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“言うだけ番長”前原が大暴走!野田訪韓で仕掛けた“爆弾”とは
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111018/plt1110181542004-n1.htm
2011.10.18 夕刊フジ
野田佳彦首相(54)は18日夕、ソウルに出発。19日には李明博大統領(69)と日韓首脳会談を行う。国際会議を除いて初の外国訪問となる。しかし、首相に先立って訪韓した民主党の前原誠司政調会長(49)が“爆弾”を仕込んでいた。韓国高官との会談で、解決済みの問題を蒸し返し、つけ入るスキを作っていたのだ。「言うだけ番長」の暴走で、野田外交は端からつまずいてしまうのか。
「めちゃくちゃだ。外務省の方針と違ううえ、政府・与党で決まっていないことを、野田首相よりも先に相手国に乗り込んで勝手に話してくる。前代未聞の、手の施しようがない政治家だ」
元レバノン大使で外交評論家の天木直人氏は、前原氏を切り捨てた。
前原氏は今月9日から3日間、ソウルを訪問。ここで金星煥外交通商相と会談し、第2次世界大戦中のいわゆる従軍慰安婦の賠償請求権に関する協議を求められ、「自民党政権の時もアジア女性基金(=女性のためのアジア平和国民基金)が行われたことを考えた場合、人道的な観点から考える余地がないか、議論したい」と述べたのだ。
普段から、朝鮮半島寄りの言動が多い前原氏だが、今回の発言は日本外交に禍根を残しかねない。何しろ、国家間の賠償問題は1965年の日韓基本条約で解決済み。アジア女性基金も2007年に解散しており、前原氏は新たな基金創設を構想しているという。
これに対し、玄葉光一郎外相は「(賠償問題は)解決済み」と断言したうえで、「この問題が、日韓関係に悪影響を及ぼさないようにしたい」と前原発言を否定したが、与党政調会長の言葉は重い。
李大統領が19日の日韓首脳会談で、この問題に触れてくる可能性はある。竹島問題や自由貿易協定(FTA)、北朝鮮の核問題など懸案事項は山積なのに、野田首相は、松下政経塾の後輩に当たる前原氏の尻拭いをするハメになりかねないのだ。これは代表選の意趣返しなのか。
天木氏は「野田首相が踏み込んだ発言を何もできず、問題を残して帰ってくるだけになるのでは。野田首相は前原氏に対し、不愉快な思いがあるはずだ」と話し、こう続けた。
「野田首相にも問題がある。安住淳財務相がG20で消費税10%を表明したように、閣僚が国民の前では言えないことを外国政府に国際公約してしまう。コントロールできていない。野田首相は基本的にタカ派の立場なのに、角を立てないように低姿勢を続けている。外交は、国のリーダーがはっきりと方針を示さねば弱るだけ。外交手腕としては最低に近い」
厳しい前評判を覆す成果を期待したい。
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