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谷垣自民党総裁TVでTPP協議の参加に前向き発言:日経新聞は「TTPは安全保障がからむこと」の発言は“封印”
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/692.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 10 月 16 日 03:53:22: Mo7ApAlflbQ6s
 


昨日(土曜)お昼のTV東京「週刊ニュース新書」に出演した谷垣自民党総裁は、あとに引用する日経新聞の記事のように、実際に参加するかどうかはともかく協議には参加したほうがいいという発言を行っていた。

 記事の見出しは、「TPP交渉自民総裁「参加を」」となっているが、党内事情(町村氏など有力議員がTPPに反対)を考慮して、“ともかく、どのようなものか、協議には出たほうがいい”というニュアンスのものであった。

 町内会の集まりに参加するかどうかではないのだから、枠組みや内容に関する協議に参加すると言うことは、TPPに参加する(意志がある)ことが前提なのだ。
 とりわけ米国が絡んだテーマでもあり、TPPに参加するかどうかは未定で“様子”を見に来ましたという話が通用しないことくらい谷垣氏も先刻承知のはずだ。
 
 日経新聞は記事にしていないが、谷垣氏は、当該番組で、TTPは「安全保障がからむことでもあるから」と協議参加の“国益性”を補強していた。
 MCの田勢氏は“トゲ”になりかねないこの発言を聞き流したが、谷垣氏は、要するに、米国の強い要求があるから呑むしかないということを「安全保障論」という言葉で置き換えたのだ。

 しかし、先日も書いたことだが、「安全保障」というのは、谷垣総裁や野田首相などの“政治生命”が保障されることでしかないことは言っておきたい。

※ 関連コメント投稿
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/642.html#c8
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/642.html#c17
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日経新聞10月15日夕刊P.3

TPP交渉自民総裁「参加を」

 自民党の谷垣禎一総裁は15日午前のテレビ東京番組で、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題に関し「全然協議しないでいいのか。協議をしながら国益にかなうか判断すべきだ」と述べ、交渉に参加すべきだとの認識を示した。そのうえで「もう少し情報を集めて状況をよく検討しないといけない」と語った。TPP参加には「もう少し議論しないといけない。あまり拙速に判断してはいけない」と述べた。

 東日本大震災からの復興資金を調達するために発行する復興債の償還完了期間については「政府案の10年だと年度年度の償還がかなり大きくなる」と指摘。「建設国債の償還期間の60年は一つの参考になる」と語った。


 

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コメント
 
01. 2011年10月16日 04:33:15: WE2lTW3E4B
10年後日本は壊滅的状況に陥ってるでしょう。その時我々国民は長い歴史の中で経験したことの無い酷烈さに立ちすくみ、その時にもしたり顔で生き残っている職業政治家を見ることでしょう。野田、谷垣、前原、石原(息子)、仙石らが依然としてテレビ画面から彼らの国を憂える風情を見ているであろうことは容易に想像できます。そしてさらにその10年後に彼らの息子や縁者がその後に脈々と連なり出てくるさまをも見るのです。TPPだ増税だといって、そういった今我々が見ているのもに比べれば何てことないことです。だってそうでしょ。管の息子が10年後に議員になっているんですよ。カオスには一種諧謔的なおかしみが含まれるようですが、管の息子と小泉の息子が議論のようなものを国会でするのを我々は、少なくともその他の類似の事象を見るでしょう。

02. 2011年10月16日 05:08:22: vw4yGoAv5Y
>米国の強い要求があるから呑むしかないということを「安全保障論」という言葉で置き換えたのだ

これは、そうではなく
TPPによる中国包囲網を意識してでしょう
自民は保守(笑)政党ですので アメリカか中国か という二元論で語ったほうが
支持者には効果的と思ったんでしょう

問題はアメリカが本当にTPPを中国への牽制と思っているかどうか
日本が疲弊して極東の安全に寄与できるかどうか

むしろ物理的な盾として使うだけじゃないか
下手すれば中国と衝突させることが目的ではないかということですね


03. 2011年10月16日 08:35:41: rjpmaLs936
下手しなくてもそうだろ。

04. 2011年10月16日 11:12:44: rjpmaLs936
この発言、歪曲説が出てるみたいだが

TPP推進派に都合のいいように発言を曲げて解釈したんだと


05. あっしら 2011年10月16日 13:50:21: Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

02.のvw4yGoAv5Yさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。


【引用】
「TPPによる中国包囲網を意識してでしょう
自民は保守(笑)政党ですので アメリカか中国か という二元論で語ったほうが
支持者には効果的と思ったんでしょう

問題はアメリカが本当にTPPを中国への牽制と思っているかどうか
日本が疲弊して極東の安全に寄与できるかどうか

むしろ物理的な盾として使うだけじゃないか
下手すれば中国と衝突させることが目的ではないかということですね」


【コメント】
 米国がTPPに目を付けた目的は、政治はともかく経済関係がずんずん深まっていく日中、日中韓+ASEANというアジアの経済的国際関係の変化のなかで、アジアで自身のポジションを確保し、今後の発展するアジアでも経済的なプレゼンスを維持することです。

 米国にとって、中国経済(市場)は現時点でも日本経済よりも魅力的で、将来は比較にならないほどです。
 TPPの性格からいっても「中国包囲網」にはなりえず、日本にとっても、中国は資本財・中間部品などを通じて対米・対欧州の“迂回的”輸出拠点ですから、財界も「中国包囲網」ではTPPに参加する意義がないことはわかっています。

 TPPの狙いは、米国の輸出増というより、政府調達・金融・医療・教育などの経済分野で日本に足場を築きアジア戦略の要にすることだと考えています。

 在日米軍基地が米国のアジアにおける軍事的足場であり、TPPは米国の“ソフト的経済分野”のアジアにおける足場だと考えられていると思っています。

 「下手すれば中国と衝突させることが目的ではないか」という指摘は、衝突させることが目的ではなく、政治的国民感情的に対立させることが主要な目的になっていると考えています。
 “彼ら”が考えることは、常に、分断を利用した支配です。



06. 2011年10月17日 11:14:09: IHpoPewpPE
谷垣は、TPP参加に前向きな発言はまったくしてないぞ!

以下が、ニュースの元になった番組での発言内容。(番組は、土曜の”田勢康弘の週刊ニュース新書” テレビ東京系 土曜11:30)

見りゃわかる!マスゴミはこのタイミングでわざと誤報を流す!
汚いね。


【マスゴミねつ造報道検証!】TPPについて谷垣氏の発言すべて10月15日

http://www.youtube.com/watch?v=VmIwEKbL-q8


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