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日本の農業に未来はあるか。第1回身勝手なハンメルの笛吹きたち(『日本は世界5位の農業大国』などの世評が物語るもの)。
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/567.html
投稿者 msehi 日時 2011 年 10 月 12 日 06:36:20: MaTW.8vfzXWdQ
 

投稿者msehi関口博之


日本の農業が衰退を加速するなかで、『日本は世界5位の農業大国』(淺川芳裕 2010年)や『農協の大罪』(山下一仁 2009年)などの本が一斉を風靡した。

『日本は世界5位の農業大国』では、2005年の日本の国内農業生産額が826億ドルであり、中国、米国、インド、ブラジルに続き第5位であることから、、世界第5位の農業大国と結論付けている。
政府自らが語る「農業者の高齢化、衰退する農業」という警告は、著者の言うように農業版自虐史観であり、本当に日本は農業大国なのだろうか。

確かに国内農業生産額は世界5位である。
しかし農業生産額とはその国の農産物価格であり、日本の農産物価格は途上国に較べて10倍ほど高く、欧米に較べても消費者の購入価格は3倍ほど高い。
それは日本農業の国際競争力のなさを如実に示しており。恐ろしく高い関税が課税されているからだ。
すなわち米の778パーセント課税が象徴するように、小麦から乳製品にいたるまでの主要な101種類の食料品には200パーセント以上の課税がなされている。

実際私自身2007年4月から2010年10月まで消費税19パーセント(食料品7パーセント)のドイツで暮らしており、買い物はドイツ全土どこにでもある大手スーパーの「アルディー」で購入していたが、農産物の価格は3分の1ほどであった。
例えば大玉レタスが0,5ユーロ、人参1キロ0,45ユーロ、ジャガイモ2キロ1,2ユーロ(トルコ人の多いノイケルン地区の八百屋では5キロ0,99ユーロ)、大玉メロン0,8ユーロ、牛乳1リットル0,5ユーロ、バター250グラム0,8ユーロ、そして大きな1,2キロのライ麦パンが0,75ユーロ(マイスターのパン屋でもその日の特売を買えば、750グラムで1ユーロほど)。

したがって日本の農業生産額をドイツの基準に合わせるだけで数十位に後退し、途上国に合わせれば、最早誰も農業大国と呼ぶことはできない筈だ。
その証拠に2007年の日本の食糧輸出額は殆ど皆無と言っても過言ではない23億ドルであるが、輸入額は460億ドルであり、消費者の購入価格はその3倍ほどである。
しかも日本は826億ドルの農業生産額を作る為に、農業予算こそ2兆円ほどあるが、実際は様々な特別会計による農業土木や過疎対策などの支援を含めると、10兆円規模に達している。
そのような国民の血税というカンフル注射を毎年打ち続けているにもかかわらず、年々衰退し続けるているのが日本農業の実態だ。
そのような実態を無視し、数字のレトリックで農業大国との主張は、私からすればまさにハンメルの笛吹き以外の何者でもない。
すなわちハンメルの笛吹きが連れて行く所は、平成の開国と称する自由貿易協定TPPである。
現在の日本農業の実態を正確に把握すれば、無謀な太平洋戦争開戦に匹敵し、日本農業の壊滅は免れない。
事実農林水産省の試算でさえ、TPPが実現され関税が全廃された場合、日本のコメは9割減と壊滅し、酪農も88パーセント減少、現在の41パーセントの食糧自給率は12パーセントまで減少し、関連産業の影響も含めて国内総生産(GDP)が約7兆9000億円減少すると公表している。

