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野田佳彦の獣道 何をすべきか判らないは、何でもしてしまう怖ろしさ
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2011年10月12日 世相を斬る あいば達也
菅直人のように、訳の判らないこと事ばかりするくらいなら、何にもしない野田政権は安全だろうと思っていたのは大間違いのようだ。筆者のミスジャッジだ。何がしたい政権なのかと思っていたら、なんとなんと、何でもやっちゃう政権だったようだ。
福島原発による放射能汚染問題も、“除染と云う耳触りのいい言葉”で化粧直しをし、放射能をたらふく食べたオオカミが、お婆さんに化けて赤ずきんちゃんを襲おうとしている如きだ。放射能がそんなに簡単になくなるのであれば、“プルトニゥムなんて食べても大丈夫”に近いブラック・ユーモアである。環境省だか細野だか知らないが、年間1ミリシーベルトと云う日本の法律を、現実に合わせて、5ミリから10ミリシーベルトでも良いかもな〜とか、2年後には汚染地域を徹底的に除染、半減させると科学的半減期を盾に、除染によりと嘘をつく。セシウム134の半減期はたしか2年だよな、細野が磐梯山のオハラ庄助になって“モナって”いても、勝手に半減するンだよね。(笑)
NYTによると、「モラル喪失、金の亡者国家日本」、自国での原発は縮小方向、原発開発は海外で!福島原発がいまだに放射能を出し続けている現在においても、海外に原発を売り込もうとしている。古い原発に最新の安全装置をつける義務さえ怠った国が、最高の安全を確保すると主張している等と非難揶揄される始末。NYTに馬鹿にされたら、そりゃオシマイってものだよ。
11月のハワイAPECまでに、オバマの大統領再選の追い風になる何かを土産として持って行かざるを得ない野田佳彦は、普天間移設問題はクリアしそうもないので、川端達夫沖縄相、一川保夫防衛相、玄葉光一郎外相、北沢俊美前防衛相、前原誠司政調会長等々と沖縄現地訪問で努力のアリバイ作りに奔走するようだ。この問題は、金を幾ら積んでも仲井真知事は立場上首を縦に振るわけにはいかない。ウッカリすると、血をみる争いにまで発展、最終的には国民の嫌米魂に火をつけるリスクまで背負うことになる。日米同盟そのものの問題に波及する。
一方、厚生労働省は、年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる案を社会保障審議会年金部会に示した。68〜70歳を支給年齢に引き上げる案らしいが、これは役人の得意の“脅し”と云う事だ。そんなことにならない為には、社会保障と税の一体改革イコール消費税値上げへの布石のような冗談だ。2025年以降の国民の平均寿命が、今後とも伸びる前提のようだが、彼らが40歳前後の人々の内70歳以上生き伸び、年金が貰えるか博打のような話になってきた。猛烈に消費が冷え込むような話だね。
もう今さらTPPの話に言及するのも馬鹿臭くなったが、民主党の半分は、実は自民党以上に隷米主義者が多かったと云う事実を見るに至っている。党も政府も前のめりなのだから、11月のハワイAPECのお土産はTPPと云う事なのだろう。少なくとも野田と前原は、そう思っている。経団連、読売、朝日、外務、経産が推進キャンペーン状態だが、この日米同盟の糞味噌一緒協定が、日米関係を結果的に破壊する協定である可能性は高く、“角をためして牛殺す”と云う現象を生むかもしれない。
玄葉などは、嘘八百を「外に目を見開いて打って出ないと、子供、孫に豊かさを引き継げない。ルールメーキングに日本がしっかり関与するのは大切なことだ」、「ルールメーキングに参加して、条件が合わなければ抜けるという簡単な話ではない」と“交渉参加”イコール“参加”だと語るに落ちた。また、「アジア太平洋40億の内需を日本の内需と考え、外に目を見開くべし」とも言ったが、トンデモナイ嘘である。アジアの主要国、中国、韓国、台湾、インドネシア、タイ、フィリピンなどはシカトしているのだから、精々3億の内需じゃないのかね?米国市場を勘定に入れても意味ないぜ!
野田政権を、野田ではない誰かが動かしているようにさえ思える。菅政権は迷走だったが、野田政権は確信犯的に誰か、何処かが動かしている。それは官邸の内部にいるのだろうが、最終的には霞が関と云う事になりそうだ。まぁ、上記のすべてがアリバイ作りの行動と云う見方も出来ないことはないのだが、相当不安にもなる。小沢一郎が尿道結石で痛がっている間に、裁判で拘束されている間に・・・?なんとかならんもんですかね、小沢一郎さんよ!
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