http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/764.html
Tweet |
小沢、菅、鳩山に秋の気配…影薄くなって気になる“今後”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111018/plt1110181222003-n1.htm
2011.10.18 夕刊フジ
民主党をけん引してきた「創業者」の菅直人前首相(64)と鳩山由紀夫元首相(64)、「中興の祖」である小沢一郎元代表(69)の存在感が希薄になっている。野田佳彦首相(54)の党内融和路線が浸透し、菅、鳩山両氏は「もの申す」場面が少なくなり、小沢氏は自身の裁判に追われているのだ。政権交代を成し遂げたが、政権担当能力の欠如を見せつけたトロイカの凋落は、支持議員の離反を招き、世代交代が着実に進んでいる。
「今日は省エネで頭がいっぱいだ」
菅氏は17日、省エネシステム視察のために都内の研究所を訪れた際、記者団から小沢氏の国会招致について問われると、露骨に回答を避けた。9月にも福島県郡山市で蓄電池工場を見学するなど、退陣後は「脱原発」を目指してエネルギー問題に取り組む日々だ。
菅政権の閣僚だった1人は「余計なことに口を出せば、また批判を浴びる。『絶対に政治的発言はしない方がいい』と伝えた」と明かす。もはや支持グループも含め、党内には菅氏の首相再登板に期待する声は皆無で、菅氏自身「政局」とは一線を画す考えのようだ。
もう1人の鳩山氏。14日に東日本大震災被災地の郡山市で復興対策を検討するグループ勉強会を開いた。ただ、参加者は松野頼久元官房副長官(51)らわずか10人という寂しさ。鳩山氏は「結束が目的ではない」と強調するが、焦りがにじむ。
昨年6月の首相辞任以降、鳩山グループからは小沢鋭仁元環境相(57)、大畠章宏前国交相(64)と幹部を含め離脱が後を絶たない。鳩山氏は「TPP(環太平洋連携協定交渉)参加問題での早急な行動は国益を損なう」と政権に注文を付けることもあるが、迫力は乏しい。
党内最大勢力を率いる小沢氏も、徐々に影が薄くなっている。自身の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件の公判を抱えるうえ、初公判を終えた今月6日の夜には尿管結石で入院。もともと心臓に持病を抱える小沢氏の健康不安を想起させた。
来年秋の党代表選への小沢氏の出馬をめぐっても、野田首相の政権運営が安定感を増すに連れ、周辺の期待感は小さくなっている。足場固めを狙った小沢グループ統合も不調に終わり、ベテラン議員は「緩やかな枠組みにしなければ、小沢グループからも人が離れる」と不安を隠せない。
◇
小沢・菅・鳩山氏、トロイカ求心力低下 世代交代進む
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E3918DE3E7E3E2E0E2E3E38297EAE2E2E2
2011/10/16 0:17 日経新聞
民主党で中心的な役割を担ってきた小沢一郎元代表、菅直人前首相、鳩山由紀夫元首相のいわゆる
「トロイカ」の3人を支持する各グループの求心力低下に歯止めがかからない。
先の代表選後に、世代交代が進む現状が浮き彫りになっている。
14日の鳩山グループ(約40人)の研修会への参加者は10人。
小沢グループから大量出席があった昨年と比べれば10分の1以下だった。
15日の原発事故の対応拠点、Jヴィレッジ視察は7人にすぎない。
菅前首相を支持するグループも首相交代後に一度会合を開いただけ。
「菅首相誕生」が唯一最大のテーマだっただけに「役割を終えた以上は将来的には分裂必至」との声も漏れる。
小沢元代表の支持グループは20日召集の臨時国会の開会中に新たな勉強会を立ち上げる方針だ。
しかし元代表は裁判闘争中で政治活動も制限を余儀なくされる。
グループ幹部が「勉強会なんてやめてもいいと思ってる」と語るなど、
小沢系議員の間では今後のグループ活動に不安が広がっている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK120掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。