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検察審査会事務局の"審査員平均年齢の大嘘"を暴く! 最高裁よ!審査員と選管選出候補者の生年月日を公表しろ!
http://civilopinions.main.jp/2011/10/post_44.html
2011年10月10日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<小沢さん冒頭陳述「この裁判は直ちに打ち切るべきです」>
小沢裁判が始まった。
小沢氏は、冒頭陳述の中で『指定弁護士の主張は、検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の根拠にした検察審査会の誤った判断に基づくに過ぎず、この裁判は直ちに打ち切るべきです』と抗議した。
まさにその通りだと思う。
<小沢さんは検察審査会事務局の策略で被告人に!>
検察が30億円もの税金を使って2度の強制捜査を行い起訴できなかった小沢氏を、検察審査会はいとも簡単に起訴してしまった。
ありえないこと、あってはならないことが起こった。
検察審査会事務局が、国家権力に従い、国家権力に守られ、密かにインチキ議決をしたとしか考えられない。
<年齢クルクル検察審査怪!>
検察審査会は、起訴議決発表時点で公表した審査員平均年齢を、その後2度も訂正した。
東京新聞がその顛末をまとめているのでもう一度読んでほしい。
東京新聞2010年10月16日「年齢クルクル検察審査怪」「情報の公開を」.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E8%81%9E%28%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E7%89%B9%E5%A0%B1%E9%83%A8%EF%BC%89.pdf
計算も簡単だ。11人の平均年齢を2度も間違うなど考えられない。
一市民Tはどうしても納得が行かないので、検察審査会事務局に乗り込み質問をし、調べ、推理した。
調べ、推理していくうち、検察審査会事務局の手の内、カラクリがやっとわかった。
一市民Tが暴いた「検察審査怪の怪平均年齢」のカラクリを掲載するので、皆さんも検証して頂きたい。
<検察審査会事務局の「審査員平均年齢の大嘘」を暴く!>
事務局の発表とそれに対する一市民Tの読みを以下に。
@ 事務局が「審査員平均年齢30.9歳」と公表した。
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『 事務局は、正式なルールに則らないで選出した11人(これらが審査員を務めたかどうかもわからない)の平均年齢を30.9歳として公表した。事務局は30.9歳という平均年齢がくじでは確率上発生し得ない若年令だという認識を持っていなかったと思う』
A 周囲から「平均年齢が若すぎる。ありえない確率だ」という疑問の声が上がった。
B 事務局は「若すぎる」という声を受けて「平均年齢は33.91歳。37歳の足し忘れがあった。」と訂正した。
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『報告通りの足し忘れだけであれば、平均年齢は(30.9×11+37)/11=34.27歳とすぐに計算できるはずだが、そのような発表はしなかった。
事務局は、足し忘れなどないのに、足し忘れがあったとして、複雑な計算をして、平均年齢のかさ上げを試みた。
実際には足し忘れなどないのだから、かさ上げする平均年齢を決めなければならなかった。
事務局はこの平均年齢33.91歳としたが、この年齢はどのように導き出したか。
事務局は30.9×11÷10=33.99歳と計算した。このまま33.99歳にすると、11人の年齢合計が 33.99×11=373.89となり整数にならない。年齢合計を0.89歳調整して373にして、かさ上げ平均年齢を373÷11=33.91とした。(事務局の公表数値とぴたり一致)
次に、足し忘れの年齢を決めなければならない。
ここで、事務局は大きなチョンボをやらかす。
「本来、足し忘れ年齢は(33.91−30.9)×11≒33 と計算し、33歳と公表すればよかった。ところが 事務局は、平均年齢を第1回議決の平均年齢34.27歳としたと勘違いしてしまったのか、それとも34.27 歳に近づけたいと考えてしまったのか、誤って、足し忘れ年令を (34.27−30.9)×11 ≒37と計算してしまった。(このような間違った計算をしないと37歳という数字が出てこない)」
検算すれば気づくはずだが。嘘がばれそうになって慌てていたのか。後ろめたさが判断を狂わしたのか。』
B ジャーナリスト畠山理仁氏らから「足し忘れの37歳を入れて計算すると、平均年齢は(30.9×11+37)/11=34.27歳となり、33.91歳とならない。この34.27歳は、事務局が呈示した第1回議決平均年齢と同じでミステリーだ」と追及されてしまう。
