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「制度疲労を起こしている検察審」(EJ第3163号)  (Electronic Journal) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/791.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 19 日 06:19:26: igsppGRN/E9PQ
 

●「制度疲労を起こしている検察審」(EJ第3163号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/231065570.html
2011年10月19日  Electronic Journal


 一連の小沢一郎氏をめぐる裁判騒ぎについて、謀略の疑いすら
あると書くと、そんなことが民主主義国の日本であるはずがない
という反論が必ず出てきます。しかし、そういう人は、記者クラ
ブメディアによる恣意的な報道に完全に騙されてしまっていると
いうことがいえます。
 ネットメディアでは、記者クラブメディアとは100%異なる
報道を行っており、ほとんどが小沢問題の報道に関して疑惑の目
を向けています。とくに小沢氏を強制起訴した検察審の議決に関
しては批判的記事が溢れています。
 小沢一郎氏に対する検察審査会の議決には非常に多くの疑惑が
あります。これについての詳細は、「一市民が斬る」というブロ
グが精力的に取り上げているので、そのブログを参照していただ
きたいと思います。読むとわかりますが、記者クラブメディアは
完全に検察審側についてしまっているのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
       ≪一市民が斬る≫
       http://civilopinions.main.jp/
―――――――――――――――――――――――――――――
 強制起訴のかぎを握っていたのは、第2回目の検察審の審査補
助員を務めた吉田繁実弁護士です。その吉田氏が審査補助員に決
まったのは2010年9月7日なのです。そうすると、14日の
議決までに一週間しかなかったことになります。
 問題はなぜこんなに遅れたかです。一説によると、誰も申し出
がなかったので、自分が申し出たといっているそうです。どうや
ら吉田弁護士は検察審にきわめて近い弁護士──検察審機能強化
派弁護士だったのです。強制起訴議決を書くために採用されたの
ではないかともいわれています。なお、吉田繁実氏についての経
歴などについては、次のブログを参照してください。
―――――――――――――――――――――――――――――
 ≪文藝評論家・山崎行太郎の政治プログ≫
 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20101004/1286203324
―――――――――――――――――――――――――――――
 9月7日に任命され、14日に議決を実施──しかも、14日
は民主党の代表選の当日です。問題の小沢一郎氏は代表選の候補
者として立候補しているのです。
 これについてのネット取材によると、「ひょう吉の疑問/新聞
・テレビ報道は何かおかしい」によって、次の事実が判明したの
で、参考までにご紹介します。
 第5検察審は、2010年9月上旬に検察官の意見聴取を行っ
ています。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が、
1時間以上にわたって説明をしているのです。斎藤副部長は次の
ように審査員に訴えています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を
 認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討するこ
 とが必要です。    ──東京地検特捜部の斎藤隆博副部長
―――――――――――――――――――――――――――――
 ここで、審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田
繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、
犯罪の実行行為者でなくても謀議に参加すれば共犯として有罪に
なるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示
したうえで、次のように審査員に訴えています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下
 さい。                ──吉田繁実弁護士
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/46227cf32b08b9816c3d8b16a9e07011
―――――――――――――――――――――――――――――
 これを見てもわかるように、訴追されている本人が出席できな
い審議であるのだから、本来公平であるべき審査補助員が明らか
に審査員を誘導しています。
 この検察審の議決について、平野貞夫氏は自著で、次のように
述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 今回の事件は、捜査資料・証拠資料が段ボール19箱といわれ
 る。検察審査員がそれらをすべて熟読し、咀嚼し、議決に公正
 に反映させるというのはプロではないのだからできるはずがな
 い。そこで補助弁護士が、自分の考えで選び、整理した捜査資
 料・証拠資料だけを検察審査員に読んでもらうことになる。そ
 うすれば、その弁護士の価値判断や先入観に基づいた資料の整
 理が当然行われるし、整理の仕方によってはバイアスがかかる
 ことがあり得る。それによって小沢が不利になったかもしれな
 い。簡単に言えば、その弁護士の意見や解釈を、検察審査員を
 通じて代わりに言わせることもできるわけである。
  ──平野貞夫著『日本一新/私たちの国が危ない』鹿砦社刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 これに加えて、平野氏は重要な情報を付け加えています。それ
は、代表選の前日の2010年9月13日に、官邸には「小沢氏
強制起訴」の情報がもたらされており、それが菅首相派の議員に
よって、複数の特定の議員に流され、代表選の投票に影響を与え
たというのです。したがって、14日の議決は偶然ではなく、明
らかにその日を狙って議決したものと考えられます。
 この代表選については、公職選挙法に基づく選挙でないため、
多くの不正行為が行われたことがわかっています。とくに党員・
サポーター票の「菅13万票対小沢9万票」の票差には疑惑がた
くさんあり、そこに何らかの不正操作が行われたという情報があ
るのです。とても公正な選挙ではなかったのです。
 このようなことが平気で行われている日本は民主主義国家では
ないと思います。検察の出方を政治家が気にして政策を行うよう
になったら終りです。  ――── [日本の政治の現況/89]


