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竹中平蔵という人物 竹中平蔵と人頭税 竹中平蔵と朝日新聞・テレビ朝日
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/277.html
投稿者 matuo 日時 2011 年 10 月 04 日 01:36:56: QaQYEIhGq3FHw
 



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『Voice』 2001年5月号

竹中平蔵・櫻井よしこ連載対談 目を覚ませ、日本人 第5回

人頭税ほど公平な税制はない

竹中:9条以外についてはいかがでしょうか。

櫻井:第3章です。10条から40条まで合計31カ条あり、憲法のなかでいちばん大きな章です。この章を読んでおかしいと思ったのは、「国民の権利及び義務」という章にもかかわらず、「権利」と「自由」がたくさん出てきて、「責任」と「義務」がほとんど出てこないことです。ちなみに、数えてみたんです(笑)、「正」の字を書きながら。すると、「権利」が16回で「自由」が9回、「責任」が4回で「義務」が3回でした。では、いちばん少ない3つの「義務」は何かというと、「教育の義務」「労働の義務」「納税の義務」です。教育の義務は、教育を受ける人のためにもなるものですから、義務といっても権利に通ずるものです。2番目の労働の義務については、いまどき働かずに食べている人はいくらでもいるのですから、これも純粋な義務とはいえません。ならば最後の納税の義務が日本国民に求められる憲法上の唯一の義務ということになります。で、この義務を守っているのかといえば、両親と子ども計4人の標準世帯で課税最低限が368万円です。この所得税をサラリーマンの24%が払っていません。法人税にしても、250万近い法人の65%が赤字で国税を払っていません。事実上たった1つの義務である納税の義務すら守っていない人と法人がたくさん存在するのです。日本には、ほんとうの意味での「義務」がない。義務は果たさなくてもいいですよ、というのがこの憲法です。

竹中:いったい、どんな国民がつくられてしまうのでしょう。

櫻井:赤字法人になったら国税を払わなくてもいいというのは、すごくおかしいと思いませんか?

竹中:ものすごく、おかしい。

櫻井:世界でもっとも金持ちといわれている国で、自分の会社を帳簿上、赤字にして、1銭も国税を払わない経営者がいます。赤字法人の経営者は経営の失敗者なのです。経営者としての能力のない人々に、日本国憲法も、憲法に基づいて定められた税法も、国税を免除して守っていやろうというのが、憲法、税法を貫く価値観です。つまり日本国の根幹の憲法や法律は、日本の経営者に「無能になりなさい、もっとバカになりなさい」といっていることになります。また、この憲法は「自立」の重要性について何もいっていません。「自己責任」についても触れていません。自立も自己責任もない人間は、品性にも欠けるのではないでしょうか。

竹中:憲法の前文、なんかすごい作文だと思いませんか?

櫻井:美しい言葉をたくさん並べていますけれど、じつに読みにくいですね。

竹中:そうなんです。だから前文などいらないという説もあります。前文および3章には理念が書いてありますが、もしかしたら理念はすごくシンプルでいいのかもしれません。クドクド書くのではなくて、われわれは自由で種々の権利をもっているが相応の義務を果たさなければならない。国家とは自立型社会のなかで一定の役割を果たすものである、ということを書くのに、こんなにスペースはいらないかもしれませんね。理念はすごく重要ですが、理念についての論議は、じつはそれほど深まらない。それよりもわれわれが憲法に求めるのは、この国の基本的な「かたち」ですから、三権分立の下の仕組みについて規定した4章以下の部分について議論を深めていく必要があるように思います。

ただ、基本的な理念はきちんと盛り込まなければいけません。先ほどの赤字法人の話に関連しますが、「法人」と私たち「自然人」との関係をはっきりさせるべきです。法人とは企業などに法的な人格を与えることで、納税をはじめとする法律行為をなさしめようということです。一般的な法人として会社を考えると、法人から税金を法人税というかたちで徴収し、同時に個人から所得税というかたちで徴税するのは、どこか間違っています。つまり、会社が儲かった場合には個人の所有する株の値段が上がるのですから、個人に課税すればいい。別の考え方、つまり法人税とは所得税の前払いだという理論に従うならば、社員が税金を払う必要はなくなるわけです。いまは二重取りをしているようなものなのに、どちらの考え方を採用するかという理念が曖昧で不透明です。しかも、儲かった人、頑張った人により多く課税し、頑張らなかった人には課税しないなんて、きわめて不公平です。

