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[陸山会裁判] ミスター推認 登石裁判長に抗議の署名殺到
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2011/10/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「弾劾裁判でクビにしろ!」
やっぱり国民は納得していなかった。小沢元秘書3人が有罪となった陸山会裁判のことだ。推定無罪の原則を否定するデタラメ判決を下した東京地裁の登石郁朗裁判長(57)に対し、「裁判長をクビにしろ!」と署名運動や抗議デモが行われる騒ぎになっている。
「登石判事の弾劾裁判を要求する」と題して署名が集められているのは、ネット上のオンライン署名サイト「署名TV」。弾劾裁判とは、裁判官を罷免するために国会で行われる裁判のことだ。
このサイトには、署名欄のほかに意見を書き込む欄もあり、〈証拠に基づかない推認による判決は不当だ〉〈法治国家とはほど遠い情けない国に成り下がっている〉〈小沢さんの特別な支持者ではなかったが、あまりにも不自然〉といった怒りのコメントが並ぶ。
判決への非難はネット上にとどまらない。9日には、東京・渋谷で抗議デモが行われたし、「個人でも弾劾裁判所に訴追請求書を出そう」と呼びかける動きも出てきた。
国民が怒りの声を上げるのは当然だ。
「そもそも登石裁判長は93年から3年間、法務省刑事局付の検事として勤務した経験がある。4年前に東京地検の検事が不祥事で起訴された裁判では、大甘判決を下して話題になった。今回、検察が描いたストーリーを丸写ししたような“推認に次ぐ推認”の判決文を書いた背景には、検察との浅からぬ関係があったからではといわれています」(司法ジャーナリスト)
いまや“ミスター推認”と皮肉られている登石裁判長は、02年、北大で行われた裁判員制度に関するシンポジウムで、こんな発言をしていた。
「裁判官の判断の特質として、経験しない事実の推論がある」「開き直った言い方かもしれませんが、必要なのは個々の経験ではなく類推する力だと思うのですよ」
いやはや、ゾッとさせられるセリフではないか。その“推論”が間違えていたら、どんな人でも有罪にされてしまうわけだ。おまけに、こんな暴言まで吐いていた。
「判決を出してしまったらけろっと忘れる。これは才能だと自画自賛している」――。
もっとも、弾劾裁判へのハードルは高い。
「昨年までの過去63年間で、裁判官が訴追請求された1万5456件のうち、実際に弾劾裁判が行われたのはわずか8人です。うち罷免されたのは6例。最近は、児童買春やストーカーなど、判事が不法行為を行っていたケースばかり。弾劾裁判所も形骸化しているのです」(法曹関係者)
大マスコミは、小沢一郎を強制起訴した検察審査会を「市民目線だ、庶民感覚だ」と持ち上げ、元秘書3人の有罪も「納得できる」とホメちぎった。ならば、登石裁判長のクビを求める今回の動きもまた、レッキとした「市民目線」だ。少なくとも、平均年齢34・55歳のユーレイみたいな検察審メンバー11人よりは、よほど信頼できる。
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