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【小沢被告第2回公判(8)】「小沢さんは水谷嫌い」隠し録音で石川議員が発言 小沢被告は「?」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/trl11101417240013-n1.htm
2011.10.14 17:23 産経新聞
(15:05〜15:30)
《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第2回公判。30分間の休廷をはさみ、再開された。いよいよ取り調べの録音データの再生が始まる》
《小沢被告はいつもと同じように、傍聴席から向かって左側の扉から入廷。大善文男裁判長に向かって一礼して、弁護側の席に腰を下ろした》
《法廷では、検察官役の指定弁護士側が証拠請求した元秘書の石川知裕衆院議員(1審有罪、控訴中)が東京地検の任意の取り調べを「隠し録音」した音声の再生が始まった》
《昨年5月17日の○○検事(法廷では実名)の取り調べを石川議員が録音した内容のうち、まずは2分30秒から14分10秒にあたる部分の音声が再生された》
《静まりかえる法廷内。何かに隠したまま録音したせいか、法廷内には「ガサガサ」という音が響き渡る》
○○検事「よいしょ。どうですか、その後…」
石川議員「ああ、あのいろんなことがありました」
《裁判所側が、操作を間違えて再生機のボリュームを下げてしまい、突然音声が聞き取りにくくなる》
○○検事「…」
《再びボリュームを上げ、石川議員の話が始まる。隠し撮りのせいか、音声は聞き取りづらい》
《音声のなかで、石川議員は「もし最高裁まで争うようなことになれば、衆議院選挙に間に合わない」などと主張する》
石川議員「判決が出て、あのー、失職の可能性が高いですよね。5年でやると2回出れない」
○○検事「あれ、執行猶予期間?」
石川議員「だからそれを3年になるような努力をしないとねって」
《任期4年の衆院選の話をしているのだろう》
○○検事「情状面だからね〜。うん」
石川議員「言うべきところは言って、あとは裁判官の判断に任せますよ」
《石川議員の口調は明るいように聞こえる。また、取り調べとはいえ、重々しい雰囲気ではない。2人はときおり、笑いを交えながら、話を進めていく》
石川議員「ざっくばらんんな話、無罪になる訳じゃないですよね」
○○検事「補足すべき点は補足して」
石川議員「でも、自分の名誉として、びっくりしましたよ。水谷建設の件は…」
《その後、2人は、石川議員に5千万円の裏金を渡したとされる水谷建設の関係者らについての会話を行っているようだが、音がこもり、やりとりがよく聞き取れない》
○○検事「目撃者がいるから」
石川議員「許せないのは、水谷の××(法廷では実名)」
《突然、机をたたくような音が聞こえる。石川議員の声がよりいっそう大きくなる》
○○検事「■■(同)は石川さんを接待したと言っていたが、××さんは石川さんはいなかったと言っている」
《その後、○○検事の声が流れるが、その内容までは聞き取れない》
石川議員「小沢さんが1億もらうかなあ」
《また検事の声。だが、聞き取れず…》
石川議員「小沢さんは水谷(建設)が嫌いですからね」
○○検事「当時からその危機感があったのかな」
《「水谷嫌い」発言に、音声を聞いていた小沢被告は、首をかしげるようなしぐさを見せた》
《音声では、石川議員と○○検事が、別の建設会社からの現金のやりとりについて話をしている。複数の建設会社の名前と金額が漏れ聞こえるが、音がこもって詳細は分からない》
石川議員「なんで5千万円もらってるって、執拗に言っているのか分からない。私からすると固められているのかなって。印象の薄い顔だったので。だいたい5千万円もの受け渡しを、『石川、おれがいけなくなったから、お前行け』なんて、言いますかね」
○○検事「検察の証拠としては、全体としては否認するから、(関係者の)証人尋問もすると思うんだよ」
《続いて、録音データのうち、3時間30分から3時間36分にあたる部分のやりとりが再生される》
《沈黙の後、○○検事が供述調書らしきものを読み上げる。平成16年の政治資金収支報告書についての石川議員の発言内容の確認をしているようだ》
○○検事「うんうん。でも、そこは具体的な話してないから、あのー、12月だろうが3月だろうが変わんねーからさ。また変わると、なんでじゃあ変わったのってなっちゃうからさー。めんどくせーからさ。うん」
石川議員「…分かりました。なんか忸怩(じくじ)たる思いが…まあまあ仕方ないです」
《供述調書の内容の変更を迫る石川議員に対し、○○検事が発言内容を変えないよう説得しているように思える》
《さらに、3時間57分37秒からの音声の再生された。虚偽記載の動機について話をしているのだろうか。聞き取れない部分が多いが、次のような内容だ》
○○検事「本人分からないから表に出せないのかなと思う?」
石川議員「…」
○○検事「自分で言うのもなんだけど、うまい表現だと思っているよ」
石川議員「私自身はどういう疑問も持ってないです」
○○検事「こんな漠然とした理由で金を隠すかって。簿外の金で隠す必要もない金かもしれないじゃない」
石川議員「これも水掛け論になっちゃんうんですよね」
《沈黙の後、検事が再び調書のようなものの読み上げを始める》
◇
