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江川紹子 Twitter 2011年10月14日
今日の小沢氏裁判に出廷した不動産会社担当者は、大久保氏からは、残金支払いも含めて全体を遅らせてられないか、という話だったと証言。「仮登記と本登記(を分ける)とかは大久保さんもよく分かってなかったみたいです」と。それを提案したのは「こちらからだった」と繰り返し証言しています。
ですから、「大久保さんから本登記と仮登記を分けるように頼まれた」とか「大久保さんから本登記を遅らせて欲しいと頼まれた」という報道があるとすれば、それは要約不相応かと。
1)開廷直後、裁判長が小沢氏の体調を気遣い、申し出ればいつでも休廷とることや、適宜水分補給をするように声をかけると、小沢氏は「ありがとうございます」と。前回のように気迫のこもった表情で、指定弁護士を睨むことはなく、口角が下がり、目もしょぼつき気味で、やはり病み上がり感がある、
2)午前中の証人は、本件土地の仲介をした不動産会社担当者の男性。土地の登記を送らせた経緯について、以下のような証言をした: たぶん大久保さんからだったと思うが、土地の売買手続きを遅らせて欲しい、と連絡があった。登記を、というのではなく、全体を送らせて欲しい、と。
3)売り主(T社)は、登記を送らせるのはいいが、残金の支払いは当初の約束通りやって欲しい、との回答だった。上司に相談したら、残金支払いの後、買い主を保護するために仮登記をして、その後本登記する方法でどうかと言われた。司法書士に確認するように言われ、T社指名のO司法書士に確認した。
4)O は、珍しいことだが、そういうやり方はできる、とのことだったので、自分から(陸山会)に提案した。O社は長いお付き合いの会社だが、非常に手続きに細かい会社で、売買契約から媒介契約まで、全て弁護士のチェックが入る。当然、この変更についても弁護士のチェックを受けていると思う。
5)登記に関しては、全てO司法書士に任せていた。「売買予約」など法律的なことは自分には分からない。Oが、登記を分けることについて渋ったりしたことはない。大久保氏からは、土地を買うのは、小沢先生の下で勉強したり仕事をしたりする人のためにアパート用意してあげるため、と聞いた。
6)陸山会裁判では、石川氏が司法書士のアドバイスで登記を分けたことを、亡くなった司法書士を持ち出していかにも嘘っぽい、と検察からも裁判所からも見られていたが、実際は、不動産会社が司法書士の助言を経て提案したことだった。石川弁護団は、なぜこの人を証人に呼ばなかったのだろう…
7)補足。弁護人は指定弁護士の尋問に少しでも疑問あると河津弁護士、弘中弁護士がすかさず異議を申し立て。村木さんの裁判で活躍した二人の連携プレー。指定弁護士は、馴れない役割に少々もたつくところもあるが、主任格の大室弁護士は、さすが鋭い。
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