≪画像および関連情報≫
 ●森ゆうこ議員/検察審について語る
  ―――――――――――――――――――――――――――
  小沢さんの初公判がある日に、わざわざ朝日新聞は検察審査
  会の補助弁護士を登場させている。明らかに恣意的な記事で
  朝日の深い闇を感じてしまうのは私だけか。これに森ゆうこ
  議員が噛みついた。秘密のベールに包まれている検察審査会
  に対して、徹底的に情報を出させ追及してきた議員だけに、
  この日文科副大臣としての記者会見で、小沢裁判については
  コメントを控えるとしたものの、これだけは言わせてくれと
  いうことで、次のように語った。「先週の記者会見でも申し
  上げました。もちろん一議員として、申し上げたいことは、
  様々ございますし、特に検察審査会の問題について、私以上
  に詳しく調べた議員はいないんじゃないかと思います。小沢
  元代表の本日の法廷に関して、直接申し上げるべきではない
  というふうなご指摘もございますので、それは控えさせてい
  ただきたいというふうに思っております。ただ一点ですね。
  昨日、どちらの新聞でしたでしょうか。あの、検察審査会の
  審査補助員のコメントというのが詳しく載っておりました。
  そもそも検察審査会は非公開であります。その非公開の原則
  に基づいて、我々が要求してもなかなか情報は出てこない、
  ということでございまして、ええ、まあ審査にかかわった審
  査補助員が、あのように内容を一方的に話していいものか。
  このことについては非常に疑問があります」。
   http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1229.html
   

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コメント
 
01. 2011年10月19日 07:26:18: xmGHe384h2
「制度疲労」というか、強制起訴議決制度は、麻生政権時代に導入された制度。
最近導入された。
小沢氏・民主党政権を狙い撃ちするために自民党が仕組んだものであろう。

そういえば、麻生政権時代の漆原長官の「自民党には捜査は及ばない」発言がまだ記憶に新しい。


02. 2011年10月19日 11:20:01: oXjyYrHR4I
 01さんの考えの通りです。
 旧自民党政権の「最後ッ屁」だ。ところが似非日本人の菅直人は、それを自己浮揚に利用した。質の悪い人間だ。

03. 2011年10月19日 11:34:45: u8T2aRIP9Y
検察の起訴権限の独占に風穴を開けたいい制度。検察から全ての権限を移せばなおよし。

04. 2011年10月19日 11:58:28: 6mp0wtFJYz
起訴して裁判で負けても誰も責任を取らなくて良い制度。


通常の検察による起訴であれば裁判で負ければ、それなりに担当検事やその上役に傷が付き出世に響いていた。


ところが検審起訴はもし裁判で負けても誰一人責任をかぶる事がない、強いてあげれば国民の代表として審査に参加した市民、要するに民意の責任となる。

しかし、この民意とは決してフラットな状態から導かれた答えではなく、メディアによる偏向報道を浴びせられ続けた答えである。


メディアは仕掛けた偏向報道は棚の上に置き、これが市民感覚であり民意であるとすり替える。


誰も責任を取らない起訴、そして推認を認定しそれを証拠に有罪に導く裁判手法。


日本はいつか来た道をまた戻るのだろうか?


05. 2011年10月19日 13:02:48: tzmi4UKous
麻生によって悪事の限りを尽くした検察審査会!
作った自民党はよっぽど天罰を食らったのか崩壊寸前(笑)
内輪もめの人事!
議員による暴露ブログ!

自民党の遺産「検察審査会」を相続放棄したらいかがでしょうか?
なに?検察審査会の審査員で小遣いかせぎしてるから続けてほしい?
それって税金の無駄使いでしょ!


06. 2011年10月19日 15:03:42: rhqKDOc9IQ
悔しいですね。
こういう不正を正すことができないのですか。
できないなら、もう、これを言うのはやめましょう。
こんなクソ日本に住んでるのが嫌になります。

07. 2011年10月19日 17:47:28: sWDtD0HhJI
制度疲労などという生やさしいものではない。

根本的にインチキ、デタラメがまかり通る制度である。

あるのは検察、裁判所の裁量による判断を非公開を隠れ蓑にしてごまかす制度のみ。

今やハッキリと分かった。ほかの検察審査会議決も全てデタラメと判断すべきだ。

これは陪審員制度が有効とした戦後すぐのアメリカの判断を日本の裁量行政の権化である法曹界つまり検察と裁判所が実質の権力として利用したことによって生まれた方式だ。

改めて言う、今やはっきりとわかった。


08. 2011年10月20日 06:45:40: AdEcyLKQAM
> 「制度疲労」というか、強制起訴議決制度は、麻生政権時代に導入された制度。

検審に強制起訴が導入されたのは、麻生政権時代ではなく、小泉政権の時やなかったかな。裁判員制度が導入されたときと同時期やったと記憶してんやけど。


09. 2011年10月20日 20:52:33: 7nGTnQinYI
政治犯罪を一般の通りすがりの者程度の人間が見識を持って判断を下せるわけがない。小沢さんの起訴は検察による基礎ではなく検審によるものなのに「検察批判はおかしい」と小沢さんの冒頭陳述をこき下ろす論説が目につく。きょうもb産経で土本とか言うもの最高裁検事がそういっている。

やはり検審のあやしさと補助弁護士の恣意性に焦点を当てて世に問うべきだ。
本来ならそれがマスゴミの仕事だろう。

今日ニコ動で小沢さんの記者会見を見た。御ミウリの記者が無礼な態度でルールを無視して小沢さんに噛みつき、終わった後で上杉、岩上両氏に吊るし上げを食った。めちゃくちゃ面白い。簿ミウリみ・じ・め
久しぶりにせいせいした。これは日本中に見てもらいたい。


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