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「小沢事件」と「ドレフュス事件」の類似性(山崎行太郎)
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/494.html
投稿者 判官びいき 日時 2011 年 10 月 09 日 22:02:40: wiJQFJOyM8OJo
 

フランスの作家・エミール・ゾラの「私は弾劾する」で有名な「ドレフュス事件」と「ドレフュス裁判」は、自称「愛国派、保守派」が仕掛けた冤罪事件であったが、一連の「小沢事件」と「小沢一郎暗黒裁判」を彷彿させる。

エミール・ゾラというフランスの作家は、普仏戦争に敗れ、国内経済が疲弊していく中で、自称「愛国派、保守派」によって仕掛けられた「冤罪事件」、つまりフランス陸軍のドレフュスがドイツ側へのスパイ活動の疑いで逮捕され、証拠もない不当な裁判で有罪となり、流刑された「ドレフュス事件」に遭遇して、不当な裁判に対する怒りと正義感から、「私は弾劾する」という激しい抗議文を発表すると同時に抗議行動に出た。

その結果、フランスの世論は沸騰し、フランス陸軍、自称「愛国派、保守派・・・」は次第に追い詰められていく。その後のフランスの歴史を大きく動かすことになる冤罪事件である。今回の「小沢事件」と「小沢一郎暗黒裁判」を彷彿とさせるものである。

小沢事件もまた、自称「愛国派、保守派」が仕掛けた冤罪事件であることは間違いない。言い換えれば、日本の自称「愛国派、保守派」も、民主党の小沢一郎を中心とする「政権交代」の胎動に、かなり追い詰められているということである。

おそらく、政権交代を国家的危機と感じ取った日本の自称「愛国派、保守派」は、「政権交代潰し」を、法の原則を踏みにじることも恐れずに実行しようとして一連の小沢事件をデッチアゲようとしているのである。しかし、日本の自称「愛国派、保守派」も、大きな壁にぶち当たっていると言わなければならない。(続く)
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20111009/1318163387
 

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コメント
 
01. 2011年10月09日 22:19:22: EVskgte9f6
ドレフュス事件は、フランス軍の落ち度(内部通報者が軍の閣僚に居た事)を隠そうとしてドレフュスが無実の罪に問われた事件じゃありませんでしたか。ドレフュスが軍人であって初めて可能となった冤罪事件です。

国会議員の小沢さんと検察(もしくは裁判所)が、どうやったら同じ組織になるんですか。

検察(もしくは裁判所)の落ち度を、どうやったら国会議員の小沢さんに転嫁できるんですか。

正直、この投稿にある文面は理解しかねます。


02. 2011年10月09日 22:39:06: 8LY49UQuOI
「フランス軍」を「政権与党」、「軍人」を「政治家」に置き換えれば、簡単に理解できます。

03. 2011年10月09日 22:51:31: EVskgte9f6
>>02 さん。

今回よく言われている、「検察 対 小沢一郎」という構図を、ドレフュス事件と似ているというのであれば、検察という組織に小沢一郎が属していなければなりません。

ドレフュス事件は、フランス軍内通者が生粋のフランス人であり、ドレフュスがユダヤ系フランス人であったことから、ドレフュスに罪を着せて軍の対面を保とうとした事件です。どうみても小沢一郎の裁判とは似ていません。

仮に、政権与党である民主党が検察を操作しているという主張であれば、それなりの根拠が必要に思います。民主党が検察を操作しているのですか?もし、そうなのでしたら相似性があると同意します。よかったら根拠を教えて下さい。


04. 五月晴郎 2011年10月09日 23:03:31: ulZUCBWYQe7Lk : bxtHsuzmZA
背景にユダヤ系のドレフェスへの悪意もあった事件(と、小学校の時読んだ岩波の少年世界歴史物に書いてあったぞ)だし、>>1さんの言うように違う。

筆者は格調付けてもったいぶりたいのかも知れないが、タイの王様の周りの権益集団がタクシンにしたことのほうが、登場人物のキャラまで余程似ている。
フランス人に同じこと言っても、ドレフェス事件よりタクシンの一連に例えたほうが、納得するんじゃないの。


