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TBS早朝番組「事時放談」はまたもや、「事時放談」とは程遠い、インタビュー番組に終わってしまった。最悪だったのは、今回も自民党の石破前政調会長と、元さきがけ代表の武村正義元官房長官という、いずれも、「裏切り者」を登場させたことだ。司会者である御厨貴東大教授の見識が根本的に問われるところだ。「裏切り者」の言うことは、ひとえに「恨み事」である。
石破茂前政調会長は、新進党で小沢一郎元代表と行動を共にしていながら、新進党党首選挙で、羽田孜元首相に味方し、小沢一郎候補と敵対した。すると、小沢一郎元代表に電話しても出てもらえなくなったことを恨んでいるが、これは当たり前のことだろう。裏切り者と電話で何をしゃべろうというのか。そんな恨みごとを言うようでは、石破茂元政調会長は甘すぎる。敵は敵なのだ。これを恨んで、逆襲するというのは、あまりにも自己中心的すぎる。
一方の武村正義元官房長官は、細川護煕首相の下で政権を支えていた小沢一郎元首相をはじめ、みんなを裏切り、政敵である竹下登元首相の手下であった橋本龍太郎元首相と密会を繰り返して、細川護煕政権を揺るがしていた。このことを知った小沢一郎元代表が、武村切りを命じた。これも小沢一郎元代表にとっては、「危機一発」であった。
それにしても、時事放談で、石破茂前政調会長と武村正義は、「悪事」を全く抜きにして、勝手気ままにいい加減に発言していた。多言を尽くしていたけれど、いつもの如く「くだらないこと」であった。石破茂政調会長は、「三権分立」についての小沢一郎元大費用の言葉のあげ足をさんざん取った挙句の果てに、「衆議院を早期に解散して、自民党に政権を渡せ」ということを言いたかったのであり、その他のことは何も言っていなかった。
武村正義元官房長官にいたっては、「小沢さんは、もう70歳なのだから一刻も早く引退しろと提言したい」といつもの口ぐせをあきもせず繰り返していた。70歳を過ぎている政治家は、小沢一郎元代表だけではないので、極めて、偏った発言であった。70〜80才までの政治家は、まだ多数健在であり、この論理で言えば、渡部恒三元衆院議長らもとっくの昔に引退すべきとなる。こうしたデリカシーを喪失しているのが、武村正義元官房長官である。
もっとダーティな事実をここで改めて明らかにしておこう。石破茂前政調会長は、防衛相のころの悪事が、ここに来て取り沙汰されている。F2戦闘機の製造を止める決定をしたことだ。今になって、その責任が問われてきている。とくに製造メーカーである三菱重工業が、石破前政調会長の責任を問題にし始めているのだ。このことは、詳しい情報が入り次第、「板垣英憲情報局」で記事にする予定だ。
次に、武村正義元官房長官にも、現職衆議院時代のダーティな問題が盛んに取り上げられたことがある。小生の著書「自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた〜欲で結びついた野合政権の醜怪な素顔」(ポケットブック刊)の中で述べているので、参照されたい。「自・社連合のキーマン武村正義の危ない政治感覚―ムーミンパパのダーティ臭」が、それである。次の「小見出し」だけでも「武村正義」という人物の醜悪さが分かろうというものだ。
「クリーンイメージの武村正義蔵相がする、大胆な資金づくり」
「武村正義の危険な政治献金感覚」
「武村正義の原点と、田中角栄との接点」
「滋賀県知事時代にある疑惑の数々」
「クリーンなイメージの漂うダーティな臭い」
「近江使用人の発想を持った政治家が握った新しい利権」(※本日掲載予定)
といったところである。
こんな偽善者を「時事放談」に登場させるとは、御厨貴東大教授の見識と政治感覚が問われる。もうこの司会者を止めさせなさい!と言いたい。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/989fde2b1fb20d2431a73b9b4181526e
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