【小沢被告第2回公判(9)完】検事と2人で「はははっ」、机を突然「ドン」 石川議員に不利な録音も
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/trl11101418380014-n1.htm
2011.10.14 18:37 産経新聞
(15:30〜16:5)
《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第2回公判。元秘書の石川知裕衆院議員(1審有罪、控訴中)が取り調べの様子を「隠し録音」した音声が再生されている》
《石川議員が小沢被告に「報告」「了承」した部分についての○○検事とのやり取りだ。供述調書の表現をめぐって調整をしているようだ》
○○検事「『小沢先生から積極的な指示があったということはありませんでした』」
石川議員「『短い時間』が取れている。(調書の)4ページのところで」
○○検事「『短時間ではありましたが』と入れておけばいい?」
石川議員「できれば、3分とか時間入れてほしいですけどね」
○○検事「それは根拠ないでしょ。『短い時間でしたが、報告しました』」
《このやり取りの後、2人の笑い声が響いた。隠し録音のためだろう。○○検事の音声は、石川議員の声に比べて聞き取りづらい》
《ここで音声の再生は終了。続いて、指定弁護士が録音内容を書き起こした「反訳書」の一部を読み上げていく》
《音声のなかには、石川議員が自分にとって不利益となる事実を認めるシーンもあり、指定弁護士側はこうした発言をピックアップすることで、弁護側が主張する検察側の「威圧」「誘導」を打ち消したい考えのようだ》
《指定弁護士が書面を手に立ち上がり、早口で石川議員らの発言を読み上げていく》
指定弁護士「石川『あとは裁判長の判断。無罪になるわけではない』」
《続いて、指定弁護士は石川議員が笑い、それに合わせて○○検事が「ははっ」と笑う様子などを読み上げる。また、石川議員が建設会社関係者の供述内容に腹を立て、机をたたき「許せない」と発言した部分も紹介した。さらに読み上げを続ける》
指定弁護士「石川『本件と関係ない話で時間を取ってもらってすいません。外に向けて言えないが、有罪は覚悟している』」
《指定弁護士は書面を手に次々と読み上げる。口調は早く、聞き取りづらい》
指定弁護士「石川『辞職できたらしたい』、○○『うん』、石川『最高裁に行っても2年ちょっとでしょ』」
指定弁護士「石川『離党したら今後、小沢さんの所に(矛先が)向かうから離党も難しかった』」
《さらに指定弁護士は、西松建設事件の発覚で、別の秘書から政治資金収支報告書を修正した方がよいと助言されたが、石川議員が「外部に騒がれることを恐れ、修正しなかった」と発言したシーンについても紹介した》
《指定弁護士はさらに読み上げを続ける。これによる○○検事と石川議員の主な発言は以下の通りだ》
○○検事「石川さんに技術を授けて調書にした部分がある」
◇
石川議員「私にとって今日できることって何なんですかね」
○○検事「一番無難なのは従前の供述を維持しちゃうことが一番無難だって」
◇
石川議員「また逮捕されるのではないかとおびえて生きていますよ」
○○検事「そんな具体的な動きがあるわけじゃないからね。普通にやっておけば、そんなことにならないと思うけど」
◇
石川議員「今日の調書は検審(検察審査会)も見るわけですよね」
○○検事「だってそのために見るわけだから」
《指定弁護士による読み上げが終わった》
《続いて、弁護側が指定弁護士側の冒頭陳述に対し、「意見にすぎず、予断と偏見を与える」などと異議申し立てをしていることに対し、指定弁護士が反論する》
《異議申し立てがあったのは、陸山会の不動産購入について「『国民の浄財』である政治資金の使途として合理性に疑問」とした部分で、指定弁護士側は陸山会の関係団体がほかにもマンションなど複数の不動産を購入、一部に使用実態のない不動産があることなどを挙げて反論した》
指定弁護士「異議申し立てに対しては理由がないと思量します。弁護人の主張は4億円の出所に一貫性、合理性を欠いている」
《大善文男裁判長は左陪席の裁判官と話し込む。その間、弁護側にもこの反論を記した文書が渡されたが、小沢被告は紙をちらっと見て、小さくうなずいただけだった》
裁判長「弁護人は何かご意見がありますか」
弁護人「いま話を聞いたばかりですが、大反論したい点がございます」
《裁判長が言い終わるやいなや、弘中惇一郎弁護士が立ち上がり、指定弁護士に反論する姿勢をみせた》
弁護人「まず(陸山会が所有する)多くの不動産が使われていないというが、その証拠も出していない。証拠に基づかない反論なので、再反論したい」
《早口でまくし立てるように続ける》
弁護人「検察審査会で言っていることと、冒頭陳述の内容に乖離(かいり)があり、検審の意見を冒頭陳述に使う点にも反論したいと思います」
《大善裁判長が双方の意見について「次回の公判で判断する」と告げ、予定していた審理の終了を告げた》
裁判長「次回は元秘書の石川証人を呼び、証人尋問します」
《続けて大善裁判長は小沢被告に問いかける》
裁判長「被告も出頭していただけますね」
被告「はい。はい、わかりました」
裁判長「それでは閉廷します」
《閉廷後、小沢被告は弁護側の席に座ったまま、傍聴席で様子をうかがう報道陣をにらみつけるように凝視していた》
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