05. 2011年10月09日 23:09:23: kNEkdFKpkU
投稿者ではありませんがひとつだけ指摘します。
検察の裏金の資料を揃えて告発した三井環が微罪で逮捕される前に
協力を求めたのが、自民党の野中と、民主党の菅でした。
しかし菅が国会で追及する前に三井は逮捕されてしまったのです。
野中は三井の助けになることは何もしませんでした。
野中が日歯連事件で1億円裏金の激しい追及を受けていた時に、
三井の情報を材料に小泉内閣は検察と取引し、検察の裏金を揉消す代わりに
橋本・野中、青木の不起訴を得たと三井は告発しています。
菅は同じように三井から得た情報を持っています。
それは菅自身の献金問題では有利に働いた可能性があり、事実不起訴になりました。
小沢については菅に有利に(小沢排除に)利用できる材料です。
菅だけでなく野中や宇都宮と親しい仙谷も小沢をかばうことはなく
有罪になれば排除をためらわないと思います。
民主党が検察を操作する、とは言いません。民主党は一枚岩でないからです。
しかし反小沢勢力にとっては検察は利用できる駒です。


06. 五月晴郎 2011年10月10日 12:00:28: ulZUCBWYQe7Lk : bxtHsuzmZA
>日本の自称「愛国派、保守派」も、大きな壁にぶち当たっていると言わなければならない。(記事)

大きな壁にぶち当たっているのではなく、自称「愛国派、保守派」は政治経済のパラダイム・シフトの中で正体を晒けだしているだけだ。

筆者は文芸評論家で西欧の歴史に詳しいはずの人だ。
その人がドレフェス事件と似ていると強弁している。
日本の現代史に関し筆者が思想的に「大きな壁にぶち当たっている」のではないか。筆者は図らずも自ら口にしてしまった気がする。


07. 2011年10月10日 13:53:20: fmFyR4tnsM
私もすぐにドレフェス事件を思い起こしました。
日本にはエミール・ゾラはいないのか。
本来なら朝日新聞がその役割を担うべきなのに
彼らはもはや正義感のかけらもなければ気力も無い。
朝日に期待する時代はとっくに終った。

08. 2011年10月10日 15:29:54: EVskgte9f6
ドレフュス事件とは、似ていないことを前置きした上で。

「日本にエミール・ゾラは居ないのか」というより
「日本にエミール・ゾラの奥さんは居ないのか」が正しい。

※繰り返しますが、ドレフュス事件とは似ていません。

旗から見ている限りでは、
小沢さんには彼のために著名作家に土下座して無罪を証明してもらおうという
仲間が居ないように見えなくもありません。

それはそうと、ゾラは、当初はドレフュスの妻の依頼を断りました。
「だって面倒くさいし危ない仕事だもん。平穏無事な生活したいもん」
だったそうです。


09. 2011年10月10日 17:48:47: kO2ZWd64H2
なんでドレフュス事件?
まったく頓珍漢ですよ。
小沢案件は、体制が自身を掛けて黒白どうでもよい状態にまでなってやっている謀略ですよ。
それがなぜ、このレベルの冤罪事件と類似するんだろ。普仏戦争でしたっけ?

全然違います。フランスで言うならば、もっとずっと前、フランス革命の原動力となった
司法腐敗の時期でしょう。


10. 2011年10月10日 19:09:59: EVskgte9f6
たとえ話もいいけど・・・

フランス革命は身分制への抵抗ですよ・・・


11. 2011年10月10日 19:56:13: 8dKCLC0Lxo
私は投稿者様に同感。また、ドレフュス事件のようになって欲しいと思っている。

小沢が軍人でないから、またユダヤ人でないからドレフュス事件とは似ていないというのは皮相的な見方。軍人がはめられた事件といえば士官学校事件とかがあったが、被害者、加害者が軍人という観点からだけでみるとドレフュス事件に似ていると(かなり強引に、ある種の官僚的分類をすれば)言えるのかもしれないが、歴史的、社会的意味という観点から似ているという人はいないのではないか。