また『農協の大罪』は著者が農林水産省の元官僚であり、コメの自由化を巡ってコメの高関税維持を求める農協と対立し、主張が叶わなかったことから、戦略的に農協攻撃をしている。
著者は農協の悪しき負の構造を仕事柄知り抜いていることから、日本農業が滅びて農協栄えると述べている。
農協は組合員500万人のコメ減反の補助金から預金までを一手に預かり、日本農業の衰退とは対照的に、総資産88兆円を超えるまでに金融業で栄えていると手厳しく批判している。
そして著書では、諸外国に比べ日本の農薬使用量がずば抜けて多い理由は、農協が生産者の生活や消費者の安全よりも自分の組織利益を優先させてきたからだと断言している。
こうした農協の負の構造については、マスメディアも既に報道してきたことであり、農協の肥料、農薬の購入では業界と談合があり、約15パーセントのリベートを受け取っていた(「農協ー負の構造」1994年4月29日付朝日新聞)。
もっとも日本の農薬使用量が異常に多いのは、官僚、族議員、化学肥料業界、農薬業界、そして農協との間に網の目のような利権構造が築かれているからであり、化学肥料や農薬を使えば使うほど利益がでるのは、農協だけでなく、天下りや渡りで莫大な報酬を受ける官僚も同類である。

また戦後のコメ農家を優遇する農業政策の過ちは農林省にあるのではなく、1200万人の農家を地盤とする自民党の政治決断にあるとしている。
すなわち農林省の先見の明のある官僚たちは、1950年代末からフランスでECの共通農業政策を学び、ECと同様に農作物を補助金によって高い支持価格で買い上げることで、大規模化すればするほど有利にして、農業生産の集約化を実現しようとしていたことを強調している。
確かに農林省はそのような路線を採ろうとしていたことは事実としても、それを葬ったのは産業復興を最優先する官僚政府であったことは明白だ。
すなわち日本の産業輸出のためには、途上国からの見返りの輸入が必要であり、日本の農業を犠牲にしたのは官僚政府に他ならないからだ。
明らかに著者は元官僚であり、2008年に退職したとはいえ外郭団体の経済産業研究所に天下りしていることには変わりなく、本丸の官僚政府への本質的な批判がないことから見ても、官僚組織の利益を優先する同じ穴の貉に過ぎない。
そして著者の主張は、農業者65パーセントの兼業農家を補助金を断つことで退場してもらい、専業農家を手厚く支援することで国際競争力の強化を図ることだと述べている。
すなわち到達点は新自由主義の農業政策推進で、平成の開国と称する自由貿易協定TPPである。
まさに彼も身勝手で、無責任なハンメルの笛吹きの一人である。
何故なら、専業農家の支援で国際競争力を強化できるという主張は、幻想にすぎないからだ。
日本の農地がアメリカの農地に較べて100倍以上高く、労働賃金がアジアに較べて10倍近く高く、日本の農家の一軒あたりの耕作面積が1,9ヘクタールに対してアメリカ200ヘクタール、オーストラリア3000ヘクタールという違いのなかでは競争にならないからである。
すなわち農林水産省の試算通りに、日本農業は壊滅するからだ。

・・・「私の農的暮らしから見た日本の農業」は投稿しませんでしたが、興味がある人は見てください。

http://d.hatena.ne.jp/msehi/20111009/1318174657


 

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コメント
 
01. 2011年10月12日 07:00:28: sWDtD0HhJI
この日本の農業は世界第5位の売り上げであるとの内容を読売テレビの番組で「絶賛」していた。司会はご存じ、辛抱治朗

アホらしくて見ていられなかった。


02. 2011年10月12日 09:12:55: uQ4gFWYYBi

 *** 愛の愛は愛の TPP ***


 愛は TPP賛成の立場 である


 >例えば大玉レタスが0,5ユーロ、人参1キロ0,45ユーロ、ジャガイモ2キロ1,2ユーロ(トルコ人の多いノイケルン地区の八百屋では5キロ0,99ユーロ)、大玉メロン0,8ユーロ、牛乳1リットル0,5ユーロ、バター250グラム0,8ユーロ、そして大きな1,2キロのライ麦パンが0,75ユーロ(マイスターのパン屋でもその日の特売を買えば、750グラムで1ユーロほど<


 つまり この事実が 全ての始まりで 全ての問題の終わりでもあると思う

 ===

 日本の 始まりは 農産物の流通価格を 東アジア全域の価格くらいに 下げる

 =>  農家は困る しかし 消費者は助かる

    (プラスマイナス ゼロ)

