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小沢裁判 きょう第2ラウンド
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2011/10/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「4億円の出どころを説明する理由などない」
◆最強弁護士団が猛抗議 検察官役弁護士狡猾な印象操作
きょう(14日)、民主党の小沢一郎元代表の第2回公判が開かれたが、検察官役の指定弁護士の狡猾な手口に小沢最強弁護団が猛反発だ。初公判で指定弁護士側が繰り出した冒頭陳述の主張は〈具体的な証拠もなく、意見や評価を述べているだけ。裁判官に予断と偏見を与える〉として、12日付で一部削除を求める異議申立書を東京地裁に提出した。予断と偏見に寄りかからなければ公判が維持できないほど、早くも指定弁護士側は追い込まれている。
問題なのは、陸山会の土地購入のために小沢が提供した4億円について、指定弁護士が〈本件4億円の出どころに関する説明は一貫性も合理性も欠く〉〈今に至るも明確に説明していない〉と決めつけた部分だ。初公判でも小沢弁護団は「これは意見であり、冒頭陳述として不適切。まとめて削除を求めたい」(弘中惇一郎弁護士)と抗議していた。
恐らく指定弁護士側は、元秘書3人の判決で“ミスター推認”の登石裁判長が〈本件4億円を用立てた小沢自身ですら、原資については明快な説明ができていない〉〈供述変遷の理由について合理的な説明ができていない〉と指摘したことに便乗したのだろう。大マスコミが〈いま私たちが一番知りたいのは、4億円の原資だ〉(朝日社説)と、大騒ぎしていることも追い風に感じたはずだ。
こんな狡猾手口が通用すると思っているのか。ちゃんちゃらおかしい。大マスコミはダンマリを決め込んでいるが、実は今回の裁判には、昨年1月23日と31日に検察の被疑者聴取で、小沢が4億円の原資を説明した供述調書は1通も証拠請求されていない。今回の裁判長が小沢の供述内容を確認しようにも、確かめようがないのである。
小沢弁護団の「具体的な証拠もない」という指摘はもっともである。指定弁護士側は国民注視の初公判の場で、あえて証拠もなしに「4億円の原資を明快に説明できない小沢」という負のレッテルを貼ろうとしたのだ。
「しかも、小沢調書の証拠請求を撤回したのは、指定弁護士の方なのです。『4億円の原資が明快に説明できないカネ』と立証したいのなら、そのための証拠を積み上げればいい。その努力を放棄したのに、冒頭陳述で突然『4億円の出どころ』を持ち出すなんて、法曹人としてあるまじき行為。小沢元代表に対する悪質な印象操作で、ハッキリ言って卑怯です」(法曹関係者)
こんなズルい手段を繰り出すのは、裏返せば指定弁護士の焦りの表れだ。大体、小沢が合理的な説明をしていないからといって、「4億円の出どころに疑問がある」と印象付けるのも乱暴すぎる。百歩譲って指定弁護士が小沢に原資の説明を求めるのなら、まず裏金が含まれているなど、4億円保有の違法性を証拠立てていくのがスジだ。
違法性の根拠を示さない限り、弁護団の異議申立書の主張通りに法廷で「小沢元代表が4億円の出どころを説明する理由などない」のである。「逃げずに真実を語れ」と、指定弁護士の主張に同調する大マスコミもどうかしている。
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