http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/547.html
Tweet |
あってはならない判決を出した体制ベッタリ国家公務員の登石・裁判長が認定した、小沢事務所の「天の声」と「裏金授受」に、私も含め良識ある国民はビックラこいたはずだ。判決の趣旨はゼネコン談合に小沢事務所が決定的な影響力を持っており、そこで水谷建設は計1億円の裏金を渡した、というストーリーなのだ。
しかも、証拠一切なしのインチキ判決がまかり通るのだから驚愕する。モラルもへったくれもないのだ。こんな裁判ってありなの?小沢氏ではないが、検察の起訴罪状は、収支報告書への記入漏れによる政治資金規正法違反であったのにも関わらず、裁判所は収賄で有罪であるかのような判決を下したのである。それも裁判官の推認によるものだ。っていうか、登石裁判長の恣意的な作り話じゃん!
国の手先機関の新聞・テレビ報道も諸手を挙げてこの判決に追随した。戦後65年にして証拠がなくても、裁判官の好き嫌いだけで有罪にすることが可能になった負の歴史に残る裁判じゃん!とうとう戦前の国家主義的ファシズムの時代に舞い戻りだ。
事実この判決をめぐっては有識者や市民の間でも批判が噴出しているのだ。確たる証拠もないまま有罪判決に至った事態を憂慮した有志が、暗黒判決に抗議するデモ行進を行ったという。参加者は200人程度だったらしいが、先ずは声を上げることが大切だからそれなりの意義はあるだろう。当然、このデモ行進はメジャーマスコミは無視を決めてかかっている。
さらに、この判決に対してゲンダイネットで面白い見出しを見つけた。「小沢元秘書裁判・東北ゼネコン幹部は"天の声"の判決に大笑い」というものだ。で、その内容はフィクション臭いが「結構毛だらけ猫灰だらけ」で笑えるわ。その記事によると、証言者は90年代から談合にも関与し、小沢事務所の実情にも詳しい東北の大手ゼネコン幹部だという。判決では小沢事務所の大久保元秘書が天の声を発した、なんて決めてかかっていましたが大笑いです。秘書の関与は100%あり得ないとクビをひねっているという。
業者にパーティー券の大量購入や選挙協力などムチャなことを言ってきたのは、2000年まで小沢事務所で秘書を務めた高橋嘉信氏です。東北談合のドンといわれた鹿島の幹部と太いパイプを築き、我々も仕事欲しさにムチャな注文に渋々従ったという。
今回の大久保秘書は鹿島とのパイプを高橋氏になかなか譲ってもらえず、鹿島のドンからはほとんど相手にしてもらえなかった。大久保氏は迫力もないし紳士。パーティー券の購入枚数を減らして欲しいと頼んでも、文句さえ言いませんでしたよ。その幹部は水谷建設からの裏金についても「あり得ない」と呆れていたという。
ホテルの喫茶店でカネを渡すのは、建設業界の常識として考えられない。渡すなら、料亭の個室など人目につかない場所にします。それにただの下請けにすぎない水谷が5000万円を2回持っていきますか。どうしても信じられません。
100億円の工事を元請けのゼネコンが取っても経費が約3割で、残りを複数の下請けに叩いた金額で割り振る。元請けならともかく、下請けが1億円もの巨額の裏金を捻出できるはずがない。ようやく利益を出せる、というのが下請けの実情なんです。妄想判決は業界の元談合担当者からみても、笑い話にしかならないという。
ふーんそうなんだ!全部が本当かどうか分からないが、それなりの説得力はある。現実に水谷建設のトップ水谷元会長は「その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない」と証言しているのだ。1億円渡したと証言した元社長と元常務のネコババも大いに有りだ。しかも、こんなヤバイ場面に同席して金銭授受に立ち会った別の建設会社長がいること自体がオカシイ!
贈収賄の席に同業者を立ち会わせるなんて絶対にあり得ない!自分たちの弱みを同業者に見せるバカがどこの世界にいるのだ!どう考えても辻褄の合わないシナリオなのである。緻密さにかけているのだ。それでも有罪とは?導き出される答えはひとつしかない。原発とまったく同じ構図が見えてきた。やはりこの裁判の判決は、国家権力・官僚その他の既得権益者によって仕組まれたヤラセ判決なのだ!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-866.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK120掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。