 => 受益した消費者から 税金を取って 困っている農家に補償をする

 ===

 もうひとつの問題点は 食料自給率の低下が心配なことだから

 食料物価が下がっても 国内の食糧生産が下がらないような 対策が必要だ

 農家に金を渡すにしても 「とりあえず 食料生産に従事するものに援助する」

 ことだろう
 
 ===

 最終的には 全ての物価を アジア並みにして 給与もアジア並みに すべきだ

 そのためには

 日本人の収入 = 日本人の労働 + 日本人であること  と因数分解しなければならない

 = 日本人の労働 + BI(日本人のベーシックインカム)  となる


 ===

 農業問題も 基本的には BIの問題に 収束される
 
 


03. msehi 2011年10月12日 09:52:50: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
02さんのコメントへ

TPPを容認して、日本農業が壊滅しても産業輸出の黒字で最低限所得保障(BI)すればよいというのは余りに楽天的。
世界の新自由主義支配が進行するなかで、戦略なくTPPを容認すれば日本農業だけでなく日本が壊滅する。
給与もアジア並みにすべきだという。すなわち現在のボトム競争をさらに下方へとスパイラルすべきであるという主張である。
それは愛ではなく、まさに悪魔の発想だ。


04. 2011年10月12日 10:37:33: 0ruzAX9hXM
TPPと消費税、年金支給等々は、国の形、国民の生活の在り様を変革するということである。国民に問うべき問題であり、総選挙するべきである!!

05. 2011年10月12日 12:14:33: uQ4gFWYYBi

 *** 愛の愛は愛の TPP ***


 モデルケースで考えてみる 農家の年収が 120万と仮定すると

 一月 10万の 農業収入となるが  仮に BIを 月10万とすると

 それだけで 年収 120万円は 補償するわけだ

 ===

 そして 農産物の値段を 10分の1にすると 年間の農作物は 12万円の

 収入になるわけで、 


 農家の収入 = BI(10万円)+ 農業収入(1万円) = 月 11万円

 とするわけです

 ===

 農家は 自分の労働対価は アルバイト程度となります

 これによって 農作物の価格は ベトナムや中国などの物価と同等になる

 農家は アルバイトで 農作物を 作り続けるか? 

 農家は しんどい農作業を止めて 遊び人になるか??

 どちらかの 選択をすることになるけど 

 最初は 農作物を作り続ける選択をさせる 政策を行うわけです

 であるからして 日本の農業が崩壊することはない のです
 
 ===

 もっとも 農家が 安い農産物を作っても 流通、スーパーが 高い利益だと

 何にもならないので   最終的には 日本全体の賃金が下がり

 公務員の給与も下がって 社会システム 全体が ローコストに なるべきですね

 ===

 それにしても 日本の一部の企業は 圧倒的強さで 世界中から 金を儲けて

 日本を潤しているため 日本では 金が余っているわけで

 これが 基本的には 日本の富となり BIの根拠となる数字なのです

 ===

 日本が強ければ BIが増加し 日本が弱くなれば BIは 減少するのですから

 基本的に 日本人の能力に見合うだけの 労働対価は変化しないという 

 グローバリズムの基本的な 構造にマッチするものと考えます
 
 ===

 私の主張していることは 理想論 であり ほとんどの政治家は そのように

 考えていないわけで  つまり そこに TPPの基本的問題がある

 ( 小沢は TPPをやっても 日本の自給率を100%に出来る )

 って主張しているわけで 小沢は正しい

 食物の値段 と 食料の生産料 とを 分解して考える必要がありそうです

 ===

 そもそも グローバリズムでは  
 
 国民の所得は  =  労働対価 + 国の富 に 因数分解しないと

 正しく説明できません 
 
 ===

 フランスなどでは 同一労働 同一賃金 となっていますが 国内だけの話です

 しかし グローバリズムの原点は

 世界中が 同一労働 同一賃金 ということであり 逃れる術はありません

 世界企業は これを基準に 動いているというか 動かざるを得ないわけで

 日本が 同一労働 同一賃金 世界標準 となれば 

 日本の企業は 海外移転する必要などなくなってくるはずですよ〜〜〜
 


06. msehi 2011年10月12日 13:14:30: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
05さんのコメントへ

愛のTPPさんの言うことは回りくどくて、私には理解し難いが、TPPを締結すれば企業は利益を出すので、それで損失を補償すればよいということなのだろう。
しかし余りににも新自由主義の本質を抜きにした机上の論議に思える。
これまで1970年代以来の世界各国の新自由主義政権で、一部の人たち(企業)が益々富みを蓄えても、一度もその富の雫がこぼれたことを聞かないからだ。