投稿者様が似ていると言っているのは、小沢が軍部から捏造された軍事組織の一員だからだ、などと言っているわけではない。軍事組織の一員でなくとも、ユダヤ人とか特定人種問題をゆうする人物でなくとも、有名作家から擁護されずとも(だいいち、現代日本の有名作家というのはどれだけ信用できるのか。高村薫とかいうのが道新に相当ひどい小沢批判を書いたらしいが他もにたりよったり。)、類似性、しかも、皮相的な類似性ではなく、本質的に重大な類似性があると言っているのだ。
その類似性とは何かというと、大佛次郎も著書「ドレフュス事件」のあとがきに、ブーランジスムという圧政によって体制を守るために捏造された冤罪が、(真実と正義を追求する市民の行動を通じて)市民をの目醒めさせ自由と、民主主義を守るために如何に闘ったかを書きたかった、と述べているが、ブーランジズムであろうと現代日本の政官財米権力であろうと同じであって、軍服を着ていようが背広であろうがどうでもよいことだ。圧政が体制を守るために捏造した冤罪事件に対して、真実と正義の旗を掲げて民衆が闘うということが重大な類似性なのだ。この1971年の大佛のあとがきには「ブーランジスムもドレフュス事件も他国のこととは考えられなかった。」とある。まるで大佛は小沢事件を予見していたかのようだ。


12. 2011年10月10日 20:37:25: EVskgte9f6
>>11 さん。

まぁ、似てる、似てないっていうのは程度問題だとは思いますけどね・・・

ドレフュスはまっとうな軍人だったわけで、当時の政治体制には協力的な立場だったんですよ。それが、

(1)軍の不祥事が発覚して

それを軍が何とか隠そうとして

(2)ドレフュスに不祥事の原因を押し付けた

ということですよね。

小沢さんの場合、(1)に相当するものは何ですか? ここがまずわからない。

さらに、ドレフュスの場合は(2)が起こらなければフランスの体制を支持し続けていたはずです。これを小沢さんに当てはめれば、裁判が無ければ小沢さんは今の日本の政治体制を支持しているって主張していることになるわけで、小沢さんに対して、むしろ、おかしな事を言ってる事になりません?


私、別に小沢一郎氏に反感を持っているわけじゃ在りませんよ。
記者会見録画だって何度も見ていますし、支持したい面もありますよ。

ただ、小沢さんが清廉潔白の士で、立派な政治理念を持っていて、実行力もあるっていうことを示すのに、なんで他の権威をひっぱってこないといけないんですか。小沢さんの長所そのものを前面に出せばいいじゃないですか・・・。


13. 2011年10月11日 17:51:34: topEgSpnNU
「ドレフユス事件との類似性」良い視点だと思います。私は検察審査会がナチスの市民突撃隊の役割を果たしていると見ています。それと日本はアメリカの手前、形式的には民主主義国のような顔をして偽装していますが、実態は非公式の権力{官僚。既得権益勢力。大手メデイア11社。など」が連携して異分子を抹殺する支配システムで運営している「フアシズムとナチズム}体制の国だと見ています。江戸時代も軍国主義時代も今も司法の本質はマフイアのリンチと同じようなことをする国だな、と言う印象です。小沢さんに襲いかかり2回の起訴相当議決をした{市民検察審査会には疑問と疑惑があります。些細な記載ミスを一京倍ぐらいに拡大して罵倒し小沢さんを悪人に仕立て上げて大手メデイア11社が連日宣伝し、憎悪を煽り、議決させた。秘密秘密秘密で、いつどこで誰がなにを話したのか?本当に2回開催したのか?11人の市民は実在するのか?などの疑惑を伝田みのり、などの検審の関係者を国会へ招致して追及すべきです。又秘書さんへ邪推と妄想でデツチあげたような{状況証拠」と心証で有罪判決した登石裁判長を誰か訴追し罷免して欲しいです。反ナチ派にたいするゲシュタポ式の裁判の判決を聞いた感じです。小沢さんは日本の真の民主化を目指したがゆえに、フアシストとその手先に追い落としを狙われたのです。与野党は「政治とカネ」については{企業、団体献金の全面禁止}即時を野田内閣は実行すべきです。

