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「隠し録音」判断は 小沢被告きょう第2回公判
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/trl11101400090000-n1.htm
2011.10.14 00:05 産経新聞
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第2回公判が14日、東京地裁(大(だい)善(ぜん)文男裁判長)で開かれる。午後に予定されている元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=が東京地検の任意の取り調べを「隠し録音」した音声の再生に注目が集まる。威迫や利益誘導はあったのか。音声は裁判官の「心証」を左右する材料となるだけに、公判は早くも重要な局面を迎える。
石川議員「ここは恐ろしい組織なんだから、何するか分からないんだぞ、って諭してくれたことあったじゃないですか」
検察官「うんうん」
法廷で再生されるのは、石川議員が保釈後の昨年5月、任意で再聴取を受けた際、ひそかにICレコーダーで録音した音声だ。石川議員と検察官の生々しいやり取りが残されている。
録音内容が法廷で判断されるのは今回が2度目。1度目に証拠提出されたのは先月26日に判決が言い渡された元秘書の公判。弁護側は録音を書き起こした書面を提出し、「威圧的な取り調べが行われた」と主張した。東京地裁も「威迫や利益誘導があった」として元秘書の調書の任意性を否定し、多くを却下した。
だが、今回の小沢被告の公判で証拠請求したのは検察官役の指定弁護士側だ。一見、不利になるように思えるが、狙いは何なのか。
公判の最大の争点は、小沢被告と元秘書の共謀の有無。指定弁護士側にとって、ほぼ唯一の直接証拠となるのが「政治資金収支報告書の提出前に小沢先生に報告し、了承を得た」などと供述した元秘書らの調書となっている。
調書が証拠採用されるかどうかは、公判の帰(き)趨(すう)を占う大きなポイントだ。「生のやり取りを聞けば、取り調べの方法が適正だったことが分かってもらえる」(指定弁護士側)。つまり“逆転の発想”で調書の任意性を認めてもらい、証拠採用につなげたい考えなのだ。対する弁護側は調書の証拠採用には不同意だ。法廷での音声再生は十数分程度になるとみられる。地裁が採用の可否を判断するのはまだ先になるが、「同じ証拠」を別の裁判官がどう判断するかが注目される。
小沢被告は初公判後に尿管結石で入院し、10日夜に退院したばかり。終日審理が続く“過密日程”に耐えられるかどうかを判断する場にもなりそうだ。
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