櫻井:懲罰的ですね。

竹中:そうです。ならば人格をもっている人には一律に税を課せ、ということになります。ある方との対談で、「いちばんいい税制は何だと思いますか?」と聞かれて、「人頭税でしょう」と答えたことがあります。これほど公平な税制はありません。究極の外形標準税ともいえる。

櫻井:儲けても儲けなくても、存在するものに対して課税するということですね。

竹中:われわれがほんとうに同じように責任を果たし、義務を負うのであれば、税は所得に対して課するのではなく
て、人頭税が望ましいでしょう。こういう理念を明確にした憲法にしてほしい。

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2001/04/10/post_42/

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ちょっと文が長いんで

読まれるのが大変だと思いますが

竹中平蔵という人物は このように

お金持ちを助けて 貧乏人に負担をさせる

そういう経済思想の持ち主なんですよ

つまり 強きを助けて 弱きをくじく

そういう人なんです

櫻井よしことの対談の中身が わからなかった方に

すこし わかりやすいように説明しますね

「人頭税」とは何か

簡単にいえば

お金持ちも 貧乏人も 同じ税金の額を払いなさい

ということです

日本人の所得や資産といっても いろいろですよね

年収1億円で 資産10億円という人もいますし

年収400万円で 資産300万円という人もいます

今の日本人の平均年収は だいたい400万円くらいなんですけどね

でも 派遣社員、パート、アルバイトといった

いわゆる非正規雇用の人たちは

年収が200万円以下の人たちが 多いのです

で、その人頭税というのはですね

年収1億円の人も

年収150万円の人も

まったく同じ税金の額を払いなさい

ということなんです

「日本人の税金は みな均一で 年間に100万円(ここの設定では100万円ということですが)を払いなさい」

こういうことなんです

ようするにですね

年収1億円で 資産10億円の人も

年収150万円で 資産0円の人も

同じ税額の 100万円を払いなさい

こういうことなんですよ

年収1億円の人は

100万円税金を納めても

残りは 9900万円あります

一方

年収150万円の人も

やはり同じ100万円の税金を 納めなければいけないわけですから

残りは 50万円になってしまいます

これが人頭税です

どうしますか

手取りが 年収で50万円とか

生活していけないですよね

こんな税金システムを取り入れた国なんか、ないだろ あっても昔だろ

と言われる方もいらっしゃると思いますが

近代では

あのイギリスのサッチャー首相が 実際、この人頭税を導入したんですね(笑)

もちろん さすがの国民も これには猛反発して

サッチャー首相は辞任に追い込まれ

長かったサッチャー長期政権は終わりました

で、竹中平蔵さんは

この「人頭税」が 一番公平で正しい

と主張する学者なのです

この記事を読まれてる方にも

お金持ちの方もいらっしゃると思いますし

私のような貧乏な方もいらっしゃると思いますし

この竹中平蔵が主張している「人頭税」を

正しいと思われても

人の考えは いろいろですから かまいません

ただ いずれにしても

竹中平蔵という経済学者は このような思想の持ち主だ

ということをですね

それを知って頂きたいと思って

この記事を書きました

朝日新聞やテレビ朝日を中心に

「大マスコミ」で もてはやされていた(過去形ではなくて盟友の木村剛の裁判が終わればまた復活の可能性大)

竹中平蔵という人は

こういう人なんですよ

逆を言えば

朝日新聞やテレビ朝日は このような輩を

小泉政権以降 ずっともてはやしていたのです

これが今の朝日なのです

これが今のマスコミなのです

小泉構造改革の司令塔をやっていた 竹中平蔵という人物は

こういう人なのです

http://blog.goo.ne.jp/shisoutetugakunoheya/e/b6f518f2a22b7a2982178e374446c53c

 

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コメント
 
01. matuo 2011年10月04日 01:39:36: QaQYEIhGq3FHw : N77QH7xyU2

竹中平蔵という人物 竹中平蔵と人頭税


02. 2011年10月04日 03:05:07: rWmc8odQao
忘れてはいけないのは、小泉氏、竹中氏ともに「財務族議員」ということです。そして、財務省の支配は今もつづいています。いや、今こそ絶好調かもしれません。

週刊現代
「新聞,テレビはビビッて報じない どじょう野田を操る"本当の総理" 勝栄二郎の正体」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/21453

