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初公判で思い出した検事の言葉 [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2011/10/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
きのう(6日)は小沢元代表の初公判で、世間は大騒ぎでした。いや、世間というよりも、大騒ぎはマスコミの方でしょうか。私のところにも取材が殺到しています。
私自身、陸山会事件の初公判の日のことは、よく覚えています。前日夜は、最初の事情聴取を受けた東京ドームホテルに泊まり、そこから地裁に向かいました。あえて、嫌な思い出の場所を選ぶことで、自らを鼓舞しようと考えたのです。
小沢氏は自宅から向かったようですね。こんな時でも平常心を保っていられるとしたら、さすがは剛腕です。
小沢氏は意見陳述で、「国家権力の乱用」「憲政史上の一大汚点」と激しく検察の捜査を批判していました。意見文はA4用紙5枚分もある力作で、小沢氏の思いがストレートに出ている。政治と検察とのあり方を考える上でも、「自分自身が先頭に立って闘う」という強い思いが伝わってきましたね。
私が逮捕された時、特捜部の吉田副部長は「鳩山さんは利口だったよね」と言っていたものです。「でも、あなた方は徹底抗戦だから……」と。つまり、鳩山氏は秘書に罪を認めさせ、検察に全面服従したから、本人はおとがめナシで済んだ。われわれの場合は、逆らったから小沢氏に至るまで徹底的にやられた。今思うと、そういうことだったのかと思います。だとしたら、ますますここで退くわけにいかない。絶対に負けられません。
私の有罪判決が出たのが9月26日。ずっと張りつめていた反動で、グッタリ疲れきって、翌日は仕事もはかどりません。思い切って、夕方から休みをもらって、彼女と上野の寄席に落語を聴きに行きました。どんな演目だったかも覚えていないくらいで、ちっとも笑えなかったですけどね。
実は、生まれて初めて落語に行ったのは、逮捕される直前でした。マスコミに追い掛け回されるのが煩わしくて、逃げ出したかった。こういう時、小沢氏なら囲碁を打つのでしょうが、私の場合は落語だったのです。
彼女と落語に行った帰り、食事をしている時に、ふと「ひと区切りついたことだし、結婚でもするか」と切り出して、OKをもらいました。その後、小沢側近の川島智太郎議員に頼んで、結婚することを伝えてもらったのですが、小沢氏は「おー、知ってるよ」と言っていたそうです。まだ報道される前ですよ。どこから情報を得ていたんでしょうね。驚きました。
現在進行形で大きな影響力を維持している政治家が法廷に立つのは、田中角栄氏以来のこと。小沢氏はロッキード裁判を欠かさず傍聴したそうですが、私は行くつもりはありません。なぜなら、私も「当事者」になってしまっている。証人として出廷もします。ここが、ロッキード裁判での小沢氏の立場と決定的に違う。それに、私はすでに、裁判官の「推認」で有罪となってしまった。このことが小沢氏の裁判にどのような影響を与えるのか。まったく予想できませんが、粛々と無実を訴えていくしかありません。
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