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古賀茂明氏が語る日本中枢の崩壊と経産省とTPP
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/726.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2011 年 10 月 17 日 06:44:50: 8rnauVNerwl2s
 

古賀茂明という経産省の役人がいて、高級官僚たちが天下り禁止を骨抜きにし、現役組の企業派遣や再就職を認めさせたり、厚遇のまま定年延長を企んだり、いかに予算を恣に使い、官のリストラに一切手をつけないまま財政危機を煽って消費税増税に世論や政治家を操ろうとしていることやサポタージュしてときの内閣を潰している実態を赤裸々に書いてる。(鳩山元首相やミスター年金の長妻氏も役人のサボタージュにやられた口だろう。)

高橋洋一が埋蔵金を暴露して「コソドロ」の汚名を着せられて社会的に抹殺されそうになったり、田母神さんが政府批判をして幕僚長を首になったりしたわけで、役人が自己批判するのはご法度で、役人に反抗する姿が何やらみんなの党の渡辺さんにダブって見えて、一般国民の期待は高まりそうです。

とはいえ、この古賀さんを手放しで応援する気にはなれませんね。

というのも、閑職に追いやられて東北の中小企業を視察するわけですが、その体験を引きながら、FTAやTPPを礼賛する。

兼営農家を非効率な官僚に擬えて批判し、こんな農民を守るため、中小企業を見捨てるのか?と話を展開するわけで、しっかりした知識がないとTPPが日本改造計画であるという本質を見失い、こっろと騙されてしまいそう。

組織批判はしてても古賀には経産省のDNAが埋め込まれてるのか、それともアメリカと連動した一連のTPP推進のトリックなのか。その辺りの真贋を見極める必要があると思う。

時期に合わせて東電批判もしているわけだが、原子力は国策で、経産省や中曽根、正力が主犯だと思うよ。

官僚はこの日のことを考えて、事故の責任を曖昧にし、電力会社にすべての責任を背負わせる仕掛けを考えたわけですが、その手際は、見事というしかありません。

官僚恐るべし。

 

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コメント
 
01. 2011年10月17日 07:30:00: txfDxGOXwI
古賀氏がTPPを推進するのは
市民の「幸せ」や「自然」「文化」に対する深い理解が不足しているが故の「無知」
のなせる技だろう。いわばそれらは文学や哲学の世界であり、法律や経済に囲まれて
生きて来た連中には必要の無いものなのでしょう。
つまり「経済」「法律」「秩序」が単なる手段であることを忘れている。
そういう手段に長けた人材が官僚であり、古賀氏はそれ以上でも以下でもない。
所詮「市民の幸せ」「自然、文化」に思いを致すにはキャパが足りないのですよ。

02. 2011年10月17日 09:43:06: nHwYqnKWTQ

この古賀氏は、自分のやってきたことについては、
通産官僚として「自信」と「誇り」をもっており、
彼の著書からすると、それなりに評価できる面もあるが、
その自分の経験を他の分野に押し付けるきらいがある。

基本的には、いまの官僚のやりかたを批判しているだけ。

新自由主義者であり、小泉政策を高く評価しており、
もちろん、FTA、TPP参加を支持している。
TPP=FTAみたいな見方しか示しておらず、
かなり乱暴な意見の展開である。

みんなの党との親和性は、かなりあるのだろう。

マスコミには、都合のいいところだけ利用され、消えていく存在かな?


03. 2011年10月17日 10:23:27: 0ruzAX9hXM
日本中枢の崩壊・・・途中で読むのをやめた本です。

04. 2011年10月17日 11:18:37: FUviF2HWlS
古賀茂明氏の「日本中枢の崩壊」は、日本の現状分析、官僚批判についてはよく描かれている本だと思う。
しかし将来への提言に関しては、論理の飛躍が多く、首を傾げる部分が多い。
官僚、元官僚の発想力の限界を知る。

05. 2011年10月17日 14:53:22: NSb0WKsHxk
04氏の言われる通りだと思う。
人類史上、官僚の腐敗は常にあったし、批判もあってしかるべきなのだが
古賀氏が官僚を辞めてしまったら只の新自由主義者でしかない。
官僚批判で本が売れ、飯が喰えるのも暫くの間だけで
やがては忘れられる存在でしかない。
いまどき小さな政府論などで人々が相手にしてくれると思ったら
大きな間違いだ。

たしかに規制緩和を進めれば官制の既得権益層は消えるだろうし
官僚批判論者としてはもっともな主張だが、
代わりに民間から規制緩和利権を独占する連中が出てくるだけだ。
たとえばアメリカの議会の議員たちの多くは
電力、石油、保険、金融業界などの利益の為に働いており
大手企業のロビー活動を行っているに過ぎない。

そこでは本来、市場のゲームプレーヤーたるべき企業が
審判になって、自分達に都合の良いようにルールブックを書き換える
ようなことが平然と行われているし癒着もある。
記憶に新しいところではブッシュJr.時代の電力自由化と
エンロンの結びつきや、行き過ぎた金融市場の規制緩和と
住宅バブルの暴走など数限りない。
市場の審判たる政府が、神のごとく中立的で、
誰に対しても公正なルールを司ることなどは無いのだ。