【勝栄二郎氏の政治活動】
・菅伸子氏に対し財政再建の重要性を説いた。
・民主党の予算編成を助け、恩を売った。
・2年かけて野田佳彦氏を教育した。
・代表選の際、野田氏が1回目の投票で100票も取れるよう、影の選対本部長として、秘密裏に民主党議員に働きかけた。
・実質的に官僚機構のトップとなる事務方の官房副長官に竹歳誠氏を起用する。
・太田充氏を首相秘書官に起用する。
・増税路線の藤井裕久氏を党税調会長にする。
・増税路線の仙谷由人氏を政調会長代行にする。
・香川俊介官房長を、自民党の谷垣禎一総裁ら幹部のもとに通わせる。

そして、今から狙うのが…
東電は、電気料金の値上げで国有化を避けようとしているが、政府はそれを認めない。東電の優先株を国が引き受ける形での国有化が既定路線になりつつある。
そして、東電をつぶして、国民の支持を得たところで「消費税増税」というウルトラCを狙うという。

東電の処理についても、別角度で注目しなくてはならなくなりました。ヤレヤレ…


03. 2011年10月04日 05:48:07: ZJrdqRMEkc
>小泉氏、竹中氏ともに「財務族議員」ということです

竹中はついでに議員になっただけで、本職は「財務ゴロ」というべきでしょう。


04. 2011年10月04日 07:21:07: pphEUA8yso
ワルには検察の手が及ばないのか!?木村はトカゲの尻尾切りか?
放置国家所以か。

05. 2011年10月04日 11:01:04: oXjyYrHR4I
 竹中が金融経済財政担当大臣の時の情報がある。

小泉政権の竹中平蔵金融経済財政担当相が住民税逃れ!
◆竹中金融相に問う!「億ション売却と住民税逃れ」→「週刊ポスト」02.11.1
【「日本経済崩壊」の危機を「自分だけは回避」は姑息じゃないか】
●ニュース <TWP特報>竹中金融相・疑惑の取引/不動産売却と住民税逃れ●
納税証明書の公表を拒否
竹中氏が大臣に就任する前、89年から96年にかけての8年間に8回も日本と米国の間で住民票を移動させ、 住民税を節税していた(01年8月17・24日号)。
市民税、都道府県民税などの地方税は、毎年1月1日の時点で住民登録している住民に対して、自治体が徴収することになっている。 しかし、1月1日に住民票が日本になければ、自治体には捕捉できないため、実務上、税金を請求されない。
竹中氏は8年間のうち5回は1月1日に米国在住となっており、日本で地方税を払わなかった。
竹中氏の節税問題は国会でも追及され、民主党の上田清司氏や細野豪志氏らが納税証明書の公表を求めたが、 竹中氏は「アメリカでは閣僚の納税証明書の公表が義務づけられているが、日本ではそうではない」と今に至るまで拒否している。
税法の権威、北野弘久・日本大学名誉教授が改めてこう指摘する。
「竹中大臣の住民税未払いは租税ほだつ犯にあたる可能性がある。 わかりやすくいえば、二重帳簿による脱税と同様の悪質さがあるのではないかということです。
1月1日に住民票を海外に置いておけば、地方自治体が住民税を取れないことがわかっていて意図的に行った場合、 犯罪行為にあたる。…」
 竹中氏は今や経済財政大臣に加えて金融大臣を兼務する経済政策の立案と実行に責任を負う立場だ。 問題をウヤムヤにするわけにはいかない。
http://www.weeklypost.com/jp/021101jp/news/news_3.html
経済のエキスパートである竹中平蔵経済財政&金融担当相に、
あろうことか立て続けに脱税疑惑が取り沙汰されている!(中略)
このほか、初値で「4700円」を付けたあのマック株を未公開時に「1450円」で取得するは、
不動産のインサイダー取引疑惑があるはで、
もはや、カネのためなら悪の限りを尽くす“財テク大臣”として悪名高い竹中さん…。(後略)
http://www.fusosha.co.jp/spapage/2003/spa282701_02.html