14. 2011年10月11日 19:54:20: 8dKCLC0Lxo
13様に同感。
11さんが、似ている似ていないというのは程度問題というが、私はそうは思わない。程度問題ではなく、皮相的形式的な類似性を云うのか、社会的政治的な本質の類似性を云うのかという問題だ。軍の問題だったとかユダヤ人差別の問題だったとかいうのは皮相的矮小化であって本質は圧政が己を守るための冤罪事件が市民によって暴かれたから歴史に残る大事件になったのである。また仮に暴かれなかったとしたらブーランジズムが続いていたかというとそうではない。別の事件によって同様のことが起こったかもしれないし、またブーランジズムが暫く続いてヴィシー政権以上の強力なファシズムが出来ていて、第二次大戦敗北によって民主政権誕生となったかもしれないしそうでないかもしれない。歴史にifはないといわれるが、大事件であればあるほど、それが発生しなかった場合の社会の帰趨は計り難いのは当然だ。
「裁判が無ければ小沢さんは今の日本の政治体制を支持しているって主張していることになるわけで」などは論外だ。
11さんはドレフュス事件との類似性を論ずることに対して「なんで他の権威をひっぱってこないといけないんですか」と反対しているが、ドレフュス事件は権威などではない、歴史の教訓なのだ。ドレフュス事件との類似性を日本人が認識する事によって、自由、正義、民主主義を得るために闘った欧州の市民からマ学ぶことが出来るし、またこれから海外の市民にこのおぞましい日本の小沢事件を訴えるためにドレフュス事件との類似性(しつこいようだが、小沢が軍服を着ていないから類似性は無い、などというような皮相的な類似性ではない。政治的な類似性だ。)を取上げるのは意味がある。私はこれから小沢事件を海外の人に話す時に、ドレフュス事件のような事件だ、ということにしようと思う。彼らは11さんのように軍服を着ているのかなどとは云うまい。

ちなみに、大佛次郎の「ドレフュス事件」には、ある日突然、フィガロが「ブーランジズムの舞台裏」という匿名の記事を掲載した、と書かれている。これは大騒ぎになった。将軍のスキャンンダルー金、女、権力、違法、横領、無能さーなどを一挙に暴いたからだ。(今後小沢事件がいっそうドレフュス事件に類似してきたときには、例えばちょうにち新聞がライオンヘアーの元首相の数々のスキャンダルを掲載するのに相当するかもしれない。)そしてブーランジェはピストル自殺をした。そこまでの類似性を我々は見ることができないso far。


15. 2011年10月11日 23:16:47: EVskgte9f6
はぁ。皮相的ですか。

「軍人かどうかなんて皮相的」と指摘されたんで12では軍人(というか同じ組織かどうか)という言葉を取り除いて反論したわけですが、そこは全く触れずに、革命からはるか後期に作り上げられた解釈論に移ったわけですか。

ブーランジズムだのなんだのと仰いますが、んな思想的解釈は後世の人間が適当に作り上げたもので、事実関係としての相似性は相当無い。それは >>11 にあるように

>歴史的、社会的意味という観点から似ているという人はいないのではないか。

なんですよ。いいですか。『歴史的、社会的意味』という意味で似ていないのですよ。

もう終わりにしたいので、一つだけ指摘しておきます。

あのフランス革命でさえフランス国民の間ではブルジョアジーの革命ではない、革命後期に流血事件が起きたのは思想がおかしくなったから、などといわれているのですよ。

実態は違います。ブルジョア階級が労働階級の運動を抑えられなくなって、自分達の既得権益を守るために、主張としての矛盾をかかえつつも労働階級を指導して革命に参加したのです。だから、後期の流血事件を起こした張本人と、革命前期の指導者が同一人物なのです。思想がおかしくなったわけじゃなくて、人間とはそういうものだからです。そこを認められないのは、あの革命は全て必然的で、何も間違いは無かったと思いたい人間の本性にようるものです。

ですが、牽強付会を続ければ、そういう結果を招くんじゃないですか。
この世は個々の人の面子にふりまわされていいとは思いません。


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