ロビー活動を前提としている議会と、利益誘導の為に活動している
企業との結びつきを考えれば、公正性など本来的にあり得ないことは
誰の目にも自明なことだろう。

古賀氏のような将来への問題提起は既に10年以上も前の話だし
周回遅れの話題に過ぎない。


06. 2011年10月17日 17:47:08: sWDtD0HhJI
古賀茂明とマスコミ、特に朝日と仲のいいこと。

ゴミにこれだけもちあげられるのには何か理由がある。

疑いが濃厚なのは、

@TPP推進の秘密兵器

A公務員批判に同調するように見せているが、しょせんこんなものはガス抜き。みんなの党など世論迎合で公務員批判をしているだけ。小泉路線と変わらない。

このあたりか。


07. 2011年10月17日 22:40:27: ohR79Hr3Lo
官(社会主義状態)と民(資本主義状態)の格差を治せ。
関税を無条件で無くす必要は無い。

08. 2011年10月18日 03:28:32: e7wbKtdC6U
みんなの党界隈は、庶民の官僚への怒りの感情を利用して、うまいことアメリカへ
日本の富を献上するだけの連中が多すぎ

古賀氏も一時は支持していたが、TPP推進じゃ推せないね。


09. 2011年10月18日 12:40:25: qcf4RYtUPs
この男、ネオリベラリストである。

小泉構造改革(改悪だろ)を称賛。最近の小泉改革への批判に対しては、「構造改革が間違っていたわけではない。むしろ逆である。改革が足りなかった」と言い、

「日本の製造業の特徴を表すキーワードの一つに『擦り合せ』がある。たとえば工場のベルトコンベア一つとっても、他社と同じ画一的な仕様は好まず、業者と綿密な『擦り合せ』を行い。独自のシステムを構築しようとする。この擦りあわせによって日本の製造業は国際間競争では知らず知らずのうちに反でを背負ってしまっている実態がある」として、優れた日本的経営システムの破壊を推進し、アメリカ企業の参入の露払いをする。

『土地を解放して小規模農家から大規模農家へ」=『逆農地解放』。つまり、日本の小規模農家からアメリカの大資本へ。ということ。

さらに、「もし農水省が本気で日本の農業を育てようと思っているのなら、経産省と一緒になってFTA、TPPに参加を推進することだ」。

こんなことも「富裕層を対象とした高級病院」の必要性を説き、「日本では、医療には株式会社は参入できない」から今は難しい。でも「今後FTAやTPPなどでこの点が問題にされる可能性もある」と、もはやアメリカの目論みを隠そうとしない。

経歴欄にOECDプリンシパルアドミニストレーターとあるこの男こそTPP参加に向けたアメリカの差し向けた犬である。


10. 2011年10月18日 15:40:51: FUviF2HWlS
>>10

古賀茂明氏が提案する、年金の「死亡時精算方式」は、「孫と子のための高齢者への自殺のススメ」としか読めない。


11. 2011年10月18日 19:46:35: n8EeQrnUaQ
古賀?

ああ、同期の中で4番手の実力しかないにもかかわらず、
でかい口を叩いていた、売国官僚ねw

次官室に乗り込んでいって、レールを外れるまでは、
「普通の棚橋派親米キャリア官僚」でしたよ。

なんで、こんな奴礼賛するんだ?


12. 2011年10月19日 01:25:01: ohR79Hr3Lo
官(社会主義状態)と民(資本主義状態)の一国二制度状態を早く治せ。
議員公務員天下り一人当たり累進人件費を早く二割以上削減しろ。
もしTPPでも関税を無条件で無くす必要は無い。

13. 2011年11月07日 15:59:17: 7dK82EfOgE
TPPには反対です。しかし、古賀さんが言いたいことは今のまま、つまり、農家に補助金を出し続けることが続かなくなったり、これから、ますます、発展途上国に日本国内の仕事を奪われたりで、雇用が減り、税収が減っていくことを見据えて、何かカンフル剤が要ると思われたんじゃないかな、と考えました。日本が今のまま、ずーっとこんな暮らしはできないんじゃないかという危惧。赤字国債が国民の預金額より大きくなったら、この暮らしは終わります。年金額が激減したら、年寄りは路頭に迷いますし。日本経済を見続けてきた古賀さんだから、日本に毒でもなんでも抵抗力をつけさせるため、のTPP賛成じゃないのかと。

しかし、私にはアメリカは自分の得にならないことをやる国じゃないですので、TPPに入ったら最後、骨までしゃぶられると思うんです。TPPで抵抗力は身につきません。じゃ、保護で済むのかと言えば、先は見えてます。私の考えはまず、官僚の腐った本能(天下り先確保に全精力を使うという)をたたき潰し、天下りしなくていいように、採用をぐんと減らす、縦割り行政を止めて、効率化を図る、貧しい若者にもやる気を出してもらうために格差をなくすように税制を変える、なんですけど。


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