06. 2011年10月04日 11:24:10: GXXKNE7VKY
国民が国を守り維持するために税金を払うの払うのは当然の義務である。しかし国民がその税金を払いたくても払えなくしたのが竹中である。小泉竹中たった二人でこの国を貧乏国家にした。当然の結果として税収は落ち込んだ。政治は結果責任でありその責めは当然負わされるべきである。それをまるで何もなかった何もしてないがごとく振舞いのうのうとメディアに出て大きな顔をしたりさせたりしている国民が悪い。国民はなぜこんなに生活が苦しいのか税金も払えないのか原因は何か頭があるのだから考えなければならない。テレビや新聞で全てが覆い隠されており愚民が考えることをしないように操作されている。芸人の出る番組を見ない野球をみない新聞を読まないとか国民はしばしメディアから離れて考える時間を作らねば物事の本質を見ることはできない。メディアに触れた瞬間に国民は毒され何も考えない愚民になるのである。恐ろしい仕掛けが世の中を支配している。竹中はその支配者として国民を口で騙し国を食いつくした。日本人はこつこつとほとんど全員が精一杯努力しているのに自然に奈落の底に落ちたのではない。それも自然災害や世界経済の低迷によって落ちたのではない。小泉竹中たった二人で奈落の底へ落とされたのだ。変人奇人といわれた人間に権力を持たせ宗主国に骨の髄まで洗脳された男を付けた最悪の結果だ。二人は未だにつるんで大使館に出入りしているようだ。気をつけねばならない。

07. 2011年10月04日 14:49:55: cOnYXdQbyY
「人頭税」は、ひどい。
イギリスのサッチャー政権が導入しようとして、
国民の猛反発に合い、頓挫した例がある。

人頭税を導入されるくらいなら、消費税率を引き上げたほうがはるかマシ。

ところが、日本は実質的にすでに人頭税が導入されている。

■貧困層をより貧しくする日本の歪んだ所得再配分
その理由は、国民年金や国民健康保険の逆進性が高いことにある。
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/a7a46973b48f0cf47a3a4b47e7024ac5/page/2/

国民年金や介護保険などの保険料は、一定の条件下での免除規定を除けば実質的に人頭税になっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%A0%AD%E7%A8%8E
消費税でも逆進性は問題になりましたが、国民年金保険料は、担税能力をまったく考慮しない点で、
逆進性以前の、中世の人頭税とまったく変わらない前近代的税制です。
http://www.lint.ne.jp/~kyuma-ao/h-whyfix.htm
国民年金は史上最悪の人頭税
http://www.unkar.org/read/namidame.2ch.net/eco/1223157235
国民年金保険料はサッチャー政権でさえできなかった人頭税である。

国民年金はサッチャー政権でさえできなかった人頭税である。
http://news.livedoor.com/article/detail/5000699/
NHK受信料も、担税能力をまったく考慮しない点で、人頭税に近いな。
(ただ、いまのところ強制徴収がないから、完全に人頭税とはいえないが)

◎社会保障の企業主義と保険料の逆進性こそ大問題
消費税の逆進性=所得が低い人ほど負担割合が重くなる=はよく指摘されています。
それはもちろん、問題です。消費税増税が庶民ほど直撃し、消費を冷え込ませかねない。
しかし、もっと大問題は年金、介護、医療の保険料の逆進性です。
わたくし、さとうしゅういちのことで恐縮ですが、御紹介します。
わたしは、新たな挑戦のため、民主党を離党させていただきたました。
さらに、正規公務員をこのたび退職させていただきます。
今までは、健康保険も、事業主と折半で保険料を負担してきました。
税引き前年収440万円前後で月額の医療保険料が14500円程度。そういう状態でした。
ところが、これからはそうはいきません。
国民健康保険に入るか、いままでの地方職員共済組合を任意継続するかしなければなりません。
任意継続の場合も現役時代には事業主が負担していた部分を自分が払わなければなりませんから、負担は倍増します。
一方、国民健康保険税は前年の所得で決まります。
わたしが、計算してみたところ、どちらにしても、現役時代の二倍(三万円)程度の負担になることがわかりました。
わずかに、「任意継続」のほうが月額千円ばかりお得なのでこちらを選ばせていただく予定です。
所得が激減したのに、保険料は激増する。
ギャグのような話ですが、こういうところから貧困に落ち込んでいくことがよく実感できます。
もちろん、2010年度からは、会社都合で失職した方については、
「前年の所得を30%だったという前提で計算した保険料(税)」に減免する制度がスタートしています。
しかし、自己都合退職は対象外です。
多くの企業では、実質的な解雇でも自己都合ということにさせてしまう場合が多いのではないでしょうか?
「嫌がらせがあっても、自分から辞表を書いてはいけない」というのはこういうところでもいえると思います。
(あとで争う手段はありますが、面倒なのも事実です)。
介護保険料もひどい。大金持ちと生活保護ぎりぎりの人で、3倍しか違わないのです。
年金にしても基礎年金部分は一律の保険料です。
消費税の逆進性はもちろん問題です。しかし、もっと大問題は、保険料の逆進性です。
そして企業のセーフティネットから落ちこぼれた人は悲惨なことになるという点です。
消費税をいま、増税したら大恐慌は間違いない。しかし、「消費税増税反対だけ」を言えば良いわけではない。
「逆進性反対」こそ言わねばならない。そのように思います。
いい加減、福祉の企業中心主義を日本はやめねばならない。
それを民主党政権に少なくない人は期待していたのに裏切られたのではないか、とも思うのです。
ただ、一方で、民主党へのアンチテーゼとしてウケている河村たかし前名古屋市長の『庶民革命』も眉唾ものです。
本当に庶民革命をいうなら、住民税減税より前に介護保険料や国保料軽減などを打ち出すべきでしょう。
http://www.janjanblog.com/archives/30016

