表明しています。TPP参加をにらみ、農家の大規模化を促進して生産性向上を図ろうとしたのです。すでにTPP賛成に回る布石を打っている。農相の立場で、慎重派とされる鹿野氏が、土壇場で『日本の農業のために参加すべし』と言えば、党内の反対論を封じ込められる。鹿野氏が代表選で野田を支持し、農相に再任された裏には、何らかの話し合いがあったとみられます」
毒まんじゅうを食らっていたのか。
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