07. 2011年10月12日 16:05:27: FUviF2HWlS
>>02, >>05

02、05の愛さんの提案される政策に賛成です。
しかし、新自由主義には反対です。
愛さんの考えと異なるかもしれませんが、産業の国営化を進め、経営の大型化を図る共に、国民の生活に配慮した経営をおこないます。

金融、製造業などは、業種ごとに政府主導で経営統合し、米国の日本進出に対抗します。国は持ち株会社を所有し、傘下の企業の株式の多くを取得します。
株式の取得は、法人税を他社の株式で物納することを奨励し(物納者は法人税を減税する)、納税のための増資を認めて自社株式による法人税の物納(法人税の実質減税)によりおこないます。

金融、製造業の経営に政府が関与することで民主主義を取り入れ、産業空洞化、報酬格差の是正を進めることができると考えます。


08. 2011年10月12日 19:29:25: uQ4gFWYYBi

 *** 愛の愛は愛の 国営化 ***


 愛も 

 >産業の国営化を進め、経営の大型化を図る共に、国民の生活に配慮した経営をおこないます。

 このような考え方に 賛成します

 いままで 国鉄の民営化で 成功したという風に 何でも民営化すれば

 よくなるだろう という考え方には 賛同しかねます

 問題は いかに 合理化するか いかに 民意を反映して 迅速に経営するかだと

 思うのです  国鉄が民営化される前は 硬直した鉄道だったのではないでしょうか

 ===

 いま JALが 稲盛さんの経営哲学で よみがえろうとしていますし

 過去には 土光という すばらしい 経営者がいました 

 あくまでも どれだけ 崇高な理念で 経営をするかが 鍵だと思うのです

 ===

 愛は 極端な 合理主義者で 小さいころ 「物質は人の心を豊かにする」と

 考えていましたが いまでもその考えは変わらないものの 多少は 軟化しています

 ===

 愛は 不動産業をやってるのですが 極端な話 日本に 賃貸の不動産契約書の

 書式は よく考えられたものが ひとつあれば良いとも 考えますし

 入居者と 家主の 賃貸契約は 国家が管理すべきだとも 考えています

 不動産屋は 国家から 委託された 契約業務を遂行すれば よいだけの話です

 ===

 愛は プライバシーが 大嫌いで プライバシーは 富を持つものが

 富を奪われないため 犯罪者が 犯罪を摘発されないための 隠れ蓑だとも

 考えます

 ===

 話は ずいぶん それてしまっているようにも思うのですが

 >金融、製造業などは、業種ごとに政府主導で経営統合

 なども 一考に値すると 思います

 ちなみに マルクスの資本論では 「金融」は 資本主義の 「お荷物」と

 断じていて 愛も その考え方を 参考にしています

 ===

 ただ 人々が 競争することのない共産主義的なものを考えているのではなく

 資本主義 + 理想政治 を基本にすべきだとも考えます

 
 いまや 人間はサイボーグであり 自然界だけでは 生きられませんし

 自然界だけに 引き返すこともできません

 正しい 資本主義とは 人間が いかに「完全なサイボーグ」になるかの 競争で

 「神への挑戦」でもあると 思っています
 

 
 
 以前に投稿したものを コピペ致しますので ごらんください


  *** 愛の愛は愛の 新札発行賛成 ***

 >また新札発行も阿片です

 そんなことは わかりきったことだが

 >第一次世界大戦後のドイツのエリート官僚たちは、賠償費に窮して新札を発行していきましたが

 追い込まれて 発行するから コントロール不能になるのではないか??

