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鳩山は夢見て嘘をつき、菅は思いつきで嘘をつき、野田は国益だと嘘をつく
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2011年10月19日 世相を斬る あいば達也
自民党の歴代総理も総じて嘘つきだが、政権交代した民主党の歴代総理も押し並べて、何らかの嘘つきである。鳩山の嘘は結果的嘘の部分が多かったのは事実だ。マニュフェストを実現しようと、内閣を動かそうと思った途端にエンストした車である。ギアをパーキングに入れ、サイトブレーキを引くことも忘れ、ズルズルと坂道を転がって行った。菅は当初からの無免許運転者であり、尚且つ無謀な運転をこよなく愛したのだか、それは凄かった。ただ幸か不幸か、東日本大震災に見舞われ、国家の方向を狂わせるような重大事の舵を握ることなく消え去った。
抱きつき詐欺のような菅直人が消えて事で、ホッとする間もなく野田佳彦と云う男が日本の総理になってしまった。菅に続いて、“何がしたい”、“日本とういう国をどうしたい”のビジョンも準備もなく総理になり、車の操作マニュアルを読む暇もなく、車は走り出した。しかし、彼の耳には霞が関直通のヘッドホーンが被されており、ヘッドホーンから流れる指示通り操作すれば、恙無く1年間の任期は全うさせてやる、と云う“オバマ神社”発行の“交通安全祈願”の御守がぶらさがっている。なんともデカイ御守で、前方の視界を大きく遮っているのが気がかりだ。(笑)
それでも愚直な野田君は、一心にヘッドホーンから流れる指示に従い、アクセルを踏み、ハンドルを米国へ米国へと、今にも太平洋の海原に1300CCのカ*ーラで渡り切ろうと眦を決している。何故か野田君は安全ベルトを締める代わりに、ライフジャケットを生真面目に着込んだ姿は、何処か滑稽なのだが、本人が本気なだけにとても怖い。最後の最後、車が海の藻屑となったあかつきには、たった一人でもオバマ様が待つ米国本土に泳ぎ着こうと云う魂胆のようだ。そしてオバマから「ウェルカム、ジャパン州知事」と言われるのを夢見ている。多分野田君が米国に辿りついた頃には、共和党の大統領に「NODA、ゴーホーム」と言われるとは露知らずだ。
まぁ半分冗談、半分本当の話だけど、今の野田君見ていると、上述のような感じだ。ハワイ訪米の土産に「日米不平等FTA協定(TPP)」の交渉参加決定を持って行かなければ、日米の亀裂は修復不可能になる等と官邸や各関連省庁の事務方からの実しやかな作り話を、本気にしていると云う事だろう。復興増税と消費税増税でも、事務方からの作られ準備された“好ましき統計”と云う嘘の罠に嵌っているのだろう。今月下旬にはパネッタ国防長官が日本政府に強行に申し入れる(恫喝しにくる)つもりらしい。辺野古移転も、驚く話だが機動隊投入まで、シュミレーションされていて、辺野古沿岸部の埋め立で国民の犠牲が出るやも知れぬが辞さず、まで追い込まれているようだ。嘉手納統合案など、会話の中にも出せないような按配、急転直下のようである。
勝手に、米国産牛肉の輸入規制を緩和。ウッカリすると遺伝子組み換え作物の輸入規制も、勝手に緩和するかもしれない。そういえば、武器三原則も和らげ、最後には米国軍需産業の下請けを明確にし、米国ならず者国家の隷属が決定的になるのかもしれない。小泉・竹中ラインの百倍隷米な野田君だ。何も考えられず、闘う事を厭う総理の誕生は、融和どころか、溶解の道をひた走ることになりそうだ。
事の序でに、野田政権の悪口を書き連ねておくと、先ずは「国家戦略会議」のメンバーだ。野田佳彦、藤村修、古川元久、枝野幸男、玄葉光一郎、安住淳、川端達夫、白川日銀総裁、古賀連合会長、米倉経団連会長、岩田日銀元副総裁、長谷川経済同友会代表幹事、緒方貞子等々。なんと云う顔ぶれだ!「日本沈没戦略会議」さながらになるだろう。(笑)
嫌にTPPへの参加に反論しないイイ人ぶりの輿石が、“野田総理はTPPで日本の農業を駄目にする発想なんて持つだろうか。世界経済の流れの中で農業を再生し、全世界に発信していく」と述べ、TPP参加と農業再生の両立は可能との認識を示したことを明らかにした。”と云うのだが、「食品や農産物の輸出戦略を策定、16年度までに平地にある水田の営農規模を現行平均の10倍以上に当たる20〜30ヘクタールまで拡大することが柱」だと公言している。輸出産業としての農業を守ると云う事で、農家農民を守る事ではない点、輿石の爺は判っているのか!つまり、大規模農業へのシフトと云う事だ。宮城村井ファシスト知事の漁業者の漁業権収奪と漁師のサラリーマン化、大企業優先がまさに正体を現している。文化を捨て、金が欲しい野田政権と云う事。
福島原発も原子炉底部の温度が100度以下、やったね!おいおい、溶けた核燃料は何処にあるのだ!冷温停止だ!と胡散臭い安全情報だけを垂れ流し、挙句に原発事故で自主的避難を求めている「緊急時避難準備区域」を逐次解除し始めた。保育園から中学校まで再開と魔法のような出来事さえ起きている。除染だ除染だと云うけれど、山森林田畑を残して除染?雨が降れば、山から平地に放射能が流れる。見た目だけ綺麗にする、おざなりなガキ共の水ぽたぽた雑巾での拭き掃除さながらだ。除染で流れた放射能は消えるのか?いつの日か地下水を通して人間の近くに忍び寄る?国家がこの様な欺瞞を平気でする。まさに国家犯罪と云うものだ。晩発性放射能被害同様、20年後50年後に起きる放射能被害などに構っていられないと云う事なのだろう。
まぁ言いたい事を言っていられる市井の評論家は気楽だ。文句と云うか、出来るだけ真実とおぼしき事実をブログで伝えれば良いだけだ。気に入られようが入られまいが生活に痛痒はない。仮に当該ブログで食べていたなら、もっと沢山の嘘やプロパガンダをしていたと思う。(笑)あまりにも、多くの野駄目君を虐めたので、同情的分析もチョットしておこう。
まず日米関係TPPだが、明らかにオバマ大統領再選運動への同盟国としての側面支援なのだが、実は米国経済が公表以上に危機に瀕している可能性もある。真実のデフォルトに近いとなると、日本政府としても他人事では済まされない。米国債は全部パーだし、軍事力も大幅に落ち込む。中国・ロシアの覇権的動きを阻止できるのか?グローバル経済と金融資本が相当食いこんでいる日本経済にとっても、重大な被害を蒙る。理屈抜きに米国経済を助けない事には、親ガメと子がめは紐で結ばれているので、間違いなく一緒に海に沈む。故にTPPなのだ。軍産複合企業の横暴を抑え、金融資本の抑制をする為にも、オバマ政権を守る方が国益に適うなのだ。放射能問題も、もし本当の事を小出京大助教のように言えたならどれ程良いだろう。東電が破産するような話ではない。国家予算が破綻するほどの金が掛かる。どうしても、嘘つき原発学者や山下嘘つき福島医大副学長のように嘘をつくしかないのだ。そのような事が、野田官邸では、真実として語られているのだろう。もしかすると半分本当かもしれないが、だからと云って国民を犠牲にして生き残る国家など考えるのは国賊政治に他ならない。小室直樹が言っているだろう「日本国民に告ぐ―誇りなき国家は、滅亡する」とさ。
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