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「口だけ番長」 みっともない! どじょうに嫉妬する 「小さな男」前原誠司
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/22685?page=2
2011年10月17日(月) 週刊現代 :現代ビジネス
前原誠司民主党政調会長が10月28日、29日の1泊2日でグループ(凌雲会)の研修会を予定している。政調会長ポストは野田新体制で政策決定に強大な権限を持つことになっただけに、さぞや研修会も盛り上がるだろうと思いきや、どうもそんなことはないらしい。
凌雲会所属議員によれば、「40人ほどのメンバーのうち、参加を申し込んでいるのは、まだ半分にも満たない(10月5日現在)」。凌雲会幹部は、所属議員に対して、「政調会長になった前原さんに直接、要望を伝える絶好のチャンス。万難を排して参加するように」と呼びかけているが、反応は鈍いという。不参加を決めた所属議員が複雑な心境を明かす。
「前原さんは政調会長というポストの重みを自覚しているのか。好き勝手な発言が多すぎて、身内でさえ『支えきれない』という声が多い。研修に参加する意欲なんか湧きませんよ」
何しろ前原氏の発言は時や場所を選ばない。野田政権の方向性などもまるで無視。八ッ場ダムの建設中止やJAL処理などで、そのKYぶりは実証済みではあったが、政調会長就任後も自重する素振りはなく、むしろ奔放さに拍車がかかっている。例えば復興増税を巡っても、
「所得税増税などは、2兆円は縮小できる。政府保有の株式などを売れば、増税幅を圧縮できるはずだ」
と、確たる見通しもないまま国民に期待を抱かせるような発言を繰り返し、五十嵐文彦財務副大臣から、「まあ、目標でしょう」と軽く一蹴された。
問題は発言の軽さに加えて、後始末をしないこと。若手からは溜息が漏れる。
「増税幅縮小をぶち上げはしたものの、政調で党の意見をまとめる努力や根回しは一切なし。政府に注文をつけるだけでは、混乱の火種をまき散らしているようなものだ」
だが、前原氏が勝手気ままな言動を繰り返すのは、性格や資質だけが原因ではない。背景には野田佳彦首相への嫉妬と、自らの後見人でもある仙谷由人政調会長代行への反発が絡み合った複雑な感情がある。
そもそも前原氏は、外国人献金問題さえなければ、「ポスト菅」は人気と実績を兼ね備えた自らが最も相応しいと考えていた。それが、松下政経塾の先輩とはいえ、当選回数も自分より劣るどじょう男に「横取りされてしまった」(凌雲会幹部)。加えて、前原首相実現に全力を尽くすべき仙谷氏が、代表選の水面下で野田氏に票をまわしていたことが判明して、両氏の間にすきま風が吹いた。
さらに、仙谷氏が政調会長代行に就任したことで、2人の関係に亀裂が入ったという。代行就任は仙谷氏自らが野田首相に直談判したもので、その際に仙谷氏は、「前原に税と社会保障は任せられない。俺がやる。消費税を上げなきゃ、社会保障は前に進まない」と語ったとされ、この発言が前原氏の耳に届いた。以来、財務省と歩調を合わせて増税路線を突き進む野田、仙谷両氏を前原氏は目の敵にしているのである。
一方、党内反主流派の小沢グループは、前原氏の暴走に期待をかけている。
「動機はどうあれ、反増税を言い出してくれれば我々も勢いづく。おだてて使えば、いずれ主導権をこちらが握れるかもしれない」(小沢グループ中堅議員)
大人になりきれず、自らの存在感誇示に固執して和を乱し、挙げ句、敵に塩を送る「口だけ番長」。野田政権はとんだ爆弾男を抱えてしまったものだ。
『週刊現代』 2011年10月22日号より
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