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小沢氏、尿管結石だった 見舞いの女性議員に「石が出たらやるよ」
http://news.livedoor.com/article/detail/5922254/
2011年10月08日08時05分 提供:スポーツ報知
腰の痛みを訴え、かかりつけの日本医科大病院(東京都文京区)に緊急入院した民主党の小沢一郎元代表(69)の病名は尿管結石だった。同病院が7日に記者会見して明らかにした。入院は1週間程度を見込んでいると説明。14日に予定される「陸山会事件」の第2回公判は、開廷の有無を11日に協議する。6日夜に嘔吐(おうと)や左腰の激痛に襲われた小沢氏だが、この日は見舞いに訪れた支持議員に「石が出たらやるよ」と冗談を飛ばすなど元気な様子だった。
「お騒がせしてしまった。調べてもらったら尿管結石だった」。衝撃の緊急搬送から一夜明けた7日朝、小沢氏は民主党の輿石東幹事長(75)に電話で病状を伝えた。
約3年前から担当医を務める本間博・第1内科准教授は、同日昼に会見。小沢氏の病状を「左の尿管と膀胱(ぼうこう)の移行部に結石がある」と説明した。石は直径約4ミリ(尿管は同2ミリ)で「かなりタイトで、発作の時はかなり痛かっただろう」。この日、痛みは落ち着いており、今後は自然に石を出すため、投薬治療を行う。入院は約1週間の見込み。
本間医師によると、小沢氏は2日に尿道の違和感、尿が濃いことに気づいた。5日に同病院での定期健診で、検尿で鮮血を確認していた。政治資金規正法違反で強制起訴された小沢氏は6日、東京地裁での初公判後、都内の中国料理店で側近議員と会食中の午後8時半頃に腰の痛みを感じ、嘔吐した。同9時頃に東京・世田谷区の自宅に帰宅。同10時半頃に症状が再発し、再び嘔吐。救急車で同病院に搬送された。
同病院にはこの日、山岡賢次国家公安委員長(68)ら小沢氏支持派議員10人以上が見舞いに訪れた。小沢氏は白いガウン姿で寝ており、女性議員らが入室すると「まだ、石が外に出てねえんだよ。出たらやるよ」などと軽口を叩き、元気な様子だったという。側近の松木謙公衆院議員(52)は「だいぶ、落ち着いている。食事はお水と点滴。顔色はいつもより白い」と説明。谷亮子参院議員(36)は「早くコロっと(石が)落ちてくれるといいですね。これから毎日でも(見舞いに)来たい」と“小沢氏ラブ”を強調した。
第2回公判は14日に迫っている。小沢氏の主任弁護人の弘中惇一郎弁護士(65)はこの日夜、次回公判について、裁判所と指定弁護士との3者で開廷の有無について11日に協議することを明かした。公判延期の可能性も出てきた。野党が要求している小沢氏の証人喚問を含め、今後の政局に影響を与える可能性はありそうだ。
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