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『足し忘れ年齢を(34.27−30.9)×11≒37と計算してしまったのだから、平均年齢は、足し忘れの37歳を加えて計算すれば、(30.9×11+37/11≒34.27歳になるのは当たり前のことだ。ミステリーでもなんでもない。』
C 事務局は「平均年齢34.55歳」と2度目の訂正をした。
「この平均年齢は、第1回議決審査員平均年齢34.55歳(議決時に直した年齢)と同じ値になる。平均年齢を訂正した理由は、審査員就任時の年齢を議決時の年齢に直したため」と付け加えた。
「就任時と議決時では3ヶ月しか違わない。平均年齢が33.91から34.55歳まで上がるはずがない」と追及されると、手嶋事務課長は「 足し忘れ以外の10人として計上した数字自体にも誤りがある。この数字はお忘れ頂いた方がよい。」と逃げた。
さらに、一市民Tが、このことについて傳田事務局長に直接質問したところ「そういう可能性があると言ったまでだ。間違った理由はわからない。議決時の年令を就任時で計算してしまった間違いもあった」
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『 事務局の説明は全く辻褄が合うものでない。
「37歳足し忘れ」と言ってしまったミスで、最初に呈示した年齢データが使えなくなってしまった。「 足し忘れ以外の10人として計上した数字自体にも誤りがある。この数字はお忘れ頂いた方がよい。」と過去の数字を捨てるしかなかった。
34.55歳という平均値は、これまでとは違う別個の年齢データを使ったと思われるが、どのように算出したかはわからない。
おそらく、選管選出の候補者データから比較的若い人達11人の年齢データを抽出し、その年齢を審査員年齢としたのではないか?(審査員と選管選出候補者の生年月日をつき合わせると真実がわかる)
結果として、平均年齢が33.91歳から34.55歳に換わった理由を説明することは不可能になった。就任時年齢を議決時年齢に換えたというだけでは説明がつかない。「この数字はお忘れになった方がよい」と言うしかないのだ。 』
<呈示された平均年齢は確率上もありえない数字>
事務局は、最終的に、第一回議決と第二回議決の審査員平均年齢がともに34.55歳となったと説明した。
無作為にくじで選んだ場合、このように34.55歳という若年齢で一致してしまう確率は極めて小さく、実際には発生しない。
このことからしても、事務局は審査員選出に手心を加えたと思われる。そして、平均年齢の発表でも、手心を加えたことを誤魔化すため嘘に嘘を積み重ねてしまった。
<「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」活動を続けている>
一市民Tは、昨年暮れから、「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」活動を続けてきた。
審査員選出および審議が審査会法に則って行われたかをはっきりさせたいからだ。
その経過を逐次拙ブログで報告してきた。
二件ほど紹介する。
『6月14日 「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を22人の紹介議員を通じ、参議院に提出』
http://civilopinions.main.jp/2011/06/post_32.html
『9月5日 参議院法務委員会:「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を審査未了で保留!
http://civilopinions.main.jp/2011/09/95.html
<私達は検察審査会の情報公開を求め続けよう>
提出された請願が参議院法務委員会で議論されたが、審議未了で保留になってしまった。
野党議員と民主党議員の一部が反対したようだ。本当に腹が立つ。
審査員と選管選出審査員候補者の生年月日を公表することなど簡単に出来、なんら問題がないはずだ。
最高裁並びに検察審査会事務局は、個人情報だから公表できないと頑張っている。
生年月日を公表したからといって個人が特定できるわけでもないから、個人情報を開示したということにならない。開示したら不正がばれてしまうから出さないだけだ。
最高裁も本当に汚い。
これからも、とことん要求し続けるつもりだ。
これから衆議院法務委員会にも提出するつもりだ。
衆議院議員の皆様、請願提出よろしくお願いします。
本稿をお読みになった方も、最高裁そして検察審査会に抗議してください。
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