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私には素朴な疑問がある。小沢氏は一般国民的には昔から悪人と言う評価が圧倒的だが、本当にそうなのかしら?客観的に考えたらそんな悪人が何十年も政界で力を保持し、尚且つ選挙にも当選して生き伸びて来られるのだろうか?仮に一般社会に置き換えたらそんな悪人であれば誰も人がついて来なくなるだろう。そして、そのうち誰にも相手にされなくなり孤独に生活するしかないはずだ。
そんな中、民主党の輿石東幹事長は8日のテレビ番組で、政治資金規正法違反罪で公判中の小沢一郎元代表について「めったに出てこない、卓越した政治家だ。5年、10年後の日本をきちんと見据えている。小沢さん抜きの民主党はないし、小沢さん抜きで民主党の明日もない」と擁護した。
元代表に対する印象がよくないとの指摘には「つくられたイメージだ。小沢さんの本当の姿を国民に知ってもらいたい」と指摘。「被災地の先頭に、一日も早く立っていただきたい」と述べたという。このフレーズの中にもあるように小沢を必要だと云ってる人が少なからずいるのだ。
マスコミは、輿石は親小沢だから当然だ!擁護しただけだと言うであろう?っていうか、代表選でも分かるように党を二分するほど小沢を必要とする人はいるのだ。この事実からしてみてもただの悪党ではないというのは簡単に理解出来るはずだ。ただの悪人であればとっくに消去されているだろう。
一般国民で実際に小沢に会って話をした人は少ないはずだ。増しては人間性などが分かる訳はない。だからこそ、既得権益者たちにいいように騙されてしまうのだ。彼らはマスコミを自由自在に操り、国民を自分たちの都合の良いように洗脳して、小沢=悪人の世論を作り上げてきたのだ。
一部のインテリを除き、大多数の一般国民は新聞・テレビの報道はすべて正しい、という安易な潜在意識を持っているのは紛れもない事実だ。現在の悪人小沢像はそんな潜在意識を利用した、サブリミナル効果もしくは、スプラリミナル知覚で作り上げた結果でしかない!
ちなみにサブリミナル効果とは目に見えないほどの早さで映像を挿入して、あるイメージを植え付ける手法だ。学術的には意識されないレベルで呈示された刺激の知覚によって脳などに何らかの影響を与えることだ。スプラリミナル知覚とは逆に、意識されるレベルで呈示された刺激の知覚により与えられる影響のことである。テレビなどで小沢氏を紹介する時に、タイトルバックに小沢のイメージを損なうような傲慢な態度の写真を使用するなどだ。
マスコミはその効果を変幻自在に使い分けているのだ。輿石が言うことをさり気なく擁護したと表現するあたりに恣意的・意図的なマスコミのサブリミナル的な作為が判明するのだ。実際に輿石幹事長は文脈通りに正直にそう思って話したはずだ。しかし私的に、この擁護の使い方を翻訳すれば、「輿石幹事長は小沢が犯罪者で気の毒だから庇ってあげた」という意味にしたいのだ。明らかに、小沢=犯罪者という位置づけを刷り込んでいるのだ。
現実に裁判が始まっているので被疑者ではあるが犯罪者ではないのだ!小沢に対して、毎日のごとくそこかしこに、こんな表現を意図的にしていれば、小沢=悪人のイメージしか出来上がらないのだ。私も含め国民は、マスコミ報道をネットやツイッターなどとも比較して、どの情報が正しいのか取捨選択すべきなのだ!
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