 問題の要点は 国債を発行し続けることは困難だということで

 国債を発行し続ければ ある日 突然 ハイパーインフレになる

 ===

 1000兆円の国債借金 + 50兆円の国債借金   ではなく

 1000兆円の国債借金 + 50兆円の新札     とすること

  

 これ以上 国債の発行(借金)を抑えることができるので ハイパーインフレは

 防ぐことができる

 1000+50/1000 = 1.05 となり 5%のインフレを

 計画的に達成することができるだろう
  
 ===

 インフレ以外の方法で 国家の財政を改善することはできない ことは 

 ご理解ください
 

 


 *** 愛の愛は愛の 善意 ***  2011/09/04


 経済の原則は 「善意」 である

 ===

 江戸時代は 農民の善意(年貢)によって 日本の経済は回転していた

 「善意」の 大元は 山川海の自然の幸であり  太陽の恵みである

 ===

 消費税5%の意味  100円(実質的価値) + 5円(善意)

 消費税は 『善意』を強制的に徴収する仕組みである

 善意は 健康な労働者によって作られる

 政府とは 善意を集めて 善意を分配することである

 善意を受け取るのは 年寄り 子供 女性 障害者などである


 善意の分配は 日本古来の美徳に反するものではない


 「老人を大切にしよう」

 「子供を健やかに育てよう」

 「困っている人を助けよう」

 「妊婦に過酷な仕事をさせない」

  ということになる

 ===

 消費税が多い国(北欧の国々)は 「善意」に満ち溢れることになり

 年寄り 子供 女性 障害者 などに 優しい国となっている

 ===

 現在 日本では 消費税が少ないため 善意の欠乏した社会になっている

 日本は どこか ギスギスした 社会になっているのは

 弱者に善意が届けられていないからだ

 
 愛は ベーシックインカム(善意の効率的配分方法)に賛成であり

 ミニマムインカム(善意の欠乏)には 賛成しない
 


09. msehi 2011年10月12日 21:33:51: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
08愛さんのコメントへ
愛さんのコメントは余りにもファージなのでついて行けませんが、稲盛さん、土光さんは大いに評価している人たちです。

国債にしろ、新札発行にしろ阿片であることには変わりなく、産みの苦しみ覚悟で健全財政を取り戻せば解決することです。
どのように対処しようと、これ以上負債を増やしていけば、いつ日本売りが始まってもおかしくなく、その場合はハイパーインフレへと突き進む確立は高いと言えるでしょう。
愛さんは、弱者を破綻に追い込むTPP,弱者に負担の重い消費税にBIを翳して大賛成のようで、まるで産業界を代弁しているようですネ。
少なくとも04さんが言うように、TPP、消費税、年金支給年齢などは総選挙で民意を問うべきです。


10. 2011年10月13日 17:54:59: FUviF2HWlS
>>09

国債が国内金融機関に買い取られて、国内金融機関が、雇用と生産の基盤を置く企業に融資を続けていける間は破綻しませんが、日本企業の海外進出が顕著になり国内産業が空洞化して行けば、従業員の給与や現地の設備投資に円を必要としなくなりますから、現地金融機関と取引すればよく、国内の銀行と付き合う必要がなくなります。

円の破綻は、国内産業の空洞化により始まります。


11. msehi 2011年10月13日 19:46:55: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
10さんのコメントへ

国内産業の空洞化が引き金ねになるというシナリオもありそうですね。

しかし現在EUなどを攻撃している世界の悪魔のルーレットのトレーダーたちは、円を買って76円という超円高の兵糧攻めを始めていることから、財政悪化がこれ以上続くと(かれらはそう予測している筈)、日本国債の大量空売りと信用リスクの大量購入の攻撃で、一気に円安に突入する可能性も高いように思います。


12. 2011年10月14日 14:13:43: uQ4gFWYYBi

 *** 愛の愛は愛の 国債のリスク ***
 
 >日本国債の大量空売りと信用リスクの大量購入の攻撃で、
 >一気に円安に突入する可能性も高いように思います。

 論理的にはそうなりますが 非論理的拘束の世界だと考えますので〜〜〜

 どうなるかは 官僚が決めることです

 銀行が国債を買うか 買わないかを 銀行が自主的に決めているのではなく

 官僚が銀行に指示して 買わせていると考えてください

 ===

 つまり 国債単独で そのリスクを 論理的に考えても 意味はないのです

 国債の危機は 日本全体の危機によって 初めて表に出るのです

 ===

 その前に ユーロの破綻 ドルの崩壊 中国バブル という事象が 先に起きる

 わけですから それらの 大波に 日本はどのように対処すべきかが

 目前の危機なのです
 


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