●貧困層をより貧しくする日本の歪んだ所得再配分
その理由は、国民年金や国民健康保険の逆進性が高いことにある。
所得移転には、年金給付や生活保護、児童手当などプラスの移転もあれば、
社会保険料や消費税のようにマイナスの移転もあるが、日本では生活保護の補足率が低いため、
最低生活水準の年収であっても、社会保険料や税を負担しているケースが多い。
独り親世帯に限らずとも、日本における所得再配分の貧困削減効果は、欧州先進国に比べかなり低い。

こうした日本の歪んだ所得移転を是正するには、「給付付き税額控除」と呼ばれる政策が一つのヒントになるだろう。
課税所得がなく、税金控除の恩恵を受けられない人に給付を行うことで、所得再配分を強化する仕組みだ。
日本ではまだ聞き慣れない政策だが、米国や英国、カナダ、オランダなどでは、すでに導入が進んでいる。(下の図表)
日本でも、中央大学法科大学院の森信茂樹教授を中心とする研究者グループが、
子育て世帯を対象にした「給付付き児童税額控除」を提言。
財源や税収が中立であっても効果をもたらす、とのシミュレーション結果を得ている。

貧困問題に対応するには、税制にまで踏み込んだ改革も避けて通れないようだ。
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/a7a46973b48f0cf47a3a4b47e7024ac5/page/2/

●国保滞納差し押さえ倍増/分割納付中に 年金・子ども手当まで/生存権脅かす非道/06年度→09年度
国民健康保険(国保)の保険料(税)を払いきれず滞納した人の「財産」を、
容赦なく差し押さえる動きが全国の自治体に広がっています。
厚生労働省の調査では、2009年度に全国で実施された差し押さえの件数は18万2583世帯に上り、
06年度と比べてほぼ倍増しています。

国保の保険料の収納率は08年度に初めて9割を切りました。
09年度も88・01%に続落し、過去最低を更新しています。
保険料が年々高くなり、払いたくても払いきれない世帯が増えているのが実情です。

ところが政府は保険料引き下げの手だてを講じないばかりか、「収納率向上」の取り組み状況を毎年示し、
自治体を競わせて過酷な徴収に駆り立ててきました。
06年度以降、滞納者の財産調査、財産の差し押さえ、
差し押さえ物件のインターネット公売などを実施する自治体が急増しています。(表)【略】

こうした非道な差し押さえが全国で横行しています。

国保の保険税滞納分を月3万円ずつ返済してきたのに、振り込まれた年金を全額差し押さえられた(群馬県前橋市)。
銀行口座に振り込まれた給与、子ども手当、国からの訓練・生活支援給付金などを予告なしに100件差し押さえ、
預貯金をゼロにされた人もいた(大分県宇佐市)。
09年度に883世帯の預貯金、給与、年金など2億2581万円を差し押さえた(島根県の21市町村)―。

自治体と面談して保険料を分割納付してきた人まで差し押さえの対象にするのは、従来の対応を逸脱する異常事態です。
給与・年金の生計費相当額や子ども手当などは法律で差し押さえが禁止されています。
にもかかわらず、銀行口座に振り込まれた途端に「金融資産」とみなして差し押さえる脱法的手口まで広がっています。
生計費を奪い、生存権を侵害するやり方です。
http://news.livedoor.com/article/detail/5324529/

●国保証とりあげ7万世帯増/収納率は最悪
http://news.livedoor.com/article/detail/5321448/


08. 2011年10月04日 18:50:34: sWDtD0HhJI
どこまで欲が深いのか。

09. 2011年10月04日 22:56:57: sWDtD0HhJI
NHK受信料は実質人頭税である。

どんな貧乏人も一律、生活保護者は免除されるらしいが年収150万でも同額。

これを受け取るNHK職員の平均年収は軽く1000万を超す。

どうだ、おそれいったか。


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