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元秘書3人が26日、全員有罪判決を受けたことで、10月6日に自身も初公判を迎える民主党の小沢一郎元代表はまさに満身創痍の火だるま状態だ。
だが、小沢氏をめぐる政治資金問題は今回の政治資金規正法違反事件だけではない。
これまでも法の網目をすりぬけるような手法で「錬金術」を駆使しており、起訴事実はむしろ疑惑の氷山の一角にすぎない。(阿比留瑠比)
「ノーサイドにしましょ、もう」
野田佳彦首相は8月29日に民主党代表に選出後、党所属議員にこう述べ、親小沢・非小沢の対立の解消を訴えた。
さらに、小沢氏に近い輿石東参院議員会長を幹事長に起用するなど党内融和に意を用いてきたが、9月26日に記者団に今回の有罪判決の感想を何度求められても無言を通した。
小沢氏が抱える政治資金問題に目をつむってきた首相の姿勢は、果たして妥当だったろうか。
「法律に背いているかどうかではない。道義的な部分で背いていることで、国民の信頼を失っている」
これは鳩山由紀夫元首相が野党時代の平成19年、自民党政権を批判した言葉だ。
後に自身の偽装献金問題や実母からの月額1500万円の「子ども手当」問題が発覚する鳩山氏だが、この指摘は的を射ている。
小沢氏をめぐっては、
(1)政党助成金の返還逃れ疑惑
(2)資金管理団体による不動産購入による蓄財
(3)使途不明な組織対策費支出
−などの資金問題が浮上してきた。
いずれも直接、法律違反に問えずとも、一般社会の常識とはかけ離れていることは間違いない。
自身が党首を務めた自由党が15年に民主党に合併する際には、自由党は解党当日に小沢氏の関係政治団体である「改革国民会議」に13億6816万円(うち政党助成金分が5億6096万円)を寄付している。
政党助成法では、「解散時に残高がある場合は国に返還しなければならない」(33条)にもかかわらずだ。
資金管理団体「陸山会」による小沢氏名義の不動産購入は10億円相当に達する一方、なぜたくさんの不動産が必要かは明確にしない。これらは小沢氏に不慮の事態があれば親族が相続することになる。
小沢氏が率いた新進、自由両党や小沢氏が要職にあった民主党で小沢氏に近い議員に支出された党本部からの組織対策費は計100億円を超える。対策費は手書きの領収書があれば使途の説明はいらない。
それどころか、支出を受けたはずの複数の議員が「実際は受け取っていない」「使途は知らない」と答えており、まさに闇に消えている。
「不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で正義と真実を求めて敢然として戦う人物に2人会った。1人は私の政治の師である田中角栄先生(元首相)。もう1人は鈴木宗男先生だ」
小沢氏は今月21日、新党大地の鈴木代表の政治資金パーティーでこう述べた。
ロッキード事件で上告中に死去した田中氏と現在収監中の鈴木氏に自身の姿を重ね合わせたのかもしれないが、「正義と真実」という言葉はふさわしくない。
(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/529690/)
[コメント]
>自身が党首を務めた自由党が15年に民主党に合併する際には、自由党は解党当日に小沢氏の関係政治団体である「改革国民会議」に13億6816万円(うち政党助成金分が5億6096万円)を寄付している。
政党助成法では、「解散時に残高がある場合は国に返還しなければならない」(33条)にもかかわらずだ。
小沢の汚い手口が本記事では多々記載されています。
上記はその最たるものでしょう。
「政党助成法」の趣旨を踏みにじるものであり、これだけでも小沢を証人喚問で追及する必要があるのです。
今回の裁判では、水谷建設から小沢側への巨額の裏献金が、数多くの証拠に基づいて認定されました。
西松建設から小沢側への偽装献金に至っては、今回の裁判の他に別の裁判でも事実認定され、小沢側への贈賄者は犯行を認めて有罪となっているのです。
贈賄側が犯行を認めて有罪になっているのに小沢は逃げとおす。
こんな不公正なことが許されてはなりません。
この件だけでもまた、証人喚問で小沢を追及する必要があります。
このように、ちょっと拾い集めただけでも小沢の金の問題(それも悪質なもの)は、山ほど出てきます。
膿を出し切るいいチャンスと前向に捉えて、小沢式金権政治を葬ることに全力を尽くすべきなのです。
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